CCI「Commodity Channel Index」平均化価格からの乖離を見る
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CCIとは
- 現在値と移動平均線との距離が過去の距離に比べてどれだけ違いがあるかを数値化したもの
- 相場の過熱感がわかる
- トレンド発生のサインがわかる
相場の過熱感を知るインジケーターとしてRSIなどが有名ですが「RSIではエントリーポイントをしっかりと掴むことができない」という人も多いのではないでしょうか?
そのような人におすすめのインジケーターがCCIです。
CCIはオシレーター系インジケーターとして、RSIやストキャスティクスなどを補完する役割を持ち、他のインジケーターと併せて使用することによってトレンドの把握やエントリーポイントを詳細に知ることができます。
あまりメジャーとは言えませんが、インジケーターを使ってチャート分析をする上で、知っておいて損はありません。
CCIの計算式から、CCIが示すエントリーポイントについて詳しく解説していきます。
目次
最強のテクニカル分析は?
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CCIの計算式
CCIの計算式は次のようになっています。
CCI = ( TP – MA ) ÷ ( 0.015 × MD )
※各文字の意味は以下を参照
TP:( 高値 + 安値 + 終値 ) ÷ 3
MA:TPのN期間単純移動平均
MD:過去N期間の | TP – MA | の平均
N:パラメータ(14が使われることが多い)
他のインジケーターで一般的に使用される終値ではなく、CCIは「高値+安値+終値」の平均値が使用されるのが基本です。
また、設定値(N)を変更することができますが、デフォルトの設定は14となっています。
これは移動平均線は7、14、42といった7の倍数が相場の転換点をとらえやすい期間設定であると説いたJ・ウェルズ・ワイルダーの主張に起因しているものと考えられます。
短い期間の移動平均線との乖離を知りたい時はNを小さく設定し、長い期間を知りたい時には長く設定することが可能です。
CCI計算式の意味
CCI計算式が示す意味と、値がどんな意味を示しているのかについて詳しく解説していきます。
現在値と移動平均線の距離を過去の平均と比較する
CCIの計算式を紐解くと次のようになります。
- TP – MA:現在値と移動平均線の距離
- MD:過去N期間の ( TP-MA ) の平均(過去の移動平均線 – 過去時点の値と移動平均線の距離の平均)
つまり、今の「現在値と移動平均線の距離」は過去の平均と比較してどの程度離れているのかということを示しています。
これをイメージで表すと以下の画像のようになります。
一般的に価格が移動平均線から離れたら逆張りサインなどと言われていますが、CCIはそれを視覚化したインジケーターとなります。
移動平均線より上に離れすぎていれば+100%を超える
現在値が移動平均線より上に離れていればCCIは+になり、大きく離れると+100%を超えることがあります。
CCIの+100%が意味するのは、CCIの計算式において分子が分母を上回っている状況です。
例えば、分子(現在の乖離)が1、分母(過去の乖離)が0.8であれば、1÷0.8=125%となり、過去の乖離よりも大きな乖離をしているということがわかります。
そのため一般的に+100%を超えると、買われすぎていると判断することができます。
例えば、上昇トレンドが大きくなり、過去の移動平均線との距離よりを越えれば、分子が分母を超えるため+100%を超えます。
マイナスに離れすぎていれば-100%になる
一方、現在値が移動平均線よりも下に離れていればCCIは-になり、大きく離れると-100%を超えます。
一般的に、CCIが-100%を超えると売られすぎていると判断できます。
+100%を超えた時と同じように、過去N本文の乖離よりも大きな乖離になれば、分子が分母よりも大きくなるので-100%を超えることになります。
例えば、分子(現在の乖離)が-1、分母(過去の乖離)が0.8であれば、( -1 ) ÷ 0.8 = -125%となり-100%を超えます。
移動平均線と価格が離れていると逆張りのサインなどと言いますが、「どのくらい離れた時に逆張りを仕掛ければいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか?
CCIは±100%という分かりやすい指標によって、現在値が移動平均線から離れすぎているかどうかを簡単に知ることができます。
このように、CCIが+100%を越えれば「買われすぎ」-100%を超えれば「売られすぎ」と判断の目安になります。
移動平均線と接する部分が0%になる
下の画像では、メインチャートに移動平均線を、サブチャートにCCIを表示しています。
これを見ると、移動平均線と現在値が接したところでCCIが0%になっているのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
CCIが0%ということは、移動平均線と現在値が接しているということです。
一般的に、移動平均線と現在値が接するとトレント転換のサインなどと言われますが、CCIを見ればこのサインと見逃すことはありません。
他のトレーダーと差をつけるためのツールを紹介!
