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テクニカル分析のインジケーターとチャートパターンを徹底解説【まとめ】

2023年02月08日 公開 
2023年09月06日 更新
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目次

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

相場分析方法は2種類

相場の分析は、上の画像のような形で以下の2つの方法に大別されます。

  • テクニカル分析
  • ファンダメンタルズ分析

テクニカル分析とは、過去の値動きから将来の動向を予測する方法です。

一方、ファンダメンタルズ分析とは、関連する基礎情報(ファンダメンタルズ)から分析対象の価値を把握する方法を指します。

例えば為替であれば、ファンダメンタルズとしては 各国の金融政策、財政政策をはじめ、経済状況を示す各種指標などが該当します。

これらのデータを基に分析を行うファンダメンタルズ分析は、個人投資家にとってハードルが高いところがあります。機関投資家との情報格差も大きく、かつ、分析に専門知識が必要となるからです。

これに対してテクニカル分析は、過去の値動きという誰でも入手できる情報のみで分析を行うため、個人投資家でも機関投資家と対等に戦うことができます。

今回は、この個人投資家が始めやすいテクニカル分析について、詳細に解説していきます。

なお、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析の特徴や違い、使い分け方についてより詳細に知りたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

テクニカル分析とは?

テクニカル分析のイメージ

テクニカル分析は上の画像のようなイメージで、過去の値動きから相場のトレンドや過熱感、パターンなどを読み取り、過去の傾向を踏まえて相場展開を予測する分析方法です

過去の値動きに関するデータはチャート上に表現され、視覚的に分析を行っていきます。

テクニカル分析は様々な方法がありますが、ここでは以下のような形で大きく4つに分類しておきます。

  • トレンド分析
  • オシレーター分析
  • チャートパターン分析
  • 体系的な相場分析理論

なお、この他にも時間の概念を排除した非時系列型の分析や、為替相場では少し使いづらいですが出来高に注目する分析もあります。

これらがどんな分析なのかそれぞれ説明した上で、分析をサポートするインジケーターを具体的に挙げながら紹介していきます。

インジケーターとは、過去の価格データを基に所定の計算を行って算出した値をチャートに表示したもので、種類が非常に豊富です。

次の画像は、テクニカル分析の方法をインジケーターを中心にまとめた家系図です。(分類方法はさまざまなので、一つの考え方として捉えてください。)

テクニカル分析の家系図

見ての通りインジケーターは非常に種類が多く、全てを個別に理解しようとすると大変かもしれません。

しかし、別のインジケーターから派生したもの、考え方が似ているものも多いので、それぞれのインジケータを横串を刺す形で頭に入れていくと、理解が早まるところもあるでしょう。

この記事では、これらのインジケーターの概要をザッと解説していきます。

テクニカル分析のおおよその全体像が見えてくると思いますので、ぜひ最後までチェックしていってくださいね。

テクニカル分析を学べるオススメ本

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テクニカル分析については、この記事や当サイト全体を通じて詳しく解説しています。

しかし本で網羅的に学びたい方には、『日本テクニカル分析大全』がオススメです。

この書籍は、テクニカル分析の普及・啓発活動を行うNPO法人「日本テクニカルアナリスト協会」による解説書で、伝統的技法から最新ツールまで、さまざまな手法が掲載されています。

そのためテクニカル分析について、幅広く知りたい方にはピッタリです。

この本を読めば初心者でも、多数のテクニカル分析の中から自分に合う手法を見つけられ、投資で成功する確率を高められるでしょう。

チャート分析の心強い見方として、手元に置いてみてください。

チャートの基本

本題のテクニカル分析に入る前に、チャートに関する基本的なところを紹介しておきたいと思います。

チャートにはいくつかの種類がありますが、日本では次の画像のようなローソク足と呼ばれるものによって、構成されるものが一般的です。

ローソク足チャート

白い矢印で示しているように、縦軸が分析対象の価格を示しており、横軸が時間で右に行くほど時間が進んでいきます。

ローソク足のような形状をしたものが横にいくつも並んでいますが、一つ一つが一定期間の四本値(始値・終値・高値・安値)を示しています。

これによって、1本のローソク足でも4つの情報を取得でき、その期間にどういった値動きがあったかが読み取れる機能が備わっています。

なお、このローソク足の見方の基本は、以下の記事で詳細に解説してますので、自信のない人はしっかり確認しておいてください。(基本はとても大事です!)

