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ローソク足の見方|これさえ覚えればチャート分析ができる【FX初心者】

2022年10月08日 公開 
2023年01月30日 更新
ローソク足の見方|これさえ覚えればチャート分析ができる【FX初心者】
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チャートとローソク足の説明

「さあ、トレードするぞ!」と意気込む初心者トレーダーをまず出迎えるのが、このグラフのような画面です。

為替レートと時間軸のグラフをチャート、そしてチャートを構成している一つひとつの要素をローソク足といいます。

FXは簡単に言えば、チャートの行き先を予想するゲームです。

「チャートが上に向かう(レートが上昇する)」と判断したときは「買い」を、「チャートが下に向かう(レートが下降する)」と判断したときは「売り」をすれば、利益が出ます。

ローソク足には、チャートの動く方向を予測するためのヒントがたくさん隠れています。

ローソク足は、まさにFXの基本中の基本です。しっかりマスターして、稼げるトレーダーに一歩近づきましょう!

ローソク足とは「買い派と売り派の戦いの記録」

多くのFXの解説書やサイトでは、「ローソク足とは、一定期間における相場の4本値を示したもの」と解説されています。

しかし、「一定期間」や「4本値」といわれてもピンときませんよね。

分かりやすく言えば、ローソク足は「買い派と売り派の戦いの記録」です。

相場に参加するトレーダーは、二つの勢力に分かれています。

まずは買い派、つまり「チャートが上に動いてほしい(レートが上昇してほしい)」と考えている人たちです。

もう一つは売り派、つまり「チャートが下に動いてほしい(レートが下降してほしい)」と考えている人たちです。

買い派が優勢の場合、レートはぐいぐい上昇していきます。

新発売で入手困難なゲーム機がオークションに出品されると、その価格が上がっていくのと同じです。

一方、どんなに人気のゲーム機も価格がある程度まで上昇すると、買い手がいなくなってしまいますよね。

すると今度は値下げ競争が始まり、価格は下がっていきます。

為替レートの動きも同様で、どこかのタイミングで買い派と売り派の形勢が逆転します。

私たちトレーダーは、チャートをもとに戦況を見極め、勝つ側についていかなければなりません。

しかし刻一刻と変化するレートのすべてを把握し、買い派と売り派どちらが優勢か見極めるのは至難の業ですよね。

そんなときに役立つのがローソク足なんです!

ローソク足を見れば、買い派と売り派どちらが優勢か分かる

ローソク足は、24時間常に続いている買い派と売り派との戦いを、時間を区切ることで「一つの試合」として表したものです。

時間の区切り方は、5分間・1時間・4時間・1日・1週間などさまざまです。

5分間で区切ったローソク足(5分足といいます)を見れば、少なくともその5分の間、買い派と売り派どちらが優勢だったのか分かります。

ローソク足のヒゲ・実体や高値・安値などの説明

ローソク足は、試合時間内の4つのレートを表しています。この4つのレートが、先ほど少し触れた「4本値」です。

始値(はじめね)試合が始まった時点のレート
高値(たかね)買い派が一番強かった(売り派が一番弱かった)レート
安値(やすね)売り派が一番強かった(買い派が一番弱かった)レート
終値(おわりね)試合が終わった時点のレート

買い派が勝った、つまり試合終了時のレートが開始時のレートを上回っている場合のローソク足を陽線といいます。

逆に売り派が勝った、つまり試合終了時のレートが開始時のレートを下回っている場合のローソク足を陰線といいます。

陽線は白、陰線は黒で表示されることが多いです。

ただし、赤や青で表示されることもあるので、自分のチャートの設定を事前に確認しておきましょう。

また、始値と終値を示す四角の部分を実体、実体の上下についた直線をヒゲといいます。

まずは、ローソク足の意味や名称を覚えるだけでOKです!

優秀なトレーダーは、ローソク足の実体やヒゲの形から多くの情報を読み取り、戦況を見極めます。

このほかFX全般については、こちらの記事で詳しく解説しました。

FXを安全に始め、かつ勝てるようになりたい人は必見です。

監 修
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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
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