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RSIの関連インジケーター15選(MT4/MT5/TradingView)

2022年04月07日 公開 
2024年05月13日 更新
RSI15選-アイキャッチ
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RSIは過去の相場における上昇幅の割合を示した指数

RSIをチャートに表示

RSI(Relative Strength Index)は「相対的力指数」とも言われ、過去の上昇・下落幅の合計における上昇幅の割合を示した指数です。

MT4やMT5、TradingViewにはさまざまなインジケーターが公開されていますが、今回は無料で使えるRSIの関連インジケーターを15個厳選して紹介します。

これらのインジケーターを上手に活用すれば、トレードポイントを確認できるのはもちろんのこと、効率的に分析を実施したり、相場監視時間を短縮したりすることもできるでしょう。

MT4のRSI関連インジケーター

まずは、MT4におけるRSI関連インジケーターとして、以下の7個を紹介します。

  • Alert RSI
  • RSI Candle Signal
  • RSI Bands MT4
  • RSI Bullish Bearish Divergence
  • FFx RSI
  • RSI Signals Scanner
  • RSI vs BB

早速ですが、それぞれのインジケーターについて見ていきましょう。

RSIのゾーンに入るとアラートで通知してくれる「Alert RSI」

Alert RSIにおける買いのアラート通知

Alert RSIは、RSIが買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入った後に出たタイミングで、上の画像のようにアラート通知をしてくれる便利なインジケーターです。(サブチャートには、MT4デフォルトのRSIを表示しています。)

チャートを監視していなくても相場が転換する可能性があるタイミングに気付くことができるので、トレードチャンスを逃しにくくなるでしょう。

なお、デフォルトでは期間設定が「8」、適用価格が「 ( 高値 + 安値 + 終値 ) ÷ 3」と、あまり一般的ではない設定になっているので注意しましょう。

Alert RSI

RSIのゾーンに入るとローソク足の色が変わる「RSI Candle Signal」

RSI Candle Signalを適用したチャート

RSI Candle Signalは、上の画像のようにRSIが買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入ったところで、ローソク足の色を変えてくれます。(サブチャートには、MT4デフォルトのRSIを表示しています。)

これを使えば相場における重要局面が一目瞭然で判別できるようになり、チャート監視がしやすくなるはずです。

RSI Candle Signal

メインチャートで買われすぎ・売られすぎが分かる「RSI Bands MT4」

RSI Bands MT4を適用したチャート

RSI Bands MT4は、上の画像のようにメインチャート上に2本のラインを表示するインジケーターです。(サブチャートには、MT4デフォルトのRSIを表示しています。)

上側のラインはRSIにおける買われ過ぎの判定ラインで、チャートがこのラインを上回るとRSIが買われ過ぎゾーンに入ることになります。

下側のラインはRSIにおける売られ過ぎの判定ラインで、チャートがこのラインを下回るとRSIが売られ過ぎゾーンに入ることになります。

チャートがどこまで来ればRSIのシグナルが出るのかが分かり、相場の流れをイメージしやすくなるでしょう。

RSI Bands MT4

ダイバージェンスを自動で検知する「RSI Bullish Bearish Divergence」

RSI Bullish Bearish Divergenceを適用したチャート

RSI Bullish Bearish Divergenceは、上の画像のようにRSIのダイバージェンスを自動検知して教えてくれるインジケーターです。

また、アラートの機能も付いており、相場においてトレンドが転換しやすいタイミングを見逃しにくくしてくれます。

ちなみに、デフォルトではオフになっていますが、通常のダイバージェンス(上の画像における赤ライン・青ライン)だけでなく、ヒドゥン・ダイバージェンス(上の画像における緑ライン・オレンジライン)も検知可能です。

