【厳選!BEST3】ボリンジャーバンドと相性のいいテクニカルの組み合わせ
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目次
ボリンジャーバンドは組み合わせると信頼性が高まる
ボリンジャーバンドはトレンドの有無やボラティリティを視覚的に把握することができる便利なインジケータです。
スクイーズやエクスパンションだけでも相場で戦っていけそうな気がしますが、過去の値動きのデータを基に計算されるテクニカル指標に万能なものは存在しません。
しかし、組み合わせを行うことにより過去からの傾向に信頼性を持たせ確率を上げることはできます。
ここではボリンジャーバンド単体での分析を行った場合と、他のテクニカル指標とを組み合わせた場合とではどれぐらい見え方が違うのかをご紹介していきます。
ボリンジャーバンド単体でのチャート分析
このチャートを見て今後どちらに価格が動きやすいか想像ができるでしょうか。
ボリンジャーバンドが上向きになり勢いよくトレンドを形成していた価格は、ボリンジャーバンドのスクイーズを伴い横ばいとなった後に下方向にエクスパンションを起こし、バンドウォークをしている状況です。
チャート全体で見れば上昇トレンドに対する調整の下げのようにも取れますが、この勢いのあるバンドウォークがどこまで行くのか想像がつかず、本当に上昇トレンドに対する調整の下げなのかも不安になります。
長期的には押し目買いを狙いたいところですが、短期的にはバンドウォークについていきたい場面で、売りも買いもどちらにも優位性を見つけることができない状況と分析できます。
他のテクニカル指標と組み合わせた時のチャート分析
先ほどのチャートに200期間の移動平均線を1本足してみました。
どうでしょうか。
たった1本の移動平均線を入れただけで、長期のトレンドに対する押し目ではないかという視覚的情報が強くなりました。
この情報があることで、ここから買いを行うかどうかは別としてバンドウォークについていく売りを行うという選択肢は一旦は無くなります。
分析はポジションを取るためだけでなく、少しでも負けにくい場所を探す作業でもあるので、ボリンジャーバンドだけに頼らず他のインジケータやオシレータと組み合わせてチャート分析をさらに有利に行うようにしましょう。
ちなみに、先ほどの場面を進めてみると以下のチャートのようになりました。
分かりやすい場面を選択してはいますが、このようなことは往々にして起こりますのでボリンジャーバンド単体での分析では限界があることを覚えておきましょう。
ボリンジャーバンドと相性のいい組み合わせとは
ボリンジャーバンドを他のテクニカルと組み合わせると信頼度が増していくことがわかりました。
しかしインジケーターである以上、お互いが干渉しあって逆によくない結果を招いてしまうこともあります。
ここではボリンジャーバンドが持つ性質や、それと同じような生成つを持つテクニカル指標とはどんなものがあるのかを解説していきます。
ボリンジャーバンドは順張り・逆張り両方の性質を持つ
まずボリンジャーバンドは順張りと逆張り、どちらのテクニカル指標なのでしょうか?
