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【2024年】iDeCoにオススメの証券会社・金融機関ランキング|10社を徹底比較

2024年03月08日 公開 
2024年09月10日 更新
【2024年】iDeCoにオススメの証券会社・金融機関ランキング
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iDeCoで積立投資を行うのであれば、口座開設をする必要があります。ただ、iDeCoに対応している証券会社や金融機関は多いので、迷ってしまう方もいるでしょう。

この記事では、iDeCoにオススメの証券会社や金融機関をランキング形式で紹介します。証券会社選びの際に重要な運営管理手数料や取扱銘柄数等を一覧にしているので、比較してみてください。また、金融機関選びのコツや買うべき銘柄や商品も解説します。

ご自身に合う証券会社でiDeCoを始めたい方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

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💡 iDeCoの証券会社選びに迷ったらSBI証券

iDeCoができる証券会社にはそれぞれ特徴があり、迷ってしまいますよね。
手数料の安さ・取扱銘柄数・信頼性などあらゆる点からオススメなのはSBI証券です。

iDeCo口座数 取扱銘柄数 口座開設管理手数料
運営管理手数料
90万 87本 0円

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目次

iDeCoの証券会社・金融機関選びのコツ

iDeCoで利用する証券会社や金融機関を選ぶ際は、下記の4つのポイントを参考にするとよいでしょう。

  • 口座管理手数料が0円または安い
  • 扱う商品・銘柄が豊富
  • 信頼性が高い
  • サービスが充実している

それぞれのコツについて、順番に解説していきます。

口座管理手数料が0円または安い

iDeCoは長期間にわたって投資をします。例えばiDeCoを20歳から始めた場合、投資期間は40年近くとなります。もし40年もの間、多くの手数料を支払ってしまうと、手元に残るお金が少なくなってしまうでしょう。

そこで、iDeCoで重要なのは口座管理手数料の安さです。証券会社によっては0円で利用できます。もし口座管理手数料が0円でなかったとしても、できるだけ安い証券会社や金融機関を選択しましょう。

扱う商品・銘柄が豊富

iDeCoで投資できる商品や銘柄は、ある程度決められています。証券会社や金融機関によっては、取り扱いのない商品や銘柄がある点に注意が必要です。

そこで、iDeCoの証券会社や金融機関を選ぶ際にオススメしたいのが、取扱銘柄数の多さです。取扱銘柄数が多ければ多いほど、条件に合った商品や銘柄に投資できる可能性が高まります。

信頼性が高い

先ほども述べたように、iDeCoは長期投資が前提です。開始年齢によっては数10年単位で投資するため、信頼性の高さが重要です。

今後、数10年先も取引を継続できる証券会社や金融機関を選びましょう。具体的には、口座開設数の多さや、サポートの充実度の高さなどが判断材料となります。

サービスが充実している

証券会社や金融機関はサービスの内容に違いがあります。利用できるサービスの一例はこちらです。

  • 節税シミュレーション
  • ロボアドバイザーによる商品選定
  • 定期的なレポートの配信

証券会社や金融機関が提供しているサービス内容を確認してから、口座開設に進むとよいでしょう。

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iDeCoにオススメの証券会社・金融機関の比較表

iDeCoにオススメの証券会社や金融機関の比較表はこちらです。

証券会社・金融機関名運営管理手数料取扱銘柄数サービス内容特記事項
SBI証券0円元本確保型:4件
元本変動型:83件
・商品選びサポート「DC Doctor」
・かんたん節税シミュレーション
2024年オリコン顧客満足度1位
楽天証券0円元本確保型:1件
元本変動型:35件
・定期的なセミナーの開催
・iDeCoと証券口座の一括管理
低コストで運用できる銘柄が揃っている
マネックス証券0円元本確保型:1件
元本変動型:26件
・ロボアドバイザー
・土曜日も電話での問い合わせに対応
iDeCoの銘柄の選定方針が明確
松井証券0円元本確保型:1件
元本変動型:39件
・iDeCo専用ダイヤルの設置
・チャットサポートの利用が可能
サポートの質が高く、第三者機関から高い評価を受けている
auカブコム証券0円元本確保型:1件
元本変動型:26件
・節税シミュレーション
・スマホアプリに対応
au ID登録者はPontaポイントを獲得できる(条件あり)
野村證券0円元本確保型:1件
元本変動型:35件
・野村確定拠出年金ダイヤルは土日も問い合わせが可能(祝日と年末年始は除く)
・対面による相談が受けられる
顧客資産残高は122兆円(2023年3月末時点)
大和証券0円元本確保型:1件
元本変動型:21件
・インターネットや電話を通じて、資産状況の確認や相談が可能
・iDeCo加入前の問い合わせに限り、土日も対応
創業120年の実績がある
三井住友銀行0円(みらいプロジェクトコースを選択した場合)標準コース
元本確保型:2件
元本変動型:27件
みらいプロジェクトコース元本変動型:24件
・メール配信サービス
・事前シミュレーション
商品ラインナップが2種類ある
みずほ銀行0円(一定条件を満たした場合)元本確保型:1件
元本変動型:31件
・ロボアドバイザー
・確定拠出年金お取引状況のお知らせが定期的に送られてくる
顧客対応において、第三者機関から高評価を得ている
りそな銀行0円元本確保型:2件
元本変動型:27件
・ロボアドバイザー
・土日祝日に営業している窓口で相談ができる
りそなクラブポイントが毎月5ポイント貯まる