RSI Bullish Bearish Divergence

なお、ダイバージェンスについては以下の記事で解説しているので、このインジケーターに興味のある人はぜひチェックしてみてください。

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複数時間足のRSIを表示する「FFx RSI」

FFx RSIを適用したチャート

FFx RSIは、上の画像のように複数の時間足におけるRSIの状況を同時に表示するインジケーターです。

複数の時間足におけるRSIの状況を使って分析を行う場合、わざわざ時間足を切り替える必要がなくなるので、分析を効率化させることができるでしょう。

FFx RSI

複数銘柄・時間足のシグナル発生が同時に分かる「RSI Signals Scanner」

RSI Signals Scannerを適用したチャート

RSI Signals Scannerは、上の画像のように複数の分析対象・複数の時間足において、RSIのシグナル発生を同時にスキャンできるインジケーターです。(サブチャートには、MT4デフォルトのRSIを表示しています。)

シグナルが発生したところは色が付くようになっていて、そこをクリックすればシグナルが発生したチャートが表示されるようになっています。

RSI Signals Scanner

ボーリンジャーバンドのシグナルも分かる「RSI vs BB」

RSI vs BBを適用したチャート

RSI vs BBは、上の画像のようにRSIとボリンジャーバンドで同時にシグナルが発生したタイミングを教えてくれるインジケーターです。(サブチャートには、MT4デフォルトのRSIを表示しています。)

RSIとボリンジャーバンドで同時に買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入ったときに、丸印を表示してくれます。

また、RSIとボリンジャーバンドで買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入った後、同時に買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンから出たところには、矢印を表示してくれます。

RSI vs BB

なお、ボリンジャーバンドについては以下の記事で解説しているので、このインジケーターを使う際にはぜひチェックしてみてください。

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MT5のRSI関連インジケーター

続いて、MT5におけるRSI関連インジケーターを5個紹介します。

  • RSI Zone Alert
  • RSI_Divergence
  • Dashboard RSI Multi Time Frame for MT5
  • SC MTF Rsi MT5
  • RSI with Moving Average

MT5についても、それぞれ見ていきましょう。

買われすぎ・売られすぎをアラートで通知してくれる「RSI Zone Alert」

RSI Zone Alertの設定画面

RSI Zone Alertは、RSIにおける買われ過ぎ・売られ過ぎを検知してアラート通知してくれるインジケーターです。

上の画像で示している設定画面を見ると分かりますが、買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入ったタイミング(ゾーンエントリー)、入ってから出たタイミング(ゾーンエグジット)それぞれで、アラートが出せるようになっています。

チャートをチェックしたいタイミングにアラートが出るように設定すると、チャート監視時間を減らしながら、トレードチャンスを逃しにくくなるはずです。

RSI Zone Alert

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ダイバージェンスを検知してくれる「RSI_Divergence」

RSI_Divergenceを適用したチャート

RSI_Divergenceは、上の画像のようにRSIにおけるダイバージェンスを検知してチャート上に表示するインジケーターです。

うっかりしていると見逃すことのあるダイバージェンスも、このインジケーターを使用すれば見逃すことはなくなるでしょう。

RSI_Divergence

複数銘柄・時間足のシグナルをチェックできる「Dashboard RSI Multi Time Frame for MT5」

Dashboard RSI Multi Time Frame for MT5を適用したチャート

Dashboard RSI Multi Time Frame for MT5は、上の画像のように複数の分析対象・複数の時間足におけるRSIの値を、パネルでまとめてチェックできるインジケーターです。

RSIが買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入ると色が変わるので、簡単に見つけることができるようになっています。