一般的には±2σにタッチをした場合に逆張りを仕掛けるような使い方が多いような気がします。
しかし開発者のジョン・ボリンジャーは順張りこそ真のボリンジャーバンドの使い方だと明言しています。
ではなぜ、逆張りのテクニカル指標のように扱われているのか。
それはボリンジャーバンドの性質が原因になっています。
ボリンジャーバンドはご存じの通り標準偏差と呼ばれる正規分布に基づいた「範囲内に収まる確率」をもとに視覚的にわかりやすいように上下2本の線で表示されたテクニカル指標です。
±1σ内に価格が収まるとされる確率は約68%、±2σ内に価格が収まるとされる確率は約95%となっています。
そのため殆どの場合で、表示された±2σ内に価格が収まることから±2σに価格が到達した場合にこれ以上は伸びていかないとして逆張りを仕掛ける手法を使う方が多くいるからです。
また売買シグナルとして、±2σを超えてバンドウォークするよりも、±2σに到達後に反転とした方がシグナルが多く出ることから好まれる傾向にあります。
しかし、これはどちらが悪いということはありません。
順張りの指標として使用するのならばそもそものシグナルが少ないのですから、信頼度は最初からある程度精査されていますので、そのまま使っても問題は殆どありません。
そこに順張りに適したテクニカル指標を重ねて使えば、さらに信頼度の高いエントリーポイントを見つけることができます。
では逆張りの指標として使用する場合はどうでしょうか。
逆張りとして使用する場合は、似たような逆張りの性質を持つテクニカル指標と組み合わせて数多く出るシグナルを仕分けすることで、その信頼度を上げていく必要があります。
通常の使い方よりも使用する場面を精査し、厳しくルールを決めて判断すれば逆張りの指標としても十分に機能します。
それでは順張りや逆張りにどんなテクニカル指標を組み合わせると有効なのか、いくつかご紹介していきます。
ボリンジャーバンドと似たような性質を持つテクニカル指標
ボリンジャーバンドはトレンドを把握するために有効な特徴を持っています。
バンドの傾きやエクスパンションでトレンドの発生と方向を確認し、スクイーズとバンド幅でトレンドの終焉とトレンドレス状態を判断できます。
似たような特徴を持つテクニカル指標としては
- 移動平均線
- 一目均衡表
- パラボリックSAR
などが挙げられます。
また本来の使い方ではありませんが、反転を捉えるため±2σを使用するとした場合に似たような特徴を持つテクニカル指標としては
- ストキャスティクス
- MacD
- ATR
- CCI
などが挙げられます。
以上を踏まえながら、ボリンジャーバンドと相性のいい組み合わせのBEST3を使い方やシグナルの判断の仕方も含めて次の項でご紹介と解説をしていきます。
ボリンジャーバンドと相性のいい組み合わせBEST3!
それでは上記の相性のいい組み合わせをつかってどのような戦略が立てられるのか、一例をご紹介していきます。
その中でも著者が相性がいいと思う組み合わせBEST3をご紹介していきます。
第3位 ボリンジャーバンドとRSIで反転を捉える!
上昇下落の反転するところやトレンドの転換点を捉える際に有効なのがボリンジャーバンドとRSIの組み合わせです。
転換点を捉えられれば大きな利益を上げることもできますが、その分流れに対する逆張りとなるので勝率が低くなってしまいます。
そのためこの組み合わせは少し条件が厳しくなります。
しかし、うまく条件が揃ったときは転換点を捉えることができますのでルールをしっかり覚えておきましょう。
エントリー条件は
- ボリンジャーバンドの±2σを逆側から抜き返すこと
- RSIの売られ過ぎ買われ過ぎゾーンからの脱出
- 反対側のボリンジャーバンド±2σが閉じかけている(平行に戻りかけている)
- 上記3つを必ず満たしていること
の4つです。
逆張りなので1つでも条件が欠けた場合はエントリーを見送ります。
決済の条件は
- 逆側のRSIにタッチした時(利益確定)
- RSIが再度売られ過ぎ買われ過ぎゾーンに潜り込んで来た時(損切り)
こちらも逆張りなので欲張らず、また粘ることもせずに淡々と繰り返すことが重要です。
図の中で使用している数値は以下の通りです。
チャートの時間足 / 15分足
ボリンジャーバンドの期間 / 20期間
ボリンジャーバンドの偏差 / ±2σ
RSIの期間 / 9期間
第2位 ボリンジャーバンドとストキャスティクスで上げも下げも取りに行く!