水平ライン分析とトレンドライン分析

水平ラインとトレンドライン

チャートの基本的な見方と併せて押さえておきたいのが、上の画像ような形でチャート上にラインを引いて分析を行う方法です。

横に水平な青ラインは「水平ライン」で、特定の価格水準を示すラインです。

相場においては過去の価格が意識されることが多いですが、例えば過去の最高値や最安値といったところに水平ラインを引くことで、重要な攻防ラインをあらかじめ補足することが可能です。

一方、斜めのオレンジラインは「トレンドライン」で、価格が一定のペースで変動していくラインを示しています。

例えば、上のように上昇時には右上がりのトレンドラインを引きますが、これを割らずに推移していれば上昇ペースがキープされており、割り込んでくると上昇ペースが落ちてきている、といったことが読み取れます。

水平ラインやトレンドラインを使った分析は、ぜひ押さえておきたいテクニカル分析の基本です。以下の記事で詳細に解説しているので、気になった人はチェックしていただければと思います。

トレンド分析

トレンド分析とは、相場の値動きに現れる方向性(トレンド)を把握して、そのトレンドが継続するという仮定のもと、将来の値動きを予測する分析方法です。

トレンド分析を行う場合は、トレンド方向に乗っていく順張りのトレードを行うのが一般的です。

こういったトレンド分析をサポートするインジケーターはトレンド系インジケーターと呼ばれますが、例えば以下のようなものが挙げられます。

トレンド系インジケーター
移動平均線(Moving Average) 一目均衡表(Ichimoku Kinkohyo) MACD(Moving Average Convergence and Divergence) ボリンジャーバンド(Bollinger Bands) エンベロープ(Envelope) GMMA(Guppy Multi Moving Average) パラボリックSAR(Parabolic Stop and Reverse) DMI、ADX(Direction Movement Index, Average Directional Movement Index) ピボットポイント(Pivot Point)

では、これらそれぞれのインジケーターについて、概要をコンパクトにまとめて紹介していきます。

なお、各インジケーターを詳細に解説している記事も用意しています。この記事では触れていない内容も多いので、気になるインジケーターがあればそちらもぜひチェックしてくださいね。

移動平均線(Moving Average)

移動平均線

上の画像では、移動平均線をチャート上に表示しています。

移動平均線は、過去数期間分の価格の平均値を算出した値をつないだものです。

平均値を取ることで小さな上下動がならされて、チャートの全体的な流れを捉えやすくなります。

例えば、移動平均線が上向きであれば相場が上昇トレンドにある、下向きであれば相場が下落トレンドにあるという形で、相場を捉えられるようになります。

なお、上の画像のような形で複数の移動平均線を同時に表示することも多くあります。

この場合、黄ラインのように平均を取る期間が短い方を「短期移動平均線」、オレンジラインのように長い方を「長期移動平均線」といった形で呼びます。

平均計算の性質により、移動平均線がチャートに追従するスピードは、短期移動平均線が速く、長期移動平均線が遅くなります。

そのため、トレンドが反転していくような局面では、短期移動平均線が長期移動平均線を追い抜く現象(上の画像における白丸)が起こります。

これは「ゴールデンクロス」「デッドクロス」などと呼ばれる、テクニカル分析でも最も代表的なトレンド発生を示すシグナルの一つです。

この見方は他のテクニカル分析においてもよく出てくるので、しっかり押さえておくようにしましょう。

一目均衡表(Ichimoku Kinkohyo)

一目均衡表

上の画像は、一目均衡表をチャート上に表示したものです。

一目均衡表は日本発祥のテクニカルですが、現在では世界中で広く知られています。

一目均衡表を構成するのは、以下の5つのラインです。

ライン名内容
基準線過去26期間分における最高値と最安値の半値
転換線過去9期間分における最高値と最安値の半値
先行スパン1基準線と転換線の半値を26期間分先に移動させたもの
先行スパン2過去52期間分の最高値と最安値の半値を26期間分先に移動させたもの
遅行スパン現在の終値を26期間分前に移動させたもの

なお、先行スパン1と先行スパン2で囲まれたゾーンは「雲」と呼ばれます。

特徴的なのは、インジケーターを構成するラインが未来や過去に移動させられていることです。

これにより、例えば抵抗帯として働く雲は将来のゾーンに描かれることになりますが、将来の値動きのシナリオをイメージしやすいところがあります。

なお、一目均衡表におけるトレンド発生のサインとしては、以下の3つが知られています。

  • 転換線が基準線を追い抜く
  • 遅行スパンがローソク足を追い抜く
  • ローソク足が雲を抜ける

これらの全てが揃った状態は特に「三役好転」「三役逆転」と呼ばれ、大きく伸びる相場につながることがあります。

MACD(Moving Average Convergence and Divergence)

MACD

上の画像では、MACDは下側のサブチャートで表示しています。

このMACDは以下の3つから構成されるインジケーターです。

ライン名内容
MACD短期指数平滑移動平均-長期の指数平滑移動平均
シグナルMACDの単純移動平均
ヒストグラムMACD-シグナル

指数平滑移動平均とは移動平均の一種ですが、ここでは通常の移動平均と似たようなものと大まかに認識しておけば大丈夫です。(単純移動平均は、最もシンプルな平均の取り方をしたものです。)

