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【FXの勝ち組】72.6%がテクニカル分析を活用!一番人気は「移動平均線」で57.1%が重視|FXで安定的に利益を得ている106人に質問

2024年09月03日 公開 
2024年09月03日 更新
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テクニカル分析専門サイト『テクニカルブック』は、勝ち組FXトレーダーの実態を調査する目的で、FXで安定的に利益を得ている20歳以上の男女106名を対象にアンケートを行いました。本調査からは、FXにおけるテクニカル分析の重要性とスキルアップのためのヒントが見えてきました。

調査サマリー

今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。

  1. トレードスタイルの1位は「デイトレード」で28.3%、2位は「スキャルピング」で25.5%
  2. 「高リスク、高リターン」で取り組んでいる人が33.0%、「低リスク、低リターン」の16.0%を上回る
  3. 国内FX会社メインの人が57.5%、海外FX会社メインの人は9.4%にとどまる
  4. テクニカル分析を重視している人が72.6%、人気は移動平均線で57.1%が重視
  5. 効果的なスキルアップ方法は、1位が「過去チャートでの練習・振り返り」で42.5%、2位は「少額の実戦トレード」で40.6%

調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者  :FXで安定的に利益を得ている20歳以上の男女
調査期間 :2024年6月20日~2024年6月27日
有効回答 :106名

主な調査結果

本調査は、過去に実施したFXトレーダーの実態に関する調査において、自身のFXスキルについて「上級者:安定した利益を得ている」「プロ:安定した利益が生活費を大きく上回りFXのみで生活することも可能」と回答した人(以下、「FX上級者」と表記)を対象に行いました。

有効回答数は106名で、回答者の男女/世代/FX経験年数の割合は、以下の通りです。

アンケート回答者(FX上級者)の男女/世代/FX経験年数の割合

それでは、調査結果の詳細を紹介していきます。

1.トレードスタイルの1位は「デイトレード」で28.3%、2位は「スキャルピング」で25.5%

次のグラフは、FX上級者にトレードスタイルを質問した結果をまとめたものです。

FX上級者のトレードスタイル

最も多いのは「デイトレード」で28.3%、これに「スキャルピング」が25.5%で続いています。両者を合わせると53.8%で、半数以上が翌日にポジションを持ち越さない短期の裁量トレードを中心に行っているようです。

「スキャルピング」は20.8%、「ポジショントレード」は16.0%で、取引期間が長期になるほど割合は少なくなっていきます。また、「自動売買」は9.4%にとどまっており、裁量トレード中心の人が大半という結果になりました。

2.「高リスク、高リターン」で取り組んでいる人が33.0%、「低リスク、低リターン」の16.0%を上回る

続いて、FX上級者に取引を行う際におけるリスクとリターンの考え方について質問した結果です。

FX上級者のリスクとリターンの考え方

最も多いのが「リターン:中、リスク:中」と回答した人で、バランス良くリスクを取ろうとしている人が約半数となりました。続いて多いのは「リターン:大、リスク:大」の33.0%で、「リターン:小、リスク:小」は16.0%となっています。

リスクを抑えることを最優先に考えている人と比べると、リスクを許容しながら大きな利益を狙いにいく姿勢の人が多いようです。FX上級者には、ある程度のリスクは受け入れるという考え方を持つ傾向があるのかもしれません。

【参考情報】FXをやめた人のリスクとリターンの考え方

以下は、過去にFXをやめた人を対象に行った調査(以下のリンク)において、FXのリターンとリスクについて同様の質問を行った結果をまとめたグラフです。

FXをやめた人のリスクとリターンの考え方

FX上級者と共通しているのは、FXをやめた人も「リターン:中、リターン:中」が約半数と最も多い点です。一方、相違点は「リターン:大、リスク:大」と「リターン:小、リスク:小」のバランスで、FX上級者は前者が多かったのに対し、FXをやめた人では後者が多くなっています。

このことからは、FX上級者に比べるとFXをやめた人の方がリスク回避的な傾向があるといえそうです。FXでスキルを伸ばすためには、とにかくリスクを抑えようとするよりも、FXの性質を正しく理解した上で、ある程度はリスクを受け入れる姿勢も必要なのかもしれません。

3.国内FX会社メインの人が57.5%、海外FX会社メインの人は9.4%にとどまる

次のグラフは、FX上級者が国内FX会社と海外FX会社のどちらを主に利用しているか質問した結果です。

FX上級者が利用している国内/海外FX会社の比率

「国内FX会社」と回答した人が57.5%に上り、半数以上が国内FX会社を中心に取引を行っているようです。これに対して「海外FX会社」と回答した人は9.4%にとどまっており、FX上級者は海外FX会社よりも国内FX会社を多く利用していることがうかがえます。

続いて、「国内FX会社」と回答した人を対象に、国内FX会社を主に利用する理由を質問した結果です。

FX上級者が国内FX会社を主に使用する理由

1位は「スプレッド・取引手数料」で52.5%と、半数以上の票を集めました。国内FX会社は海外FX会社に比べてスプレッドが狭く、取引手数料は無料というケースが多いですが、このメリットを有効活用しているFX上級者が多いことがわかります。

