手法に意味はない?書籍「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」を紹介

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FX関係の書籍を手に取るとき、多くの人はまだ知らない「勝てる手法」を求めているのではないでしょうか?
しかしもしどんな手法を使っても、負ける人は一生負け続けるのだとしたら……。
勝てる手法を探しても意味がありませんよね。
勝てないトレーダーが本当に学ぶべきなのは、一体何なのでしょうか?
その問いに答えてくれるのが、「勝てない原因はトレード手法ではなかった ボリンジャーバンドを使った、すぐに真似できる2つのトレード奥義を伝授FXで成功するための『勝ちパターン』理論 ~『いつもうまくいく』を実現するための仕組みづくり~」です。
当書は、ボリンジャーバンドによる鉄板パターンを提供する一方で、「手法は何でもいい」という衝撃の事実を教えてくれます!
今回は当書の概要や魅力について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
▼紹介書籍
FXで成功するための「勝ちパターン」理論
目次
「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」をオススメできるトレーダー
- ボリンジャーバンドによる鉄板エントリーポイントを知りたい人
- 手法ジプシーになってしまい、いつまで経っても安定して勝てない人
- 必勝法や聖杯を探し続けている人
- 損切りの値幅やロット数をすべて一律で決めている人
- 「資金管理は大切」と理解しているけど、何をすべきか分からない人
「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」の著者

「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」は、鹿子木健氏と伊藤彰洋氏による共著で、2020年に出版されました。
鹿子木健氏は、2004年から個人投資家として活動しているベテラントレーダーです。
2014年には投資助言者として関東財務局に登録し、4年間、数千人の個人投資家に対してFXの投資助言を行いました。
現在は、FXトレード・コミュニティサービス『鹿子木健の勝ちパターンシグナル』を運営中です。
テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析・相場心理の分析・資金管理など、FXに必要な要素をすべて加味した「鹿子木式FX 10の勝ちパターン」により、多くのトレーダーを育ててきました。
共著者である伊藤氏は、資金管理こそトレードの要と考え、独自の資金管理術を確立しています。
過去に鹿子木氏とともに資金管理セミナーを全国で開催した際には、実践的な内容とその分かりやすさで人気を博しました。
多くの投資家から定評のある2人の共著ということもあり、当書の信頼度は高いといえるでしょう。
「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」の概要

「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」は全8章で構成されており、勝ちパターンの重要性や実際の「鹿子木式FX 10の勝ちパターン」の一部を知ることができます。
各章の内容や要点を簡単に見ていきましょう。
第1章 最強の武器
第1章では、読者はいきなり衝撃の事実を突きつけられます。
どんな手法やテクニカル分析を使っても、勝てる人は勝ち続けるし、負ける人は負け続けます。
FXで成功するための「勝ちパターン」理論 2020, 22
勝っている人と同じ手法を使っても、なかなかうまくはいきません。
FXで成功するための「勝ちパターン」理論 2020, 24
「今度こそは勝てるかも」と思いながら手法や聖杯を探し続けてきた人にとっては、かなりショックですよね。
しかしこの真実こそが、当書の要点なんです!
書籍内においても、「認められないならば、この本をこれ以上読み進める意味はないでしょう」とまでいわれています。
「大切なのはやっぱり手法だ!」と本を閉じるか、「手法ではなく何が必要なのか?」と読み進めるか……。
どちらを選ぶかによって、トレーダーとして稼げる可能性は大きく変わっていくでしょう。
第2章 思考の大転換
第2章では、タイトルにもある「勝ちパターン」について解説しています。
章名のとおり、トレーダーとしての思考を一変させる内容です。
詳細は割愛しますが、「なぜ勝てないんだろう?」「勝てる手法になかなか出会えない」とお悩みの方は必見ですよ!
第3章 勝ちパターンの構造分解
第3章では第2章よりも詳しく、勝ちパターンやトレードそのものについて解説しています。
トレードにおいて、 「どこでエントリーするか」「どこで決済するか」の2つの要素しか考えていないなら、あなたの勝てない理由はそこにあるのかもしれません。
自分とプロトレーダーではこんなにも「行動」が違うのかと、驚かされる章です。
第4章 勝ちパターンの基本的運用法
第4章では「鹿子木式FX 10の勝ちパターン」のうち、勝ちパターン1と2を学べます。
勝ちパターン1と2はどちらも、ボリンジャーバンドを使用した再現性の高いパターンです。
勝ちパターン1ではトレンドからの反発を、勝ちパターン2ではトレンド発生の初動を狙っていきます。

エントリーの条件は伏せますが、とても明確で、タイトルにもあるとおり「すぐに真似できる」ものです。
第5章 勝ちパターン分析の奥義
第5章では、勝ちパターンを実行するうえで重要なポイントを解説しています。
勝ちパターンといっても、毎回プラスで終わるとは限りません。
たとえ損切りが続いても、トータルでは勝てるからこそ勝ちパターンなのです。
しかし連敗すると、「この手法を信じていいのかな?」と心配になりますよね ……。
第5章は、そんなトレーダーの不安や焦りに寄り添ってくれます。
第6章 勝ちパターントレードの実際