iDeCoにオススメの証券会社・金融機関ランキング

iDeCoでオススメの証券会社や金融機関ランキングはこちらです。

1位:SBI証券
2位:楽天証券
3位:マネックス証券
4位:松井証券
5位:auカブコム証券
6位:野村證券
7位:大和証券
8位:三井住友銀行
9位:みずほ銀行
10位:りそな銀行

ランキングごとに見ていきましょう。

1位:SBI証券

SBI証券のiDeCoが選ばれる3つの理由

引用元:SBI証券

iDeCo口座数運営管理手数料銘柄数
90万無料87本

※2024年3月時点の情報

  • 業界初の90万口座を達成!加入者数No.1のiDeCo口座
  • 低コストからハイリターンまで多彩な商品を購入可能
  • ロボアドバイザー「DC Doctor」が商品選びをサポートしてくれる

iDeCoでオススメしたい証券会社の1位は、SBI証券です。SBI証券の取扱銘柄数は元本確保型で4件、元本変動型で83件と、かなりの多さです。(2024年9月9日時点)もし投資する銘柄が決められない場合は「DC Doctor」の利用がオススメです。DC Doctorは銘柄選びをサポートするサービスなので、初心者でも安心してiDeCoを始められます。

また、SBI証券は2005年からiDeCoを提供しており、およそ20年もの実績があります。将来を見据え、長期的に大切な資産を預けられる証券会社です。

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SBI証券のiDeCoでオススメの銘柄や投資配分を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

2位:楽天証券

楽天証券が選ばれる理由

引用元:楽天証券

iDeCo口座数運営管理手数料銘柄数
72万無料36本

※2024年3月時点の情報

  • 全世界やアメリカに分散投資できる人気銘柄「楽天・VT」「楽天・VTI」も買える
  • 総合口座の開設によって証券資産とiDeCoを一括管理できる
  • 初心者も安心!無料セミナーや学習コンテンツが充実

iDeCoでオススメしたい証券会社の2位は、楽天証券です。楽天証券は運営管理手数料が無料なので、コストを抑えた長期投資が可能です。また、低コストの銘柄を取り扱っている点も特徴であり、iDeCo向きの証券会社だといえるでしょう。

楽天証券で便利な機能が、iDeCoと証券口座の一括管理です。iDeCoと証券口座のどちらでも投資をしていると、証券口座とポートフォリオが分からなくなってしまうかもしれません。この一括管理はポートフォリオが一目で分かる仕様となっており、とても便利です。

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楽天証券のiDeCoでオススメの銘柄や投資配分を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

3位:マネックス証券

マネックス証券のiDeCoなら初めての資産運用でも安心のサービスが充実

引用元:マネックス証券

iDeCo口座数運営管理手数料銘柄数
非公表無料27本

※2024年3月時点の情報

  • オリコン顧客満足度®ランキング「iDeCo 証券会社」で、4年連続の総合第1位
  • ロボアドバイザーが最適な運用プランを提案してくれる
  • iDeCo専門ダイヤルあり!土曜日も問い合わせ可能

3位のマネックス証券では、iDeCoで運用する銘柄の選定方針を明確化しています。運用実績が良好であり低コスト、商品の多様性を重視しているため、銘柄の信頼性が高いと判断できます。銘柄の説明は、マネックス証券の公式サイトで確認可能です。

また、マネックス証券はiDeCo専用ダイヤルを設置しており、iDeCoに関する相談ができます。さらに、iDeCo専用のロボアドバイザーも利用できるので、投資初心者でも始めやすいでしょう。

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4位:松井証券

松井証券は創業100年の実績がある証券会社です。着実な経営と確かなノウハウを積み重ねており、信頼性が高い証券会社だといえるでしょう。長期投資となるiDeCoは信頼性の高さが重要なので、松井証券は安心して利用できます。