ボリンジャーバンドとストキャスティクスを組み合わせたボックスレンジ内での逆張りをご紹介します。
図のように抵抗線と支持線に挟まれて狭い範囲で推移している状態をボックスレンジと呼びますが、この2本の水平線の間で起こる価格の推移にボリンジャーバンドとストキャスティクスの売買サインが重なる位置でトレードを行います。
本来のボリンジャーバンドの使い方とは違う使用方法ですが、ストキャスティクスとの相性がよく損切りのルールを徹底すれば高確率の勝率を上げることもできます。
エントリー条件は
- レンジ内上限下限の水平線付近に価格がいること
- ボリンジャーバンドの±2σにタッチしていること
- ストキャスティクスが買われ過ぎ売られ過ぎゾーンに入っていること
- ストキャスティクスがゴールデンクロスかデッドクロスが発生した時
の4つです。
このルール内でトレードをすることで優位性が高く売買の精度が高い場所で取引を行えます。
決済はストキャスティクスが逆側のゾーンにタッチした瞬間に行います。
レンジ内で行う保有時間の短い取引方法ですので、一般的な決済方法であるボリンジャーバンドの逆側に到達するまで待ってしまうと戻されてしまう可能性が高くなってしまいます。
ボリンジャーバンドでのイメージだとミドルバンド到達で決済ぐらいだと考えてください。
また、徹底するルールとしてボックスレンジはいつかはどちらかにブレイクされていくものですので
- 上限下限の水平線を実体で抜けたらすぐに損切りを行うこと
- 両方のテクニカル指標の条件を満たしていない場合は見送ること
を必ず守るようにします。
レンジ内のトレードですのでエントリーできても値幅が取れる日と取れない日がありますが、その日のレンジ幅以上の値幅を狙ってしまうと殆どが負けトレードとなります。
トレード回数が多い組み合わせである反面、欲張ってしまっては優位性のない組み合わせになってしまうので注意してください。
図の中で使用している数値は以下の通りです。
チャートの時間足 / 30分足
ボリンジャーバンドの期間 / 20期間
ボリンジャーバンドの偏差 / ±2σ
ストキャスティクスの%K期間 / 5
ストキャスティクスの%D期間 / 3
ストキャスティクスのスローイング / 3
第1位 ボリンジャーバンドと移動平均線でトレンドを根こそぎ頂く!
トレンド系のインジケータを2つ組み合わせて、長期のトレンドに対してボリンジャーバンドの標準偏差内に収まる特性を使ったトレンドフォローを行う方法です。
長期の移動平均線の方向に従って、短期のボリンジャーバンドがバンドウォークをすることを前提にしていますのでトレンドが出ていることという前提は付きますが、初心者にも分かりやすく使いやすい組み合わせです。
エントリー条件は
- 長期の移動平均線が傾いていること
- 短期のボリンジャーバンドの±2σにタッチしていること
- ±2σにタッチした際に長期の移動平均線を実体で割っていないこと
- 上記を満たしたうえで短期のボリンジャーバンドのミドルラインを価格が実体で抜くこと
の4つです。
長期トレンドに対して再度トレンド方向へ進みだすタイミングをボリンジャーバンドで判断しています。
決済の条件は
- 長期の移動平均線を実体で割ってしまった
としています。
トレンドフォローをするための組み合わせですので、移動平均線よりも上や下にあるという根拠が崩れた時点でこの組み合わせは破綻しますので必ず決済を行います。
図の中で使用している数値は以下の通りです。
チャートの時間足 / 15分足
ボリンジャーバンドの期間 / 20期間
ボリンジャーバンドの偏差 / ±2σ
長期の移動平均線 / 200期間
まとめ:勝率が100%になるものはない
いかがだったでしょうか。
ボリンジャーバンドは優秀なテクニカル指標で、ご紹介した3つのロジックも比較的勝率が高めのものではありますが、どんな相場でも常に有効に機能するというものではなく、それぞれに効きやすい場面というものがあります。
使う場面によって、時には聖杯のように有効に機能する場面もあるでしょうが、それを妄信せずにそれぞれのロジックを組み合わせながら使い分けていくことで、ボリンジャーバンドの恩恵を受けることができます。
勝率が100%になるロジックや手法というものはありませんので、使用する際には注意点をよく読み、損切ラインを必ず設定し、使う場面を精査しながら使用していきましょう。
ボリンジャーバンドの全てをまとめた記事です。
この記事ではボリンジャーバンドの組み合わせについて詳しく説明しましたが、ボリンジャーバンドについてさらに詳しく知りたい場合は、ボリンジャーバンドまとめ記事を参考にしてください。