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【あっという間】MT4/MT5のボリンジャーバンド設定方法|1~3σを重ねて表示するには?

2022年06月02日 公開 
2023年12月28日 更新
表示させれば勝率アップ?MT4やMT5でボリンジャーバンドを導入する

MT4、MT5にボリンジャーバンドを表示させる

FXでトレードをする際などに、チャート上に視覚的な目安があった方が取引がしやすいのは言うまでもありません。

ボリンジャーバンドはトレンドやボラティリティを視覚的に判断できるとても優秀なツールです。

ここでは、MT4やMT5にボリンジャーバンドを表示させる方法を実際の画面を使ってご紹介していきます。

どちらのメタトレーダーの解説かわかりやすくするために「MT4➔黒背景」、「MT5➔白背景」としていますのでお使いのメタトレーダーに合わせてご覧ください。

MT4、MT5にボリンジャーバンドを表示させる方法

チャートを展開する (例ではユーロドルを展開しています)

MT4でチャートを展開
MT5でチャートを展開

MT4 / 挿入➔インジケータ➔トレンドと進み「Bolinger bands」を選択する

MT5 / 挿入➔インジケータ➔トレンド系と進み「Bolinger Bands」を選択する

MT4でボリンジャーバンドを挿入
MT5でボリンジャーバンドを挿入

パラメーターが表示されるので希望の数値を入力する (例では20期間の偏差2を入力しています)