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CCIを学べるYouTube動画
CCIについて動画で見たいなら、fx neet orzの動画がオススメです。
このYouTubeチャンネルでは、FXの基本を面白おかしく解説しており、CCIについても分かりやすく説明してくれます。
シグナルの使い分けや他のインジケーターとの組み合わせなど、実際のトレードで使える知識も教えてくれるので、CCIが気になる方は必見です。
CCIの一般的な使い方
CCIの一般的な使い方は±100%を目安にエントリーポイントとエグジットポイントを探すことです。
また、0%でトレンド転換のサインと知ることもできます。
+100%で高値圏と判断する
CCIが+100%を超えた場合には、高値圏だと判断するのが一般的です。
+100%に到達したら「そろそろ下がる可能性が高い」と判断して売りポジションでエントリーをするか、買いポジションをエグジットする検討を始めるべきでしょう。
CCIが+100%を超えているということは、移動平均線から現在値が上に大きく乖離しているということですので、現在値が移動平均線に向かっていく、つまり価格が下落する可能性が高いと判断できます。
-100%で安値圏と判断する
一方、CCIが-100%超の場合には、安値圏だと判断するのが一般的です。
CCIが-100%に到達したら「今後下落する可能性が高い」と判断し、買いポジションのエントリーや売りポジションのエグジットを検討すべきでしょう。
CCIが-100%を超えているということは、移動平均線から現在値が下に大きく乖離しているということです。
現在値は移動平均線へ収束していく修正があるので、どこかで移動平均線に向かっている、価格が上昇する可能性が高いと判断することができます。
ただし、CCIは±100%が上限ではありません。
さらに移動平均線から乖離していく可能性もあるので、「高値圏・安値圏」を判断する際には他のインジケーターと併せて使用することが一般的です。
0%でトレンド発生のサインになる
CCIが0%ということは、移動平均線と現在値が接したということです。
一般的に移動平均線と現在値が接するということはトレンド発生のサインと言われているため、CCIが0%になったということはトレンドのサインと考えることができます。
CCIはトレンドのサインを知るためにも使われることが多いインジケーターです。
CCI設定値
CCIの設定値を変更することができるのは次の2点です。
- 期間
- 買われすぎ・売られすぎの目安
CCIの設定値をどうすべきなのか解説していきます。
期間
CCIの期間は一般的に14となっています。
これは、移動平均線の期間数について「7の倍数がよい」としたJ・ウェルズ・ワイルダーの主張が起因しているためです。
期間は移動平均線同様に自由に変えることができます。
「もう少し長いスパンでのトレンドが知りたい」という人は21期間などに設定することもできますし、「移動平均線は5期間を使用している」という人はCCIも5期間に設定するとよいでしょう。
普段使用している単純移動平均線の期間数に合わせてCCIの期間も設定するのがよいでしょう。
買われすぎ・売られすぎの目安
デフォルトの設定は±100%です。
しかし、「±100%ではダマシも多いからもう少し厳しくいきたい」という場合には、150%などのもっと厳しい数字へ変更することもできますし、±200に設定している人も存在します。
買われすぎ・売られすぎの目安は、エントリーポイントのサインになるものですので、ご自身がもっとも使いやすい数字へ設定するのがよいですし、使いながら使いやすい数字へと変更していきましょう。
CCIが示す売買ポイント
CCIが示す売買ポイントは一般的には次の通りです。
- +100%以上で売り
- -100%以下で買い
- ダイバージェンス
+100%以上で売り
CCIが+100%を超えたら買われすぎのサインです。しかしCCIは+100%が上限ではないので、そのまま上昇し続ける可能性も十分にあります。
そのため、次の2つを売買ポイントをするとよいでしょう。
- CCIが+100%を超え+100%を上から下に抜く
- 高値切り下げ安値切り下げの下降トレンド
上記2つの条件が揃った時には価格が下がっていく可能性が高いと考えられるので、売りのエントリーを検討すべきかもしれません。
-100%以下で買い
CCIが-100%を超えたら売られすぎのサインです。
しかし、-100%を超えて下がり続けることは十分にあるので、次の2つのポイントを合わせて売買ポイントを決定するとよいでしょう。
- CCIが-100%を超え-100%を下から上に抜く
- 高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド
上記2つの条件が満たされた時には、上昇する可能性が高いと判断できるので、買いのエントリーを検討することができます。
ダイバージェンス
ダイバージェンスとは価格とインジケーターが逆行している状況で、トレンドが反転する予兆と言われています。
例えば、レートが上昇しているのに、CCIが下降している場合にはレートとCCIでダイバージェンスが起きています。
この状況ではレートが下落する可能性が高いと判断できるので、トレンドの転換に備えて逆張りを検討することができます。
CCIの注意点・懸念点