Dashboard RSI Multi Time Frame for MT5

RSIの移動平均線を表示できる「RSI with Moving Average」

RSI with Moving Averageを適用したチャート

RSI with Moving Averageは、RSIの移動平均線を表示することができるインジケーターです。

上の画像では、RSIと移動平均線がクロスするとRSIの色が変わる設定にしています。

RSI with Moving Average

なお、以下はこの移動平均線に関する総合的な解説記事なので、興味のある人はこちらも併せてご覧ください。

RSIのボリンジャーバンドを表示する「RSI_Bands_v1」

RSI with BBを適用したチャート

RSI_Bands_v1は、上の画像のようにRSIにボリンジャーバンドを表示するインジケーターです。

上下のボリンジャーバンドを買われ過ぎ・売られすぎの判定ラインに見立てて、シグナルも出るようになっています。

ちなみに、デフォルトでは±2.5σのバンドが表示されるようになっていますが、設定値を変更して調整することも可能です。

RSI_Bands_v1

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TradingViewのRSI関連インジケーター

内容

・TradingViewのRSI関連インジケーターを3個ほど列挙する。

最後に、TradingViewで使えるRSI関連インジケーターを3個紹介します。

  • RSI(内蔵)
  • RSI Candles
  • CM_Ult_RSI_MTF

では、こちらもそれぞれ見ていきましょう。

簡単に使えて高機能な「RSI(内蔵)」

TradingViewのRSI(内蔵)を適用したチャート

上の画像で表示しているのはTradingViewに内蔵されているRSIですが、意外と高機能なので紹介しておきます。

見ての通り、RSIに移動平均線が表示されています。この移動平均線の種類も選べ、単純移動平均線(SMA)だけでなく指数平滑移動平均線(EMA)加重移動平均線(WMA)なども表示可能です。

この他にもボリンジャーバンドも設定を変えるだけで簡単に表示することができ、内蔵インジケーターながらさまざまな分析ができる機能が用意されています。

ゾーンに入るとローソク足の色を変える「RSI Candles」

RSI Candlesを適用したチャート

RSI Candlesは、上の画像のように、RSIが買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入っているときのローソク足の色を変えるインジケーターです。(サブチャートには、TradingView内蔵のRSIを表示しています。)

これを利用すれば、RSIを表示することなくRSIのシグナルが出たことを確認することもできるでしょう。

RSIの用途によっては、使い勝手のいい便利なツールと言えそうです。

多くの機能を備えている「CM_Ult_RSI_MTF」

CM_Ult_RSI_MTFを適用したチャート

CM_Ult_RSI_MTFは、非常に多機能なインジケーターです。

上の画像の緑や赤の部分では、RSIのシグナルが発生していることが示されています。

また、オレンジのラインは異なる時間足のRSIで、同じサブチャートの中で複数の時間足のRSIを視覚的にチェックできるようになっています。

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インジケーターを利用する際は中身をしっかり理解する

インジケーターを利用すると、自分が行おうとしている相場分析の一部を代わりに行ってもらうことができます。

そのため、作業が効率化されることでより高度な分析が可能になったり、相場分析にかかる労力を減らしたりすることが可能です。

しかし、インジケーターに分析の一部を任せるのであれば、インジケーターがどういう動きをしているかを正しく理解しておくことが欠かせません。

もしインジケーターが自分が想定していたのとは違う動きをしていた場合、分析が正しく行えないことになるでしょう。

そのことに気付かないままインジケーターを使っていると、誤った分析をし続けることになってしまいます。

そういったことのないように、インジケーターを利用する際には、きちんと中身を理解しておくことを意識してください。

まとめ:便利なインジケーターを有効活用しよう

今回は、RSI関連のインジケーターを一気に紹介してきました。

世界中の人がインジケーターを開発しており、私たちが手軽に利用できるインジケーターの種類は豊富です。

自分に合ったインジケーターが見つかれば、トレードに好影響を及ぼすことが大いに期待できるでしょう。

中身をきちんと理解して使うという注意点を守りながら、いろいろなインジケーターを試してみてはいかがでしょうか。

なお、RSIに関するさまざまな論点は以下の記事でまとめて解説しているので、RSIについて深く知りたい人はぜひチェックしていただければと思います。

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Runchaテクニカル分析チーム

トレード体験アプリ「Runcha」は、テクニカル分析チームが監修を行っています。これまでにFXおよび仮想通貨初心者向けの学習アプリを開発し、累計100万ダウンロードを突破。「Runcha」はデモトレードの進化版を目指し、トレード練習の概念を一新します。経験豊富な専門家の協力の下、分かりやすく正確な情報を提供しています。


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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
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