MT4でボリンジャーバンドの数値を設定する
MT5でボリンジャーバンドの数値を設定する

OKを押すとチャートにボリンジャーバンドが表示されました。

MT4でボリンジャーバンドが挿入された
MT5でボリンジャーバンドが挿入された

MT4、MT5でボリンジャーバンドの設定を変更する

ボリンジャーバンドをチャートに表示出来たら、次は期間や偏差、色や太さなどを変更してみましょう。

MT4、MT5でボリンジャーバンドのプロパティ画面を表示する

まずは設定を変更するためにプロパティ画面を呼び出します。

チャート上で右クリックをするとポップアップ画面が出てきます

MT4でボリンジャーバンドのプロパティを呼び出す手順1
MT5でボリンジャーバンドのプロパティを呼び出す手順1

MT4 / ポップアップのメニューから「表示中のインジケータ」を選択します

MT5 / ポップアップのメニューから「インディケータリスト」を選択します

MT4でボリンジャーバンドのプロパティを呼び出す手順2
MT5でボリンジャーバンドのプロパティを呼び出す手順2

表示しているインジケータを選択できるパネルが表示されます

MT4でインジケータパネルを表示
MT5でインジケータパネルを表示

MT4 / 「Bolinger Bands」を選択し編集をクリック

MT5 / 「Bolinger Bands」を選択しプロパティをクリック

MT4のインジケータパネルでボリンジャーバンドを選択
MT5のインジケータパネルでボリンジャーバンドを選択

ボリンジャーバンドのプロパティ画面が表示されます

MT4のボリンジャーバンドプロパティパネル
MT5のボリンジャーバンドプロパティパネル

ボリンジャーバンドの期間を変更する

ボリンジャーバンドを計算する期間の指定を行います。

期間によって描写されるバンドが大きく変わりますので、お好みの設定に変更して使用してください。

プロパティ画面の「期間」に希望する期間を入力します。

MT4でボリンジャーバンドの期間変更1
MT5でボリンジャーバンドの期間変更1

期間を50に変更したらOKをクリックします

MT4でボリンジャーバンドの期間変更2
MT5でボリンジャーバンドの期間変更2

MT4 / OKを押しただけでは変化がないので、表示中のインジケータ画面を閉じます

MT5 / OKを押した時点でチャートに新たに設定した期間が反映されます

MT4でボリンジャーバンドの期間変更3
MT5でボリンジャーバンドの期間変更3

MT4 / ボリンジャーバンドの期間が変更されチャートに設定した期間で再描写されました

MT5 / すでに反映されているので閉じるボタンを押してリストを閉じます

MT4でボリンジャーバンドの期間変更4
MT5でボリンジャーバンドの期間変更4

ボリンジャーバンドの標準偏差を変更する

ボリンジャーバンドの標準偏差は±1~±3の間で設定できます。

どの偏差を使用するかお好みで設定してください。

なお設定後の手順は期間変更と同じですので、途中の手順につきましては割愛いたします。

MT4 / プロパティ画面の「偏差」に希望する数値を入力します

     小数点以下を入力するときはピリオド「.」を使用してください

MT5 / プロパティ画面の「偏差」に希望する数値を入力します

     小数点以下は省くこともできます

MT4でボリンジャーバンドの偏差変更1
MT5でボリンジャーバンドの偏差変更1

チャートに反映されました

MT4でボリンジャーバンドの偏差変更2
MT5でボリンジャーバンドの偏差変更2

ボリンジャーバンドのラインの色を変更する

ボリンジャーバンドの色は見やすいように変更することができます。

MT4に表示しているボリンジャーバンドはローソク足と同系色なので分かりづらいですね。

また、MT5に表示しているボリンジャーバンドも背景の白に対して少し見にくいです。

この2つのチャートに表示しているボリンジャーバンドの色を変更してみましょう。

プロパティ画面の「スタイル」からカラーのプルダウンメニューを表示します

ボリンジャーバンドの色を変更する

お好みの色を選んだらOKをクリックします

MT4でボリンジャーバンドの色の変更1
MT5でボリンジャーバンドの色の変更1

ボリンジャーバンドの色が反映されました

MT4でボリンジャーバンドの色の変更2
MT5でボリンジャーバンドの色の変更2

ボリンジャーバンドのラインのタイプや太さを変更する

ボリンジャーバンドを表示する際にさらに見やすくするために太さを変更したり、あまり目立たないように点線で表示したりすることができます。

MT4では太さの変更を、MT5では点線への変更をしてみます。

MT4 / プロパティ画面の「スタイル」右端のプルダウンメニューを開きます

MT5 / プロパティ画面の「スタイル」真ん中のプルダウンメニューを開きます

MT4でボリンジャーバンドのラインタイプや太さを変更1
MT5でボリンジャーバンドのラインタイプや太さを変更1

MT4 / お好みの太さを選択したらOKをクリックします

MT5 / お好みの点線スタイルを選択したらOKをクリックします

MT4でボリンジャーバンドのラインタイプや太さを変更2
MT5でボリンジャーバンドのラインタイプや太さを変更2

ボリンジャーバンドの太さとスタイルが変更されました

MT4でボリンジャーバンドのラインタイプや太さを変更3
MT5でボリンジャーバンドのラインタイプや太さを変更3

MT4、MT5でボリンジャーバンドを重ねて表示する

メタトレーダーに標準搭載されているボリンジャーバンドでは、デフォルト状態での偏差の表示は1本しか表示されないようになっています。

ボリンジャーバンドをいろいろと調べていると同時に2本や3本を表示しているチャート画面を見かけることが多くあると思います。

ここではMT4やMT5でボリンジャーバンドを2本3本と重ねて表示する方法を2つご紹介します。

±1σと±2σを同時に表示する(レベルで表示させる方法)

先ほどと同じ手順で偏差1のボリンジャーバンドをチャートに適用する

1σと2σを同時に表示する方法

次にプロパティを呼び出しタブから「レベル表示」を選択する

レベル表示の選択

追加ボタンを押してレベルを追加し、±2シグマを追加するために「2.0と-2.0」を入力する

マイナス側も入力しないと片側だけになってしまうので注意

レベルの入力

2本のボリンジャーバンドが表示されました。

1σと2σの同時表示

なお、MT5でもやり方は同じですのでここでは割愛したします。

また、3本表示をしたい場合はレベル表示タブの画面でさらに追加をして「3.0と-3.0」を入力すれば、±3σまで表示することができます。

ただしこのやり方では必ず±1σの表示が必要になります。

±1σを表示したくない場合は次の方法を試してください。

±2σと±3σを表示する(ボリンジャーバンドをチャートに2つ適用する)