MACDがゼロになる(=真ん中のゼロラインにクロスする)ということは、移動平均線のシグナルであるゴールデンクロスまたはデッドクロスが起こっているということです。

このMACDがゼロとなる手前で、MACDよりもゆっくり動くシグナルをMACDが追い抜くという現象(上の画像における白丸)が起こります。(ちなみに、このタイミングでヒストグラムはゼロになります。)

これはトレンドが発生したことを示す、MACDにおける代表的なサインです。

このサインは、移動平均線におけるサインであるゴールデンクロスやデッドクロスよりも早めに起こるので、より早いタイミングでトレンド発生の兆候を捉えられるわけです。

ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)

 ボリンジャーバンド

上の画像は、ボリンジャーバンドをチャート上に表示したものです。

ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心として、上下に1本ずつラインが引かれているという構成をしています。(ここではシンプルに1本ずつ引いていますが、2本ずつ、3本ずつ引くことも多くあります。)

移動平均線は過去数期間分の平均値のラインなのに対して、この上下のラインは過去数期間分の標準偏差±2σのラインです。

これを身近なテストの成績に言い換えると、移動平均線は平均点(偏差値50)で、下は偏差値30のライン、上は偏差値70のラインということになります。

なお、偏差値は“珍しさ”を示す指標です。具体的には、偏差値30以下、偏差値70以上になるのはいずれも全体の5%以下であり、かなりのレアケースであることを示しています。

ボリンジャーバンドでは、これを「それまでとは状況が変わった」と解釈し、トレンドが発生したとみなすことがあります。

つまり、±2σを終値で抜けてくるというのが、ボリンジャーバンドにおけるトレンド発生のサインとなるわけです。

ちなみに、これとは逆に、「異常な値になったのだから元に戻るだろう」という解釈をして、反転を狙う方法もあります。(こちらは、後述するオシレーター分析的な考え方です。)

1つ目の方法はトレンド相場で、2つ目の方法はレンジ相場で機能しやすいですが、相場状況に応じて使い分けるのがボリンジャーバンドを使う上でのポイントと言えるでしょう。

エンベロープ(Envelope)

 エンベロープ

上の画像は、チャート上にエンベロープを表示したものです。

エンベロープは、移動平均線を中心に、そこから所定の割合だけ離れたところにラインを引くインジケーターです。

この割合を何%にするかには決まりはないので、過去の相場でバックテストしながら調整するといいでしょう。

エンベロープの売買サインは、上に設定したラインに触れれば売り、下に設定したラインに触れれば買いとするのが一つです(上の画像における白丸)。

これは、相場はどんなに移動平均線と離れるような動きになっても、必ずどこかで移動平均線に戻ってきて接することになる、という考え方がベースにあります。

エンベロープはトレンド系インジケーターに分類されるのが一般的ですが、このように逆張りで使われることも多いインジケーターです。

GMMA(Guppy Multi Moving Average)

GMMA

上の画像では、GMMAをチャート上に表示しています。

GMMAは、指数平滑移動平均線をまとめて12本チャートに表示するインジケーターです。

上のチャートを見ての通り、期間の短い6本と期間の長い6本で色分けして表示されており、とてもきれいなのが特徴です。

GMMAは、相場状況に応じて様々な形状を描きます。

例えば上の画像右側の白丸部分のように、トレンドが発生するとGMMAの各ラインは秩序正しく大きく広がっていきます

逆に上の画像右側の白丸部分のように、トレンドがない状態では各ラインの間は狭くなり順序も乱れてきます。

こういった形で、GMMAは視覚的に相場状況を把握できるので、初心者にも使いやすいインジケーターと言えるかもしれません。

パラボリックSAR(Parabolic Stop and Reverse)

パラボリックSAR

上の画像では、パラボリックSARをチャート上に表示しています。

パラボリックSARは、ローソク足の上下に点(SAR)が描画されるユニークな形状をしたインジケーターです。

動き方の特徴を見てみると、例えば相場上昇時にはSARがローソク足の下側あり、そのSARが徐々に上がっていくのがわかります。

やがてSARはローソク足に当たりますが、ここでローソク足の上側、直近高値の位置に移動します。その後は、今度は徐々に下がっていくという流れです。

こういった動きをするパラボリックSARは、SARが下側にあるときが上昇トレンド、上側にあるときが下落トレンドにあるという見方をします。

そして、SARの上下が入れ替わるタイミング(上の画像における白丸)が、トレンドの発生サインとなるわけです。

DMI、ADX(Direction Movement Index, Average Directional Movement Index)