第6章では第4章よりも実践的な形で、勝ちパターンのトレードを分析しています。
鹿子木氏と伊藤氏の対話形式で進む第1節も分かりやすいのですが、個人的に勉強になったのが第3節と第4節です。
これらの節では日足のトレードを通じて、勝っている人と負けている人の思考法を比較しています。
負けている人の考え方や行動に、思わずギクリとする人も多いはず。
自分を客観視するためにも、ぜひ読んでほしい章です。
第7章 勝ちパターン構築に欠かせないパズルのピース
第7章では、勝ちパターンにおいて重要なタイムサイクルや時間足、レバレッジなどについて解説しています。
勝ちパターン1と2は、「あらゆる時間軸で実践可能」なパターンです。
しかし実際には、トレーダーの生活スタイルや性格によって、最適な時間足は変わってくるでしょう。
第7章を読めば、実際に勝ちパターンを運用するために必要なルール作りが学べます。
第8章 勝ちパターンを構築するための道しるべ
当書では、勝ちパターンとしてボリンジャーバンドによる手法を紹介しています。
しかし最後まで読むと、当書は一貫して「手法自体は何でもいい」というスタンスをとっているのが分かるはずです。
その証拠として第8章では、自分なりの勝ちパターンの作り方を解説しています。
中でも第4節の「デモトレードの本当の使い方」は必見です。
デモトレードの意義や活用方法を知ることで、より濃厚な検証ができるでしょう。
なお、デモトレードと同様に過去のチャートを使用したバックテストも有効です。
バックテストのやり方については以下の記事で具体的に解説しているので、こちらも併せて参考にしてみてください。
「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」の魅力

「FXで成功するための『勝ちパターン』理論」は、トレーダーの負け組思考を根本的に治療してくれます。
中でも特筆すべき魅力は、次のとおりです。
著者2人が実際に使っている勝ちパターンが分かる
勝ちパターン1と2は、エントリーと決済の条件が明確化されている、再現性の高いパターンです。
そのため正しく身につければ、著者2人とまったく同じところでトレードすることも不可能ではありません。
さらに第6章では2人の対話を通じて、チャートを見たときに2人が何を考えているのか、感覚的な部分を知ることができます。
勝っているトレーダーのセンスに触れるのは、とても勉強になるはずです。
実際のチャートを用いた事例解説が盛りだくさん

FX関係の書籍では、ページの都合により図のローソク足が潰れていたり、何ページも前にある図を見直さなければならなかったりするなど、何かと不便なものも存在します。
一方、当書は図に潤沢なスペースを割いており、スムーズに読めるのが魅力です。
確かに勝ちパターン1と2の条件は明確ですが、文章だけでは理解しづらい部分もありました。
しかしチャートを見ながら、各ステップを追っていくことで、自然に理解できる作りになっています!
トレードに必要な思考や資金管理が学べる
タイトルにも「仕組みづくり」とあるとおり、勝ちパターンとは、勝つために必要なあらゆる行動をまとめたものです。
つまり手法やテクニックだけではなく、メンタルや資金管理などあらゆる要素が含まれています。
そのため当書だけでも、トレーダーに必要なものをすべて学べるでしょう。
単に「ボリンジャーバンドの使い方を知りたい」と思って手に取ると、良い意味で裏切られます。
それくらいボリュームたっぷりの1冊です。
FX初心者にも分かりやすい表現が多い
当書はFXについて、私たちの生活において身近なものに例えて説明してくれます。
例えば料理やサッカー、野球などです。
そのためFXの実戦経験がまだ少ない初心者でも、当書の伝えたいことを的確に理解できるでしょう。
また重要な文章は、四角囲みや太字で強調されています。
ページをパラパラとめくって、目に入る文章を読んで見るだけでも、新たな気づきがあるはずです。
トレーダーとしての学び・気づき

当書を読み、出口戦略の重要性を痛感しています。
これまでは裁量というよりもなんとなくで決済しており、「まだ利益を伸ばせた」と思うこともあれば、逆に「もっと早く逃げていればよかった」と後悔することも多々ありました。
しかし勝ちパターンとして利益確定・損切りも仕組み化してしまえば、どんな結果に終わったとしても、「シナリオどおりにトレードできたのでOK!」と割り切れます。
これは、メンタル的にも良い効果がありそうです。
また、エントリーチャンスがないとイライラしてしまう自分にも気付かされました。
エントリーチャンスを探しているときは、大抵本来の手法を曲げて運用してしまい、結果的に損切りになることが多いんですよね。
後からチャートを見ると、「なんでこんなところで?」というポイントでエントリーしていることもしばしば……。
当書でも述べられているとおり、「条件を満たしたので仕方がないからエントリーするか」というスタンスで、チャートに向き合いたいです。
これまで手法集めや情報商材にお金をかけてきた人ほど、タイトルの「勝てない原因はトレード手法ではなかった」という言葉を否定したくなるでしょう。
しかしその抵抗感を乗り越えて、当書を読んだ暁には、トレーダーとして一皮剥けるのは間違いありません。
勝率100%の手法や聖杯を探し続けている人にこそ、読んでほしい1冊です!
▼紹介書籍
FXで成功するための「勝ちパターン」理論