松井証券のiDeCoの取扱銘柄数は40件です。コストを抑えたラインナップが特徴であり、長期投資に向いています。バランス型や国内株式、新興国債券など種類が豊富なので、リスクや資金量に応じた銘柄選定が可能です。

豊富なラインナップ!低コストの商品が充実しており始めやすい 松井証券のiDeCoをチェック

5位:auカブコム証券

Pontaポイントを利用している方には、auカブコム証券がオススメです。au IDの登録者限定といった条件はありますが、対象投信の保有残高に応じてPontaポイントが貯まります。また、運営管理手数料はかかりません。

auカブコム証券ではスマホアプリがリリースされています。節税シミュレーションや運用額の確認が簡単にできるので、出張や外出が多い方も使いやすいでしょう。

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6位:野村證券

野村證券は実店舗での相談が可能です。電話やチャットサービスなどで、iDeCoの問い合わせに対応している証券会社や金融機関は多いです。しかし、iDeCoが分からない方にとって、電話やチャットサービスで問い合わせをするのはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。対面による相談を行えば、疑問が解決できる可能性が高まるでしょう。

また、野村証券の顧客資産残高は122兆円と公表されています。(2023年3月末時点)この顧客資産残高は投資家の信頼を表す数字であり、信頼性の高さが窺えます。今後も安心して取引ができる信頼性を重視したい方に、野村証券をオススメします。

7位:大和証券

大和証券は創業120年の歴史がある証券会社です。投資家からの信頼も厚く、長期投資に向いている証券会社だといえるでしょう。

投資できる銘柄数はそこまで多くはないものの、運用方針別に商品を案内している点がメリットです。初心者からベテランまで、多くの投資家が利用しやすい特徴があります。また、iDeCoの加入前の問い合わせは、土日も対応しています。平日が仕事の方も、休みに合わせた問い合わせがしやすいです。

8位:三井住友銀行

三井住友銀行のiDeCoは、2種類の商品ラインナップから選択する仕組みです。一つは標準コースで、インデックスファンドやアクティブファンドが選択できます。元本確保型の銘柄に投資をしたい場合は、この標準コースを選びましょう。

二つ目は、ESG投資やビッグデータなどに投資をするみらいプロジェクトコースです。世界成長に照準を当てており、先進的な分野に投資をします。みらいプロジェクトコースの運営管理手数料はかかりません。

商品ラインナップが明確に分かれているので、投資方針がある方にオススメです。

9位:みずほ銀行

みずほ銀行は「SMART FOLIO」というロボアドバイザーが利用できます。このSMART FOLIOには、リスク許容度診断や配分変更シミュレーションなどの機能が備わっており、使い勝手が良いです。なお、体験版でも一部機能の利用が可能であり、料金はかかりません。

また、iDeCoの運用状況がメールで定期的に送られてきます。運用状況を定期的にチェックする習慣がなくても、送られてくるメールを確認すれば良いので便利です。なお、スマホアプリも提供されていて、iDeCoの運用状況やシミュレーションなどができます。

10位:りそな銀行

りそな銀行はサポートの手厚さが魅力的です。窓口によっては、土日祝日も営業しており、相談体制を整えています。コールセンターも土日の相談に対応しているので、iDeCoの疑問点をすぐに解決できます。

運営管理手数料は、りそな銀行の口座を開設していなくてもかかりません。また、運用プランに迷った際は、ロボアドバイザーの利用をオススメします。数問程度のアンケートに回答するだけで、適切な運用プランを提案してもらえます。

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 iDeCoをオススメしない証券会社・金融機関の特徴

 iDeCoをオススメしない証券会社・金融機関の特徴も把握しておきましょう。

  • 手数料が高い
  • 割高な商品・銘柄が多い

これらの特徴を知っていれば、証券会社・金融機関選びに失敗する確率を減らせます。

手数料が高い

手数料の高い証券会社や金融機関は避けましょう。iDeCoは老後資金を作るための制度のため、長期投資が前提です。

したがって、手数料の高い金融機関を選んでしまうと、長期的には莫大なコストを支払うことになります。iDeCoでかかる主な手数料は以下の5つです。

  • 加入・移換時の手数料
  • 口座管理手数料
  • 給付手数料
  • 還付手数料
  • 信託報酬

長期投資で最も確認すべきなのは、口座維持手数料です。口座維持手数料は、iDeCo講座の維持と運営に必要な費用です。3つの支払先があり、それぞれ金額が異なります。

支払先金額
国民年金基金連合会月105円年1,260円
信託銀行月66円年792円
運営管理機関(金融機関)金融機関により異なる

運営管理機関に支払う手数料は、金融機関ごとに異なり、SBI証券や楽天証券など無料としているところもあります。最低限支払わなければいけない口座維持手数料は、月71円、年間で2,052円です。