CCIは移動平均線と現在地の距離感を知ることができる便利なインジケーターですが、次の3点には十分に注意する必要があります。
- 大きなトレンドを知ることができない
- 小さい動きに引っかかるダマシが多い
- 逆張りに使うと失敗することが多い
CCIの3つの注意点について詳しく解説していきます。
大きなトレンドを知ることができない
CCIは価格が移動平均から離れる都度、機動的に売買ポイントを探すことができるインジケーターです。
しかし、機動的に売買ポイントを探すことができる分、大きなトレンドを知ることには不向きです。
そもそもCCIは売買ポイントや反転ポイントを知るためのインジケーターですので、トレンドを把握するものではありません。
大きなトレンドを把握するためには移動平均線などと併せて使う必要があります。
小さい動きに引っかかるダマシが多い
CCIは機動的に売買ポイントを探すことができるがゆえにダマシが多いインジケーターでもあります。
±100%を超えているのに価格が反転しなかったり、0%になっているのにトレンドが転換しないことは珍しいことではありません。
特にパラメーターを14よりも小さくする場合には、頻繁に±100%を超えてくるので注意が必要です。
移動平均線からトレンドを見極めてCCIで売買ポイントを探るなど、他のインジケーターと併せて利用しましょう。
逆張りに使うと失敗することが多い
CCIだけで判断し逆張りをすると失敗することが多いという点にも注意しなければなりません。
CCIで注意しなければならないのは「上限が±100%ではない」という点です。
そのため、+100%を超えてもさらに上昇を続けて+150%を突破するなどということは決して珍しい話ではありません。
移動平均線やダウ理論などと併用し、トレンドの流れを見極めた上で逆張りを仕掛けなければ失敗が多くなります。
CCIだけで判断し、逆張りを仕掛けることは避けた方がよいでしょう。
CCIの成り立ち
開発者
ドナルド・M・ランバート
種類
オシレーター系
歴史
Commodity Channel Index(商品チャンネル指数)の略称。1980年に誕生して以降、世界中の多くのトレーダーに利用されています。
元々は商品市場において考案されたテクニカル指標で、今では株式・為替・債権の分析などに広く使用されています。
CCI豆知識
CCIの計算式には「過去時点の値と移動平均線の距離の平均」に定数0.015を乗じます。
現在値と移動平均線の乖離が過去の乖離と比べてどの程度の割合かということを知るためには0.015はない方が分かりやすいはずですが、わざわざ0.015を掛ける理由はなぜなのでしょう?
定数0.015が採用されている理由は、このインジケーターが採用された1980年代の商品市場では、買われすぎ売られすぎでトレンドが逆行するポイントが±100%となるように調整するための数値だと考えられています。
つまり、±100%がもっとも有効になるよう調整するための定数が0.015だと言えます。
今後、市場の動向などが変わっていけば、CCIの定数も変わってくるかもしれません。
CCI類似インジケーター
RSI
- 特定期間の上昇幅と下落幅の合計に対して、上昇幅の合計がどれくらいの割合かを表したもの
- 一般的に「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するために使われる
- 上昇トレンド・下降トレンドの判断にも利用できる
ストキャスティクス
- 特定期間について、最安値~最高値における現在値の相対的な位置を0~100%で示したもの
- 買われ過ぎ、売られ過ぎを把握し、トレンドの反転を素早く捉えられる
- 柔軟性の高いインジケーターで、丁寧なバックテストでダマシの頻度が少ないパラメータを検証することが大切
RCI
- 特定期間における期間と価格に順位をつけ、その相関関係を指数化したもの
- 一般的に相場の過熱感を判断するために使われる
- 上昇トレンド・下降トレンドの判断に利用できる
CCIが使えるFX/証券会社/仮想通貨取引所
CCIが使える主な証券会社・FX会社・仮想通貨取引所は以下の通りです。
証券会社
- GMOクリック証券
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
- マネックス証券
- 岡三オンライン証券
- DMM株
- カブドットコム証券
- auカブコム証券
FX会社
- FXプライムby GMO
- JFX
- DMM FX
- YJFX!
- ヒロセ通商
- SBI FXトレード
- LINE FX
仮想通貨取引所
- DMM Bitcoin
- bitbank
証券会社やFX取引所ではCCIは標準搭載されていることが一般的です。
ただし、アプリに搭載している会社はあまり存在しません。
仮想通貨にもCCIは活用できますが仮想通貨取引所のチャートではCCIは搭載されていません。Trading Viewを無料で利用することができる取引所でTrading ViewでCCIを使うことができます。
CCIはMT4・MT5で使えるか
CCIはMT4/MT5に標準搭載されています。
まずは下の画像のように、メニューバー→「挿入」→「インディケータ」→「Commodity Channel Index」の順番でクリックします。
「Commodity Channel Index」をクリックすると、下の画像のような数値を設定するウインドウが出てきます。
ここで期間や上限・下限を設定しましょう。