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FXにオススメの時間帯|取引できる時間や市場時間ごとの特徴を解説【初心者】

2023年01月11日 公開 
2024年11月18日 更新
FXにオススメの時間帯とは|取引できる時間や市場時間ごとの特徴を解説
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FXでは、時間帯が値動きに大きな影響を与えることがあります。

東京市場やニューヨーク市場など、オープンしている市場ごとに特徴があり、それによってオススメの時間帯もあるんです。

トレードに最適な時間帯を知ることで、FX初心者でも、スムーズに取引を進められるでしょう。

この記事では、FXで取引できる時間や市場時間ごとの特徴を分かりやすく解説しました。

市場時間ごとの癖を把握すれば、より有利にトレードできます。

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FXの取引可能時間

FX市場は、平日はほぼ24時間常に取引できる世界的な市場です。

ただし、取引ができない時間帯もあります。

原則平日・祝日のほぼ24時間取引可能

FXは、通貨の相互取引によって成り立つ投資です。

通貨のやりとりは、世界中で行われています。

一方で、株式取引は特定の国や地域での株式市場の活動によって成り立っているため、取引時間が限られます。

また株式取引は、取引時間は取引所が開いている時間しかできません。

柔軟に取引できる点は、FXの大きな特徴のひとつです。

クリスマス・年末年始は休みまたは営業時間短縮

FXは、基本的にはほとんどの祝日も取引できるようになっています。

ただしクリスマスや年末年始には、FX業者が休んだり、営業時間を短縮したりすることがあります。

そのため、これらのタイミングでは、取引には注意が必要です。

夏時間(サマータイム)と冬時間(米国標準時間)がある

FXをするうえで知っておくべきなのが、夏時間冬時間です。

夏時間とは、夏季に時間を1時間進めることで、日の光を生活の中でもっと活用するために行われる制度です。

これによって夏時間の期間は、FXの市場も1時間早くオープンし、経済指標の発表も早まります。

夏時間は、北半球では一般的に4月頃から10月頃まで適用されます。

アメリカでは、3月第2日曜日から11月の第1日曜日までです。

夏時間と冬時間の切り替わるタイミングには、注意しましょう。

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FXの主な市場と市場時間ごとの特徴

世界各国には為替市場があり、中でも大きなものが次のとおりです。

  • ウェリントン市場(ニュージーランド)
  • シドニー市場(オーストラリア)
  • 東京市場(日本)
  • ロンドン市場(イギリス)
  • ニューヨーク市場(米国)

特に東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場は、三大市場といわれています。

それぞれの市場がオープンしている時間帯を指して、「東京時間」「ロンドン時間」ということもあります。

三大市場の値動きの特徴を見てみましょう。

東京時間(9:00~):狭いレンジの値動きとなることが多い

東京時間においては、為替レートが狭いレンジ内で動くことがよくあると言われています。

最大の市場であるニューヨーク市場が終了しており、取引量が減少するからです。

ただし、東京時間帯によっても取引量やボラティリティにばらつきがあるので、そのような特徴を単純に決め付けることはできません。

また東京時間においても、外国為替市場での情報やニュースなどが重要なイベントだと判断される場合や、国内経済指標の発表などがある場合は、為替レートの変動が大きくなることもあります。