ただし運営管理機関への手数料を500円以上に設定している金融機関もあります。最安の金融機関と比較した場合、年間で6,000円、30年で18万円もの手数料の差が生まれてしまいます。

そのためコストを抑えたい方は、運営管理機関への手数料が無料の金融機関を選びましょう。また手数料が高いと、手数料負けする可能性が高まります。

iDeCoと手数料負けの関係については、下記の記事で解説しています。

割高な商品・銘柄が多い

金融機関によっては、手数料が割高な商品・銘柄ばかりを取り扱っていることもあります。投資対象が同じであっても手数料が高いと、リターンが削られるため、利益を上げにくくなります。

証券会社・金融機関を選ぶ際は、取り扱っている商品・銘柄の信託報酬も確認しましょう。目安の信託報酬率は、インデックスファンドで0.2%以下です。信託報酬が0.2%以上のインデックスファンドばかりを扱っている証券会社・金融機関は、選ばないようにしましょう。

具体的なオススメ商品は「【迷ったらこれ】iDeCoで買うべきオススメ商品・銘柄」で解説しています。

iDeCoの商品・銘柄選びのポイント

 iDeCoの商品・銘柄を選ぶ際は、下記のポイントをチェックしましょう。

  • 長期投資なら「元本変動型疲れた」
  • オススメは「インデックスファンド」
  • 信託報酬をチェックする

長期投資なら「元本変動型」

老後資金が必要になるまで20年以上の期間があり、長期投資が可能な方は、株式をメインとした元本変動型の商品・銘柄がオススメです。

元本変動型の商品は、世界経済や市場動向などさまざまな要因によっては元本割れのリスクがあります。一方で「元本確保型」の商品とは比較にならないリターンを生み出す可能性もあります。

金融庁の資料によると「国内外の株式と債券に20年間積立投資を行った場合」は、元本割れしていません。しかし積立投資期間が5年になると、投資開始時期によっては元本割れするケースもありました。

上記はあくまで過去のデータなので、将来を保証するものではありません。ただし投資期間が長くなれば、元本割れのリスクを減らせるとは言えるでしょう。

したがって、20年以上の投資期間を確保できるのであれば、元本割れを過度に恐れる必要はありません。

現在の日本はインフレが進行しており、リターンのあまり望めない定期預金や保険などの商品に投資してしまうと、年々購買力が落ちてしまいます。

リターンの最大化だけでなく、インフレ対策の観点からも20年以上の長期投資ができるのであれば、株式を中心とした元本変動型の商品を選びましょう。

オススメは「インデックスファンド」

元本変動型の商品・銘柄の中でもとくにオススメなのは、インデックスファンドです。インデックスファンドとは日経平均株価やTOPIX、NASDAQなど特定指数との連動を目指す商品です。

インデックスファンドは、連動を目指す指数が採用している銘柄を購入するだけのため、運用コストが低くなります。また指数への連動を目指すため、市場平均よりも大勝ちすることはありませんが、大負けするリスクもありません。

一方で、アクティブファンドは市場平均以上のリターンを追求します。ファンドマネージャーが一つひとつ銘柄を選ぶため、運用コストが高くなりがちです。

運用コストは投資家のリターンを削る存在です。またリターンがマイナスであれば、損失を拡大させる一因にもなります。

そのため安定的な運用を目指すのであれば、低コストのインデックスファンドを選びましょう。

信託報酬をチェックする

商品・銘柄の運用コストが高いか低いか知りたいならば、信託報酬をチェックしましょう。信託報酬とは、商品・銘柄を運用するコストや資産の保管管理にかかる費用のことです。

信託報酬は、証券会社ごとの商品ページで確認できます。下記は、SBI証券の「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))」の信託報酬に関する画像です。

引用元:SBI証券(2024年9月9日時点)

上記の画像を確認すると、信託報酬率は年間0.1022%程度と分かります。3〜5商品を比べるだけでも、購入を検討している商品・銘柄の信託報酬が高いのかまたは低いのかが判断できます。

【迷ったらこれ】iDeCoで買うべきオススメ商品・銘柄

iDeCoでは証券会社や金融機関選びが非常に重要です。ただ、銘柄選びも忘れてはいけません。もしiDeCoの銘柄選びに迷った際は、下記の2つの銘柄をチェックしてみてください。