DMIとADX

上の画像は、サブチャートにDMIとADXを表示したものです。

DMIは相場の方向性を読み取ることができるインジケーターで、上昇する力を示す「+DI」と、下落する力を示す「-DI」で構成されます。

このDMIでは、例えば-DI(下落力)が+DI(上昇力)を上抜いたときに、下落トレンドが発生したという見方をします。

一方、ADXはトレンドの強さを読み取ることができるインジケーターで、上のチャートのようにDMIの2本のラインと一緒に、合計3本で使用するのが一般的です。

この場合、DMIによるトレンド発生のサインに加えて、ADXからそのトレンドの強さをチェックします。

例えば、-DI(下落力)が+DI(上昇力)を上抜いて、かつ、ADXが上方向を向いて高いレベルになりそうなときに(上の画像における白丸)、上昇トレンドとみなすことができます。

少しややこしいところもありますが、3本のラインの計算式や意味をしっかり理解すると、すんなり使えるようになると思います。

ピボットポイント(Pivot Point)

ピボットポイント

上の画像は、日足から算出したピボットポイント(デイリーピボット)をチャート上に表示したものです。

ピボットポイントは、1本前のローソク足の終値・高値・安値を基に、所定の計算を行って以下の7つの価格水準を算出します。

  • R3(HBOP)
  • R2(レジスタンスライン2)
  • R1(レジスタンスライン1)
  • P(ピボットポイント)
  • S1(サポートライン1)
  • S2(サポートライン2)
  • S3(LBOP)

このうちR1とR2はレジスタンスラインとして、S1とS2はサポートラインとして、それぞれ反転の目安となる価格水準として使います。

一方、R3とS3は、「この価格水準を突破するのであれば強いトレンドが発生している」と解釈して、トレンド発生のサインとして使われるのが一般的です。

なお、日足から算出するものをデイリーピボットポイント、週足から算出するものをウィークリーピボットポイント、月足から算出するものをマンスリーピボットポイントと呼びます。

デイリーピボットの各価格水準は翌日の相場の中で、ウィークリーピボットポイントの各価格水準は翌週の相場の中で、マンスリーピボットポイントの価格水準は翌月の相場の中で、それぞれ使用することになります。

オシレーター分析

オシレーター分析とは、相場における買われ過ぎ、売られ過ぎといった過熱感を把握することで、相場の反転するのを予測しようとする分析方法です。

オシレーター分析を行う場合、トレンドとは逆方向に反転するのを狙う、逆張りのトレードを行うのが一般的です。

こういったオシレーター分析をサポートするインジケーターはオシレーター系インジケーターと呼ばれますが、例えば以下のようなものが挙げられます。

オシレーター系インジケーター
RSI(Relative Strength Index) ストキャスティクス(Stochastic Oscillator) ウィリアムズ%R(Williams’ Percent Range) モメンタム(Momentum) ROC(Rate of Change) RCI(Rank Correlation Index) CCI(Commodity Channel Index) サイコロジカル(Psychological Line)

なお、このオシレーター系インジケーターを使う上で押さえておきたい、「ダイバージェンス」と呼ばれる現象があります。

この現象も含めて、それぞれ簡単に説明していきたいと思います。

なお、各インジケーターを詳細に解説している記事も用意しています。この記事では触れていない内容も多いので、気になるインジケーターについてはそちらもぜひチェックしてくださいね。

RSI(Relative Strength Index)

RSI

上の画像では、RSIをサブチャートに表示しています。

RSIは、一定期間における総上げ幅を、総上げ幅と総下げ幅の合計で割って算出された値です。

ちなみに、一定期間においてずっと上昇が続けばRSIは100%に、ずっと下落が続けばRSIは0%となります。

このように、RSIは0~100%の間で推移するわけですが、相場が上昇すればRSIも上昇し、相場が下落すればRSIも下落するという動き方が基本です。

一般的には、RSIが70~80%を上回ると買われ過ぎ、20~30%を下回ると売られ過ぎという見方をして、それを超えたり割ったりするタイミングを売買サインとみなすことになります(上の画像における白丸)。

ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)

ストキャスティクス

上の画像では、ストキャスティクスをサブチャートに表示しています。

ストキャスティクスの基本となるのは、%Kという値です。

この%Kは、一定期間における最高値と最安値をベースにして、現在値が最安値から何%の位置にあるのかを示しています。

なお、この%Kは動きが速いため、一般的は%Kの動きをなめらかにした%Dと、その%Dの動きをさらになめらかにしたSlow%Dの2つが使われます

これらの値は0~100%の間を推移し、基本的には相場に追随して上下動を繰り返します。

通常は、%Dが80%以上だと買われ過ぎ、20%以下だと売られ過ぎとされます(上の画像における白丸)。

また、これらの圏内で%DがSlow%Dを下に追い抜いたり、上に追い抜いたりすると、信頼性の高い売買サインとみなされます。(追い抜いた方向に伸びるだろうという、ゴールデンクロスやデッドクロスに似た考え方です。)

ウィリアムズ%R(Williams’ Percent Range)