2位は「業者の信頼性・透明性」で45.9%と、こちらも非常に高い割合となりました。FX上級者はトラブルに巻き込まれるのを避けるために、金融庁に登録をしていない海外FX会社を避ける傾向が強いと考えられます。

このようにFX上級者には、取引コスト面での優位性や業者としての信頼性・透明性を重視して、国内FX会社を選択している人が多いようです。

4.テクニカル分析を重視している人が72.6%、人気は移動平均線で57.1%が重視

相場を分析する代表的な方法としては、大きくテクニカル分析とファンダメンタルズ分析の2つが挙げられます。FX上級者はどちらを重視しているのかを調査するために、トレード判断をするために行っている分析方法について質問しました。

FX上級者がトレード判断のために行っている分析方法

結果は、「テクニカル分析」と回答した人が72.6%、「ファンダメンタルズ分析」と回答した人が63.2%でした。いずれも半数を大きく超える高い割合となっていますが、テクニカル分析を重視する人の方がやや多いようです。

「テクニカル分析」と回答した人を対象に、具体的に何を重視しているかについても質問を行いました。次のグラフは、上位8つの結果をピックアップしたものです。

FX上級者が重視しているテクニカル分析

結果は「移動平均線」が57.1%で、他と比較して頭ひとつ抜けての1位となりました。テクニカル分析の中で最も定番といえる移動平均線が人気を集めていることからは、FX上級者はオーソドックスな分析を重視している人が多いのかもしれません。

2位は「チャートバターン分析」で31.2%、3位は「ボリンジャーバンド/ストキャスティクス/RCI」が28.6%の同率で並んでいます。2位以下は大きな差がなく、「移動平均線」の高い割合が印象に残る結果となりました。

このように、大半のFX上級者は取引判断のために何かしらの分析を行っており、どちらかというとテクニカル分析を重視している人が多いことがわかりました。テクニカル分析では移動平均線を重視している人が多く、FXに取り組む際には基本的なテクニカル分析をきちんとマスターすることが大切といえそうです。

【参考情報】FX上級者が使用するテクニカル分析の全結果

以下の表は、FX上級者が使用するテクニカル分析に関する質問に関する全結果です。

テクニカル分析割合
移動平均線57.1%
チャートパターン分析31.2%
ボリンジャーバンド28.6%
ストキャスティクス28.6%
RCI28.6%
MACD27.3%
ローソク足分析26.0%
一目均衡表24.7%
ダウ理論23.4%
出来高分析23.4%
水平ライン/トレンドライン20.8%
ウィリアムズ%R19.5%
フィボナッチ系ツール19.5%
サイクル分析18.2%
ギャン理論16.9%
RSI13.0%
その他1.3%
特になし1.3%

5.効果的なスキルアップ方法は、1位が「過去チャートでの練習・振り返り」で42.5%、2位は「少額の実戦トレード」で40.6%

最後に、FX上級者にスキル向上の効果的な方法について質問した結果をまとめたグラフです。

FX上級者が考えるスキル向上に効果的な方法

1位は「過去チャートを使用した練習・振り返り」で42.5%、2位が「少額の実戦トレード」で40.6%となりました。3位は「FXに関するWebサイト」の27.4%で、2位と差が大きく開いています。FX上級者はスキル向上において、特に上位2つを重視していることがうかがえます。

上位2つの特徴は、いずれもアウトプットのトレーニングであるという点です。FXで安定的に利益を上げられるようになるためには、インプットのトレーニングで知識を身に付けるだけでなく、実際にたくさんのトレードをこなすことが求められるのかもしれません。

まとめ

今回の調査結果をまとめると以下の通りです。

  • FX上級者は、デイトレードやスキャルピングなどの短期トレード中心の人が多い
  • FX上級者は、リスクを適切にコントロールしながらも、ある程度のリスクを受け入れてトレードする傾向がある
  • FX上級者はテクニカル分析を活用している人が多く、特に移動平均線を使った分析を重視している
  • FX上級者は、過去チャートでの練習・振り返りや少額での実戦トレードなど、アウトプットを重視している

この結果からは、FXで安定的に利益を得るためには、テクニカル分析などを通じて客観的なトレード判断ができるように、実戦的なトレーニングを繰り返すことが重要と考えられます。これからFXを始める人や、さらなるスキルアップを目指すトレーダーは、FX上級者の取り組み方から多くのヒントを得ることができるでしょう。

著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監 修
Runchaテクニカル分析チーム

トレード体験アプリ「Runcha」は、テクニカル分析チームが監修を行っています。これまでにFXおよび仮想通貨初心者向けの学習アプリを開発し、累計100万ダウンロードを突破。「Runcha」はデモトレードの進化版を目指し、トレード練習の概念を一新します。経験豊富な専門家の協力の下、分かりやすく正確な情報を提供しています。



所有者
株式会社アドバン

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。


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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
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