【今すぐ使える】RCIの3本手法|見方と使い方、効果的な順張り・逆張り手法も紹介
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「RCIの正しい見方を知りたい」
「FXで使えるRCIのもっと効果的な使い方はない?」
「どうやって3本のRCIを同時に使えばいいの?」
RCIはFXトレーダーに人気のインジケーターですが、上記のような悩みをもっている人も多いのではないでしょうか。
【この記事で分かること】
- RCIの基本となる見方と使い方
- RCIを見るときの注意点
- 3本のRCIを使ったトレード手法
- RCIの順張り手法と逆張り手法
- 決済におけるRCIの使い方
本記事では、RCIの見方と使い方を基本から応用まで丁寧に解説していきます。
RCIを正しく使ってトレードがしたいという人は、ぜひ最後までチェックしていってくださいね。
目次
最強のテクニカル分析は?
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RCIは相場の過熱感や方向性が分かる
RCIは相場の過熱感を教えてくれたり、相場の方向性を教えてくれるオシレーター系のテクニカル指標です。
価格だけでなく時間要素を加えて計算することで、価格の動きに対して時間軸がどれぐらい合致しているのかと言うことがわかるので、レンジ相場での逆張りだけでなくトレンド相場での順張りにも機能する少し珍しいインジケーターです。
RCIの使い方と見方
RCIで見るべき所は上下に設定される±80%のラインと、中央に設定される0ラインが基本になります。
この±80%のラインを超えた時に買われすぎ売られすぎと判断し、このゾーンに入った後に±80%のラインを再度割ってきた時に買われすぎていたものが売られ始めた、売られすぎていたものが買われ始めたと言うシグナルとなり、売買のトリガーとして使用することができます。
また時間要素を計算に加えていることを使って、長期のRCIが中央にある0ラインより上で推移しているときは上昇する圧力が強く(上昇トレンド)、0ラインより下で推移しているときは下落する圧力が強い(下降トレンド)と判断できるなど、相場全体の流れを知る時に使うこともできます。
他にも長期と短期のRCIのクロスを使って、売買のシグナルとして使うこともできます。
RCIの見方ではゾーンに入ったとしてもすぐに売買ができない点に注意
RCIは過熱感を見ることができるオシレーター系のインジケーターですが、使うにあたっての注意点があります。
それは価格や時間に順位をつけて計算しているので、買われすぎや売られすぎのゾーンに入ったからといってすぐに売買ができないということです。
RSIなどと違い価格の変動幅で計算しているわけではないので、買われすぎ売られすぎゾーンに入ってすぐのRCIが上昇や下降を続けている状態のときや、長期のRCIが示唆する方向とは逆向きにポジションをもつということは、上昇や下降への圧力がまだまだ強く働いているときに飛び込んでしまうということです。
そのため、RCIが±80%のラインを超えてさらに上昇や下降をして100%のライン付近に張り付いてしまうことも考えられます。
±80%のラインを超えてすぐの状態はしっかりとしたトレンドが発生していると判断できるので、安易に買われすぎている、売られすぎていると判断してしまい逆張りを仕掛けると大負けをしてしまう可能性もあります。
例えば長期のRCIが0ラインより下で下向きに進んでいる時に、短期のRCIがクロスして上抜けたからといって安易に買いを仕掛けたり、うまく利益にならないことが多いということです。
RCIのシグナルはゾーンを超えた後に再度割り込むことや、トレンドを示唆する長期のRCIの方向に逆らわないなどルールを守ることが必要ですが、その分守った際には強力なシグナルとなることも多くあります。
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RCIの効果的な使い方
この項目ではRCIを使ったトレーディングアイデアをいくつかご紹介していきます。
3本のRCIを使って短期・中期・長期の方向性を把握する
短期、中期、長期の3本のRCIを同時に表示して、長期のRCIで相場の方向性を把握しながら、中期RCIと短期RCIのゴールデンクロスやデッドクロスをシグナルとして、売買のトリガーとして使っていく方法です。
初心者でもわかりやすく視覚的に判断できるのが特徴です。
RCIを使った順張り・逆張り手法
RCIは時間要素を計算に入れることで相場の流れを視覚化できるのが特徴のオシレーターでもあるので、その特徴を使って順張り逆張りどちらも狙うことができます。
例えば、長期RCIが+100%付近に張り付いている時に短期RCIが−80%ゾーンから抜け出すタイミングで仕掛ける押し目買いだったり
長期のRCIが±80%のラインを割るタイミングで、3本のRCI全ての方向が揃ったところから売買を仕掛ける「天井売り」や「底値買い」だったりと、どちらもRCIを目安に仕掛けることができます。
決済におけるRCIの使い方
他にも、タイミングが難しい利確についてもRCIは目安とすることができます。
スキャルピングのような短期売買の場合は短期RCIがポジション方向の±80%ラインを超えたとき、デイトレードのような1日かけての売買の場合は中期RCIがポジション方向の±80%のゾーンを超えたときなど、反転を示唆するシグナルが出るより少し前に利確タイミングの目安として使うこともできます。
レンジ相場かトレンド相場かで多少タイミングは違いますが、どこまで伸びるかわからない、どこで反転するかわからない時の目安としては十分な判断材料となります。
まとめ:RCIも万能ではない
このように価格と時間の相関関係をみることで売買のトリガーにしたり、決済のタイミングに使うことが可能です。
相関というのは対になった数値がお互いに影響しあっている状態ですので、RCIの数値がプラスでもマイナスでも大きければ大きいほど相関は強いことになります。
しかし、そんなRCIも万能ではありませんのでトレンドを追いかける順張りの時はトレンド系のテクニカル指標である移動平均線やボリンジャーバンド。
レンジの逆張りを狙う時には同じオシレーター系テクニカル指標であるRSIやMACDなどを組み合わせて使うことでより確度の高い分析ができるようになります。
RCIを使った分析は効果的ですが、機能しないこともあるということを念頭に使うようにしましょう。
RCIの全てをまとめた記事です。
この記事ではRCIの使い方や見方について詳しく説明しましたが、RCIについて詳しく知りたい場合は、RCIまとめ記事を参考にしてください。