先ほどと同じ手順で今度は偏差2のボリンジャーバンドをチャートに適用する

2σと3σを同時に表示する

続いてメニューから「表示」➔「ナビゲーター」と選択してクリック

ナビゲーターの表示

MT4 / ナビゲーターが表示されるので「インジケータ」➔「トレンド」➔「Bolinger Bands」と進み、Bolinger Bandsをチャート画面へドラッグ&ドロップ、またはダブルクリックする

MT5 / ナビゲーターが表示されるので「指標」➔「トレンド系」➔「Bolinger Bands」と進み、Bolinger Bandsをチャート画面へドラッグ&ドロップ、またはダブルクリックする

MT4でボリンジャーバンドを2つ適用する
MT5でボリンジャーバンドを2つ適用する

先ほどと同じプロパティが表示されますが、もう一つボリンジャーバンドを適用したことになっているのでここでは「3」を入力します

新たに適用したボリンジャーバンドの設定

±2σと±3σの2本のボリンジャーバンドがチャートに適用されました

2σと3σの同時表示

なお、中央の移動平均線は後から適用したボリンジャーバンドの色が反映されますので、色を変えて適用する場合は順序に注意をしてください。

MT4、MT5でミドルラインを消す方法

ボリンジャーバンドを表示しているときに中央のミドルバンドだけ色を変えたくなったり、外側のバンドだけ使用したいのでミドルバンドを非表示にしたくなることがあります。

そんなときはミドルバンドを非表示にしてしまうことでお好みの表示にカスタマイズできます。

ボリンジャーバンドのパラメータ画面で偏差を「1」、スタイルカラーを「None」にする

ミドルラインを消す方法

2本同時表示で行ったようにレベルを追加して、バンドを表示したいカラーを選択します。

プロパティ画面の操作手順

ミドルバンドのないボリンジャーバンドが描写されました

ミドルラインが消えた表示

ミドルバンドは移動平均線なのでミドルバンドだけ色を変えたいときは「Moving Average」をチャートに適用します。

ミドルバンドだけ色を変える方法

期間はBolinger Bandsと同じにします。分かりやすいように赤色を選択してみましょう

移動平均線のプロパティ操作手順

ミドルバンドが赤色のボリンジャーバンドが作成されました

ミドルバンドだけ色を変えた表示

先ほどの3本表示の応用をすればこのような表示もできるようになります

3本表示の応用

まとめ:ボリンジャーバンド期間はデフォルトで使おう

メタトレーダーにボリンジャーバンドを適用させると相場の見え方が劇的に変化します。

時には設定値を変えた方がよく効くように見えることもあります。

しかし開発者のジョン・ボリンジャーは多くの場面において20期間が一番妥当であるとしています。

そのため多くのボリンジャーバンドを使用しているトレーダーが20期間を採用しています。

多くの方が使用しているということは、それだけ意識している人が多いということです。

その場限りで効くような設定ではなく、多くのトレーダーが意識している数値で使用するようにしておきましょう。

ボリンジャーバンドの全てをまとめた記事です。

この記事ではMT4でのボリンジャーバンドの使い方について詳しく説明しましたが、ボリンジャーバンドについてさらに詳しく知りたい場合は、ボリンジャーバンドまとめ記事を参考にしてください。

監 修
山中康司

慶応義塾大学卒業後、1982年アメリカ銀行に入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャーとして為替、債券、デリバティブ等の取引に携わる。2002年金融コンサルティング会社アセンダントを設立、取締役に就任。為替情報配信、セミナー講師、コンサルティングをつとめている。「テクニカル指標の読み方・使い方」等著書も多数。2018年 金融リテラシー協会 代表理事に就任。


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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
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