ウィリアムズ%R

上の画像では、ウィリアムズ%Rをサブチャートに表示しています。

この%Rは、一定期間における最高値と最安値をベースにして、現在値が最高値から何%の位置にあるのかを示している値です。(%Kとほとんど同じです。)

%Rは-100~0%の間を推移しますが、-20%以上で買われ過ぎ、-80%以下で売られ過ぎという見方をします(上の画像における白丸)。

設定値にもよりますが、%Rは動きが非常に速いので、ダマシを軽減する工夫をした方がいいかもしれません。

モメンタム(Momentum)

モメンタム

上の画像では、モメンタムをサブチャートに表示しています。

モメンタムは、一定期間前の価格と比較して現在の価格がどれだけ上昇あるいは下落しているかを示すインジケーターです。

基本的には、モメンタムがプラスであれば画像に示した通り「上昇トレンド中」、マイナスであれば画像に示した通り「下落トレンド中」という形で相場状況を見ることになります。

また、その上でモメンタムの傾きにも注目してみましょう。

モメンタムがプラスの状態で上向きであれば、上昇の勢いが強まっており、モメンタムがマイナスの状態で上向きであれば下落の勢いが弱まっていることが読み取れます(画像における「勢い↑」)。

一方、モメンタムがプラスの状態で下向きであれば下落の勢いが強まっており、モメンタムがマイナスの状態で下向きであれば上昇の勢いが弱まっていることが読み取れます(画像における「勢い↓」)。

なお、真ん中のラインは「ゼロライン」と呼ばれますが、ゼロラインにあるということは、一定期間前の価格と現在の価格が同じであることを意味します。

このゼロラインをモメンタムが上抜けすると買いサイン、下抜けすると売りというのが、モメンタムにおける一般的なサインです(上の画像における白丸)。

ROC(Rate of Change)

ROC

上の画像では、ROCをサブチャートに表示しています。

ROCは、モメンタムを%表示に変換したものです。

モメンタムでは、例えば米ドル/円とユーロ/米ドルのような、価格水準が異なる分析対象を比較することができませんでしたが、%表示とすることでROCではこれが可能となりました。

基本的にはモメンタムと同様で、プラスかマイナスか、上向きか下向きかという見方をします。

売買サインについても、ゼロラインを基準として上抜けば買いサイン、下抜けば売りサインという形で(上の画像における白丸)、モメンタムと同じような使い方をします。

RCI(Rank Correlation Index)

RCI

上の画像では、RCIをサブチャートに表示しています。

RCIは、一定期間における価格の順位と日付の順位に基づいて、所定の計算を行って算出される値です。

なお、仮に一定期間において値上がりし続けた場合にはRCIは100%になり、値下がりし続けた場合にはRCIは-100%になります。

RCIは、100%に近づき過ぎると買われ過ぎ、-100%に近づき過ぎると売られ過ぎという形で見るのが基本です。

この見方に基づいて、100%ラインや-100%ラインの接近状況を見ながら、売買タイミングを探ることになるでしょう(上の画像における白丸)。

CCI(Commodity Channel Index)

CCI

上の画像では、CCIをサブチャートに表示しています。

CCIは、現時点における価格と移動平均線の乖離幅が、過去の平均と比較して大きいか、小さいかを示すインジケーターです。

ちなみに、通常のインジケーターでは価格に終値を使って計算が行われますが、CCIでは(高値+安値+終値)÷3が用いられるのが一般的です。

仮に上昇トレンドや下落トレンドの勢いが強いと、価格と移動平均線の乖離幅は広がるので、CCIはどんどん大きくなったり、小さくなったりします。(上限、下限はありません。)

逆にトレンドの勢いが弱まり価格と移動平均線の乖離幅は狭くなれば、CCIはゼロに近づいていきます。

CCIには様々な見方がありますが、例えば100%を上回ると買われ過ぎ、-100%を下回ると売られ過ぎといった見方できます。

これに基づくと、いったん100%を上抜けしてから反転して100%を下抜けするところで売り、いったん-100%を下抜けしてから-100%を上抜けするところで買いといった判断ができるでしょう(上の画像における白丸)。

サイコロジカル(Psychological Line)