ロンドン時間(16:00または17:00~):欧州通貨が取引されやすい

ロンドン時間では、ユーロや英ポンド、スイスフランなどの欧州通貨が取引されやすいです。

これらの通貨を含む通貨ペアに、動きがあるかもしれません。

またロンドン時間の相場は、他の主要市場とも重複しており、取引量が増加する傾向があります。

ニューヨーク時間(21:00または22:00~):もっとも取引量が多く取引が活発

ニューヨーク時間は、世界でもっとも取引量が多い時間帯と言われています。

そのため、値動きも活発です。

取引されやすい通貨としては、米ドルやカナダドル、ユーロなどが挙げられます。

またアメリカの株式市場がオープンするほか、経済指標の発表も重なりやすく、これらの要素がFXに与える影響にも注目しておいたほうがいいでしょう。

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FXは取引が活発な時間にトレードすべき

通常、世界的に取引量が多い時間帯や、為替レートの動きが活発な時間帯がトレードに適しているといわれます。

取引量が多いと、スプレッドが小さくなることが多く、コストを抑えられます。

また取引量が多いと、為替レートが動きやすく、利益を狙いやすいです。

ただし、より大きな値動きがあるということは急騰・暴落のリスクもあるので、対策は講じましょう。

FX初心者が狙うべき勝ちやすい時間帯は三大市場がオープンしている時間帯

初心者にオススメな時間帯は、三大市場のオープンしている時間帯です。

中でもロンドン時間やニューヨーク時間は、取引量が特に多く、トレンドが発生しやすいです。

トレンドにうまく乗れれば、大きな利益を出せます。

ただし人によっては、トレンド相場よりもレンジ相場でコツコツ稼ぐほうがやりやすいと感じるかもしれません。

個人のスタイルや戦略に合う時間帯を探してみましょう。

FX初心者が避けるべき時間帯

FXにはオススメの時間帯もあれば、逆に避けたほうがいい時間帯もあります。

日本時間の早朝6:00~7:00はイレギュラーな値動きになりやすい

日本時間の早朝は、日本と世界中のほとんどの市場が取引を休んでいるため、流動性が低く、スプレッドが広がりやすいタイミングとなります。

また早朝には、世界各国の経済ニュースが発表されることが多く、それに伴い市場が急変することがあります。

特に月曜日の早朝においては、前週末に起きた政治や経済的な出来事やニュースが、市場に反映されることがあるため、値動きがイレギュラーになるとされています。

また月曜日の朝は、資金調達のための新しい融資が行われることもあり、それに伴い、市場に新しい資金が流入することによって、予想外の方向に値動きが大きくなることがあると言われています。

重要な経済イベントの前は市場が不安定になる

重要な経済イベントの前も、避けるべき時間帯と言えます。

重要な経済イベントの前には、市場が不安定になることがありますので、取引をする場合は、イベントの発表日やその前後を避けるよう心がけることが望ましいです。

三大市場が休みの期間はスプレッドが広がりやすい

三大市場が休業している期間は、取引量が減少し、スプレッドが広がりやすいという特徴があります。

例えば、ニューヨーク市場のクリスマス休暇、東京市場のお盆休み、ロンドン市場の夏季休暇などです。

また国内外の祝日や年末年始にも、三大市場が休みとなることがありますので、取引をする場合は事前に確認することをおすすめします。

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トレードの時間帯を決めるとメリハリがつきトレードスタイルを確立できる

トレードする時間帯を決めることには、様々なメリットがあります。

まず、時間のメリハリがつくという点です。

トレードをする時間を決めることで、その他の時間では仕事やプライベートなどを楽しむことができます。

これにより、トレードに取り組むときに集中できるだけでなく、プライベートでもリフレッシュできるため、精神的にも健康的です。

また、自分なりのトレードスタイルを作り出すことができるという点も、決めた時間帯でトレードすることのメリットです。

一日中取引できるFXですが、ある時間帯において取引しやすいと感じたり、他の時間帯では合わないと感じたりすることもあるかもしれません。

トレードする時間帯を決めることで、短期的な取引をする場合は、ボラティリティが高い時間帯を、ロングポジションを取る場合は、ゆったりとした相場を好むなど、自分に合ったスタイルを確立することができます。

まとめ:時間帯別の特徴を踏まえて勝率アップ

FXは世界中で24時間取引されており、取引可能な時間帯が広いため、自分に合った時間帯を選んでトレードすることができます。

基本的には、取引量の多いロンドン時間やニューヨーク時間がオススメです。

しかしFX初心者にとって大切なのは、自分にとってやりやすい時間帯を見つけることです。

様々な時間帯を試してみることで、より自分に合ったトレードを行えるでしょう。

FXの初心者は、まずはこのまとめ記事から勉強を始めてみてください。

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著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
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