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半導体株とは?注目すべきおすすめ銘柄や今後の見通しを解説

2024年05月24日 公開 
2024年11月22日 更新
半導体株とは?注目すべきおすすめ銘柄や今後の見通しを解説
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半導体とは、電子機器の中核をなす部品であり、ITが普及している現代社会に欠かせない存在です。

そして、このような半導体を製造・設計する企業の株式を「半導体株」といいます。

この記事では、半導体株の概要や、投資するメリットとリスク、今後の展望などについて解説します。

2024年に注目すべき銘柄も紹介しているので、この記事を読んで半導体株投資の参考にしてください。

半導体株とは

半導体とは、電子機器の中核をなす部品であり、コンピューターやスマートフォン、自動車など様々な製品に利用されています。

半導体株とは、このような半導体を製造・設計する企業の株式です。

主要な半導体企業として、チップの製造業者や電子機器メーカー、素材メーカーなどが挙げられます。

半導体株へ投資するメリットとリスク

半導体株へ投資するメリットとリスクをみていきましょう。

半導体株へ投資するメリット

半導体株へ投資するメリットとして、以下の点が挙げられます。

  • 高い成長性
  • 幅広い用途
  • 技術革新が期待できる

AIや5Gなどの技術革新が進む中で、半導体産業は急速に成長しており、需要が増加しています 。

また半導体はスマートフォンや自動車、家電製品など多くの製品で使用されており、需要が安定している点も特徴です。

さらなる技術革新が期待されていることもあり、半導体の需要は今後も増加し続けると予想できるので、半導体株の株価は大幅な上昇を狙える可能性があるといえます。

半導体株へ投資するリスク

  • 高い変動性
  • 地政学的リスク
  • 技術革新の競争

半導体株への投資にはメリットがあるものの、半導体株は市場の影響を受けやすく、株価が大きく変動する傾向にある点には注意しなければなりません。

特に他国との貿易摩擦や輸出規制など、地政学的リスクが半導体企業に影響を与えるケースもあります。

また半導体産業では常に新しい技術が求められるので、技術の発展に追いつけず競争に負けてしまった企業の株価が大きく下落するリスクもあります。

2024年に注目すべきおすすめ半導体株

2024年に注目すべきおすすめ半導体株を以下の表でまとめました。

銘柄名時価総額(2024年5月20日時点)
レーザーテック(6920)4兆854億円
ルネサスエレクトロニクス(6723)5兆1,582億円
東京エレクトロン(8035)17兆1,391億円
NVIDIA(NVDA)2兆2,748億ドル
インテル(INTC)1,354億ドル

レーザーテック(6920)

レーザーテックは主にレーザー加工機や産業用レーザー装置の製造・販売を行っている日本企業です。

同社の製品は、自動車や半導体、医療機器などの製造プロセスに広く活用されており、特に産業用レーザー市場において技術力や品質の高さが評価されています。

 ルネサスエレクトロニクス(6723)

ルネサスエレクトロニクスは、自動車用マイコンや車載用センサー、半導体製造装置などを手掛けている日本の半導体メーカーです。

特に自動車関連の製品が強みであり、自動運転技術や電気自動車の普及により、同社の製品への需要が増加しています。

東京エレクトロン(8035)

東京エレクトロンは、世界的なシェアを持つ日本の大手半導体製造装置メーカーです。

同社は半導体製造プロセスにおける各種装置を提供しており、主要顧客は半導体メーカーやディスプレイメーカーです。成長産業である半導体市場の発展に伴い、同社の需要も高まっています。

NVIDIA(NVDA)

NVIDIAは、主にグラフィックス処理ユニット(GPU)の設計・製造を行うアメリカの半導体企業です。

GPUは、ゲームや機械学習、仮想現実などの分野で広く利用されていることから、AI(人工知能)分野でも高い評価を得ており、同社の成長が期待されています。

インテル(INTC)

インテルは、世界的にCPU(中央処理装置)の製造・販売を行っているアメリカの半導体メーカーです。

個人や法人、データセンター向けなど幅広い市場で製品を提供しており、特にPC市場において高いシェアを誇っています。

また、最近では自動運転技術やIoT分野への展開も積極的に行っています。

半導体株の今後の見通し

半導体株の株価は、新型コロナウイルスの影響でサプライチェーンが混乱した時期には、大きく上下しました。しかし、その後の需要回復により再び上昇傾向にあります 。

チャート:TradingView

NVIDIA Corporation/週足/2024.5.24

半導体株の株価が上昇する主な要因として挙げられるのが、市場の需要増加と技術革新です。

5GやIoT、自動運転車などの分野への期待値が未だに高いことから、2024年以降も半導体の需要増加が見込まれます。

またさらなる新技術が登場すると、より高性能な半導体が求められることから、企業の研究開発投資も年々増加しています。

したがって、これからも半導体産業はさらなる産業成長を続け、株価上昇が見込まれると予想できるでしょう。

ただし、競争があまりにも激化すると、利益率が低下したり、各企業に技術革新のスピードが求められたりする点を忘れてはなりません。

半導体株への投資方法

半導体株への投資方法には、主に以下の2つがあります。

  • 個別株投資
  • ETF投資

半導体株を個別に買うこともできますが、株価の変動リスクをなるべく抑えたい方は、複数の企業の株をバランスよく組み合わせた投資商品である「ETF(上場投資信託)」を購入するとよいでしょう。

半導体株に特化したETFの例として、以下が挙げられます。

名称特徴
iシェアーズ セミコンダクターETF(SOXX)米国の半導体企業に特化したETFです。
ファースト・トラスト・NASDAQ100テクノロジー・セクターETF(QTEC)ナスダック市場に上場しているテクノロジー関連企業の中から、半導体関連の企業に投資するETFです。

まとめ:半導体株の株価は今後も安定が期待できる

半導体は、電子機器の中核をなす重要な部品であり、様々な製品に利用されています。したがって、安定した需要により、半導体株の株価は今後も安定が期待できると考えられます。

しかし技術革新のスピードの速さや各企業の競争によって、株価が上下に激しく変動するリスクがあることは考慮しておきましょう。

このようなリスクを管理しつつ、半導体株へ投資したい場合は、ETFを選択してみてください。

著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
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