サイコロジカル

上の画像では、サイコロジカルをサブチャートに表示しています。

サイコロジカルは、一定期間における上昇したローソク足の本数の割合を示すインジケーターです。

そのため、例えば一定期間において全て陽線であれば100%、全て陰線であれば0%、陽線と陰線が同数であれば50%ということになります。

サイコロジカルは、75%を上回ると買われ過ぎ、25%を下回ると売られ過ぎという使い方をするのが一般的です(上の画像における白丸)。

【補足】ダイバージェンス

ダイバージェンス

ダイバージェンスとは、チャートとオシレーター系インジケーターにおける逆行現象のことを意味します。

具体的には上の画像における白矢印のように、チャートは上昇しているのにインジケーターが下落しているといった状態です。

このチャートではその後すぐにトレンド転換していますが(黄矢印)、ダイバージェンスはトレンド転換の予兆と捉えられることがあります。

これは、幅広いオシレーター系インジケーターで見られる現象です。

インジケーターをより深く使いこなす上でポイントとなる現象なので、しっかり押さえておくことをおすすめします。

チャートパターン分析

過去の相場においては、チャート上によく現れる形状などのパターンがあります。

チャートの見た目で見つけられるので、初心者にも分かりやすく人気のある分析方法です。

チャートパターン分析は、「これまでそうだったから、次も同じようなチャートパターンを描く可能性が高い」と考えて、今後の相場展開を予測していく分析方法です。

チャートパターン分析の方法としては、例えば以下のようなものがあります。

チャートパターン分析
フォーメーション分析 ローソク足分析

では、それぞれ見ていきましょう。

フォーメーション分析

フォーメーション分析の例

フォーメーション分析は、過去によく見られたチャートパターンを整理したものです。

大きな分類としては、相場における天井や底の反転する局面において見られるリバーサールフォーメーションと、相場のトレンドがいったん調整に入ってから継続していく際に見られるコンティニュエーションフォーメーションがあります。

上の画像は「ダブルトップ」というチャートパターンの形状ですが、これはリバーサルフォーメーションの中の一つです。

こういったチャートパターンをしっかり押さえていくことで、相場の展開をいち早く予測することが可能となるでしょう。

ローソク足分析

 ローソク足分析の例

ローソク足分析とは、ローソク足の形状や組み合わせから、今後の相場展開を予測していく分析方法です。

ローソク足1本から分析する単線分析や、ローソク足2本から分析する二本足分析、それ以上の本数のローソク足から分析する酒田五法などがあります。

例えば単線分析では、上の画像のような上ヒゲの長いローソク足が天井圏で現れると、相場が上昇から下落へと転じる可能性が高い、といったような形で予測します。

二本足分析や酒田五法は非常にバリエーションが豊富なので、しっかり学んでいけば相場分析の引き出しを大きく増やすことができるはずです。

体系的な相場分析理論

個々のインジケーターやチャートパターンを中心に紹介してきましたが、テクニカル分析には、体系的に整理された相場理論も存在しています。

ここでは、ぜひ押さえておきたい以下の相場理論を紹介しておきます。

相場分析理論
ダウ理論 エリオット波動理論 ギャン理論 一目均衡表(波動論・水準論・時間論)

これらは非常に奥の深い内容なので、ここでは一部の要所だけを簡単に触れていきたいと思います。

ダウ理論

上昇トレンドと下降トレンドの定義

ダウ理論は、19世紀後半に米国のチャールズ・ダウが構築した相場理論で、6つの基本法則が有名です。

また、ダウ理論においては、上の画像のようにトレンドを定義しており、上昇トレンド、下落トレンドの条件を整理すると以下の表のようになります。

方向性条件
上昇トレンド上値と下値がともに切り上がっている。
下落トレンド上値と下値がともに切り下がっている。

このトレンドの定義は市場参加者の共通認識なので、トレードをする上では必ず頭に入れておきたいポイントです。

ダウ理論の基本法則の一つには、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する」というものがあります。

これは「トレンドが発生すると基本的には継続していくもの」という考え方で、順張りの理論的なベースとなっていると言えるでしょう。

エリオット波動

エリオット波動の基本形

エリオット波動理論は、20世紀前半にラルフ・ネルソン・エリオットによってまとめられた相場理論です。

上の画像のような推進5波・修正3波の基本形をベースとするサイクルが、相場では繰り返されという前提のもとで、このサイクルを相場に当てはめることによって将来の展開を予測していきます。

なお、このサイクルは数分のものから100年以上のものまで、大小様々なサイクルがあるとされています。

そういう意味では、短期トレーダーから長期トレーダーまで、幅広いトレードスタイルに適用可能な理論と言えるかもしれません。

ギャン理論

ギャン理論

ギャン理論は、米国の伝説的トレーダーであるウィリアム・ディバー・ギャンがまとめた相場理論です。

ギャンは自身の編み出した手法とルールによって、生涯8割以上という相場成績を残したとされており、1929年の世界恐慌も予測したと言われています。

ギャン理論におけるテクニカル分析では、時間と価格の比例関係に注目しているのが特徴です。

例えば、上の画像で使用しているギャンファンでは、中心に設定したラインの時間×価格を1×1とすると、1×2、2×1、1×3、3×1、1×4、4×1、1×8、8×1となるラインが描画されています。

この各ラインが、サポートラインやレジスタンスラインとして機能することを想定して、相場展開を予測してく形です。

この他、ギャン理論には「価値ある28のルール」という運用に関する考え方も含んでおり、分析手法だけでなくトレードそのものについて学ぶことができるのも特徴です。

波動論・水準論・時間論(一目均衡表)

基準線と水準線の意味

インジケーターとしての一目均衡表は非常に有名ですが、それのベースとなっている波動論・水準論・時間論はあまり知られていないのが実状だと思います。

例えば、時間論では、9や26などを基本数値としており、相場の変化日が基本数値で測れるとしています。

一目均衡表の各ラインの計算式にはこういった数値が使われていることからも、各ラインのベースには時間論があることが分かるでしょう。

この他、波動論では上の画像のような形で相場を波動で捉える考え方が、水準論では相場における目標水準の考え方がまとめられており、いずれも一目均衡表を本当の意味で使いこなす上では押さえておきたい内容です。

一目均衡表は非常に難解で完全に理解する難しいとも言われていますが、本格的に取組みたいという人は、これらの3つの理論もチェックしておきましょう。

その他の分析サポートツール

最後に、チャートを分析する際に便利なツールを2つ紹介しておきたいと思います。

  • フィボナッチ分析ツール
  • Zig Zag

では、それぞれ見ていきましょう。

フィボナッチ分析ツール

フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ数列とは、第1項と第2項が1で、第3項移行が前々項と前項の和となる以下のような数列のことです。

1、1、2、3、5、8、13、21、34、55…

数列が進んでいくにつれて、隣合う値の比率が1:1.618という黄金比に近づいていくことが知られています。

黄金比はチャート上にもよく確認されることが知られており、フィボナッチ数列に関連するフォボナッチ比率を使って相場分析が行われることがしばしばあります。

例えば上の画像の中で使っているのは、トレンドにおける調整が終わるラインを予測する「フィボナッチ・リトレースメント」という分析ツールです。

これ以外にもフィボナッチ分析ツールは色々なものがあるので、使えるようになっておくことをおすすめします。

Zig Zag

Zig Zag

例えばダウ理論やエリオット波動理論のように、分析において相場を上げと下げの波で捉えることはよくあります。

しかし、特に初心者のうちは、実際の相場をそういった波で捉えるのが難しいことがあります。

それをサポートするのが「Zig Zag」というツールです。

Zig Zagを使うと、上の画像で示したように、一見分かりにくい相場でも自動で上げと下げの波を描画してくれます。

これを利用することで効率的に相場分析ができることがあるので、気になる人は使い方をチェックしておくといいでしょう。

バックテストの重要性

これまでテクニカル分析の具体的な方法について紹介してきましたが、種類が非常に豊富なので、自分と相性の良い分析方法がきっと見つかると思います。

ただ、注意したいのが、分析方法を知識としてインプットしただけでは、簡単には使いこなせるようにはならないということです。

しっかり使いこなせるようになるためには、実際の相場で練習してアウトプットを繰り返すことが欠かせません

この練習は、もちろんリアルタイムの相場でも行えますが、おすすめなのは過去の相場を使って行う方法です。

過去の相場で練習を行うことを「バックテスト」と言いますが、バックテストをしっかり行うことで、分析やトレードのスキルを効率良く向上させることが可能となります。

トレードにおいて重要なこのバックテストについては、以下の記事で詳細に解説しているので、ぜひチェックしていただきたいと思います。

なお、バックテストを行えるツールとしては、例えば以下のようなものがあります。

バックテストツール
Trading View MetaTrader(MT4、MT5) ForexTester(FT3、FT4、FT5) Runcha

それぞれ簡単に紹介しておきますので、バックテストを行う際の参考にしてみてください。

TradingView

株式から為替、仮想通貨まで、様々な金融商品の相場を確認できるチャートツールで、バックテストの機能も充実しています。

無料版では機能が一部制限されているところがありますが、利用する価値は大いにあると言えるでしょう。

MetaTrader(MT4、MT5)

主にFXをメインとするチャートツールですが、一部には対応している仮想通貨取引所もあります。

パラメータ最適化など、バックテストの機能も充実しているのが特徴です。裁量トレードをサポートする様々なソフトも販売されているなど、拡張性が高い玄人好みのツールです。

ForexTester(FT3、FT4、FT5)

主にFXをメインとするバックテスト専用ツールで、リアルなTickデータが再現されているなど、バックテストに関する機能が非常に充実しています。

値段は非常に高価という弱点はありますが、本格的にバックテストに取組んで大きくスキルアップできれば、それ以上の効果を期待することができるでしょう。

Runcha

テクニカル分析の注意点、懸念点

トレードで利益をあげていく上で非常に大切なテクニカル分析ですが、万能というわけではありません。

テクニカル分析を行っていくと、分析が外れてしまう「ダマシ」と呼ばれる現象に必ず出くわすことになるでしょう。

なぜなら、将来の値動きが過去の値動きと必ずしも同じように動くとは限らないからです。

テクニカル分析は過去のパターンから将来を予測していくことになりますが、このパターンから外れた動きをすれば、予測は外れてしまうわけです。

このように、テクニカル分析に100%の確実性を求めるのは不可能だということは、しっかり頭に入れておくことが大切です。

とはいえ、一定以上の確率で予測を的中させることができるテクニカル分析もあるはずです。

であれば、ダマシで損失を出しながらも、トータルでは利益をあげていくことも十分可能ということになります。

大切なのは、ダマシのときには適切なタイミングで損切りをして、予測が的中したら適切なタイミングで利食いをするという形で、上手に立ち回っていくことです。

こういった上手な立ち回りは、やはりトレードをたくさん経験していかないと、なかなか身に付けることはできないでしょう。

テクニカル分析の弱点であるダマシを克服するという意味でも、バックテストによってしっかり経験を積んでいくことが非常に大切と言えるわけです。

テクニカル分析の成り立ち

様々なテクニカル分析に関するツールや理論を紹介してきましたが、最後にその歴史についても簡単に説明していきます。

日本の歴史、欧米の歴史に分けて、それぞれ見ていきましょう。

日本におけるテクニカル分析

日本におけるテクニカル分析は、江戸時代の米相場に始まったとされています。

最も有名なのが1718年に酒田の富豪の三男として生まれた本田宗久で、米相場で莫大な財産を築き上げました。

本田宗久は、現在では世界中で使われているローソク足を考案したという説もあります。

当時の環境を踏まえると実際のところは定かではありませんが、彼の手法からローソク足分析や「酒田五法」として知られている分析手法が誕生していったのは間違いないでしょう。

こういった日本におけるテクニカル分析のベースができていった中、1935年には日本発のインジケーターとして有名な一目均衡表が都新聞の商況欄に登場します。

一目均衡表は、一目山人(本名:細田悟一)が膨大な過去のデータを分析して作り上げた相場分析理論で、近代的なテクニカル分析の先駆けとも言われています。

その後、1969年には一目均衡表の製作方法は一般公開され、世界中に広まっていきました。

欧米におけるテクニカル分析

欧米におけるテクニカル分析の原点は、1884年にチャールズ・ダウはダウ平均株価をウォールストリート・ジャーナルにおいて発表したところにあると言われています。

ダウは、同紙で執筆していた相場に関するシリーズ中でダウ平均株価を用いた動向の分析を行っています。

彼の死後、その考え方はダウ理論としてまとめられますが、ここから現在の様々な分析手法が発展してきました。

1900年代に入ると、世界大恐慌を的中させるなど、投資家として目覚ましい実績を残したウィリアム・ギャンによって、ギャン理論が構築されます。

また、1939年には、ラルフ・ネルソン・エリオットがエリオット波動のサイクルについて発表しています。

1920年代以降には、テクニカルアナリスト達によって様々なインジケーターが考案されていましたが、それが大きく発展するのが1960年代以降、コンピューターが取り入れられるようになってからです。

例えば、1978年、J・ウェルズ・ワイルダーは自身が考案したRSIDMIパラボリックなどが、書籍の中で公表されています。

進化し続けるテクニカル分析

その後も、技術は進歩していき、現在ではあらゆる相場の状況をリアルタイムで見ることができます。

日本で発達していったローソク足や一目均衡表は欧米投資家に取り入れられていき、日本においても欧米で発達した分析手法が浸透してきました。

かつての相場理論はより深く研究され、新たな相場分析手法が次々に開発されています。

こういった形で、テクニカル分析は現在も進化し続けているわけです。

用語

  • テクニカル分析
  • トレンド分析
  • オシレーター分析
  • チャートパターン分析
  • インジケーター
  • ファンダメンタルズ分析
  • 水平ライン
  • トレンドライン
  • 移動平均線
  • 一目均衡表
  • MACD
  • ボリンジャーバンド
  • エンベロープ
  • GMMA
  • パラボリックSAR
  • DMI、ADX
  • ピボットポイント
  • RSI
  • ストキャスティクス
  • ウィリアムズ%R
  • モメンタム
  • ROC
  • RCI
  • CCI
  • サイコロジカル
  • フォーメーション分析
  • ローソク足分析
  • ダウ理論
  • エリオット波動理論
  • ギャン理論
  • 一目均衡表(波動論・水準論・時間論)
監 修
Runchaテクニカル分析チーム

トレード体験アプリ「Runcha」は、テクニカル分析チームが監修を行っています。これまでにFXおよび仮想通貨初心者向けの学習アプリを開発し、累計100万ダウンロードを突破。「Runcha」はデモトレードの進化版を目指し、トレード練習の概念を一新します。経験豊富な専門家の協力の下、分かりやすく正確な情報を提供しています。


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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
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