  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

ファンド名eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
基準価格23,856円
純資産残高3,874,597百万円
トータルリターン21.16%(1年)
15.78%(3年)
19.22%(5年)
信託報酬0.05775%以内
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
投資地域・対象など国際株式・グローバル(日本を含む)

引用元:SBI証券データ(2024年9月9日時点)

「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は名称にあるように、全世界を投資対象としているインデックスファンドです。この銘柄は、アメリカや日本などの47か国に投資します。投資対象をご自身で選択する必要はありません。

また、信託報酬は0.05775%と非常に低いです。iDeCoのような長期投資では、いかに手数料を抑えるのかが、リターンを生み出すカギとなります。eMAXIS Slim全世界株式は、まさにiDeCo向きの銘柄であるといえます。

しかしSBI証券と楽天証券のiDeCoでは、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を選べません。似たような商品としては、下記の銘柄が該当します。

  • SBI証券:SBI・全世界株式インデックス・ファンド
    (愛称:雪だるま(全世界株式))
  • 楽天証券:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

どちらも低コストで世界中の株式に投資できる商品です。過去のリターンも10%を超えており、長期投資が前提のiDeCo向きの銘柄です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

ファンド名eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
基準価格28,435円
純資産残高4,908,992百万円
トータルリターン24.15%(1年)
19.11%(3年)
22.66%(5年)
信託報酬0.09372%以内
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
投資地域・対象など国際株式・北米
取扱証券会社SBI証券:◯
楽天証券:×

引用元:SBI証券データ(2024年9月9日時点)

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、アメリカの株価指数であるS&P500の値動きに連動した投資成績を目指します。インデックスファンドであり、信託報酬は0.09372%と低い水準です。

トータルリターンを見てみると、直近1年では40.50%と驚異の成績となっています。S&P500は右肩上がりで成長しており、アメリカが世界経済の中心であることを物語っています。

こちらも楽天証券にはないので、代替銘柄として「楽天・S&P500インデックス・ファンド」をオススメします。こちらもS&P500連動式のファンドであり、信託報酬が低い点がメリットです。

ただし「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、楽天証券のiDeCoでの取扱がありません。似たような商品としては、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」が該当します。

この商品の信託報酬は0.077%と非常に低コストで、S&P500への投資が可能です。投資信託の運用開始日が2023年10月23日と日は浅いですが、すでに純資産総額は2,500億円を突破しています。

低コストかつ投資家から支持されているため、非常に長期投資向きの銘柄です。

iDeCoのオススメ銘柄については、こちらの記事でまとめています。

iDeCoとは個人型確定拠出年金

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、加入者自身が運用商品・銘柄や掛金額を選べる制度です。本項ではiDeCo以下3つの視点から解説します。

  • iDeCoのメリット
  • iDeCoのデメリット
  • iDeCoとNISAの違い

iDeCoのメリット

iDeCoは、非常に節税メリットの多い制度です。

  • 所得税・住民税の負担が軽くなる
  • 利息や運用益は非課税
  • 受け取る際も税制優遇アリ

iDeCoは掛金額がすべて所得控除の対象となり、所得税や住民税の負担が軽減されます。また、iDeCoで生じた運用益に税金はかかりません。

さらに受け取りの際は、退職所得控除か公的年金等控除のどちらかが適用されます。つまり iDeCoは、受取時の税負担も軽くなる非常に税務上の優遇措置が多い制度です。

iDeCoのデメリット

一方でiDeCoには以下2つのデメリットがあります。

  • 原則60歳まで引き出せない
  • 元本割れのリスクがある

iDeCoは老後資金を作るための制度です。そのため、原則として60歳までは、資金の引き出しができません。iDeCo以外の資産がないと、病気やけがで万が一働けなくなった際の生活費が、用意できなくなる可能性があります。

また、元本変動型の銘柄は元本割れのリスクがあります。運用する銘柄・商品や相場状況によっては含み損を抱えてしまうため、長期運用する、分散投資を心がけるなどの対策が必要です。

iDeCoとNISAの違い

iDeCoとNISAの主な違いは、次の3点です。

iDeCoNISA
加入条件第1号被保険者(自営業者など):60歳未満日本在住の18歳以上※利用年の1月1日時点で18歳以上の成人
第2号被保険者(会社員・公務員など):65歳未満
第3号被保険者(専業主婦(夫)):60歳未満
取り崩しのタイミング原則60歳以降※加入期間にとって異なるいつでも取り崩し可能
税金の優遇措置・掛金の全額所得控除・利息や運用益は非課税・受取時も税制優遇あり・運用益が非課税

基本的には税金の優遇措置が多いiDeCoをオススメしています。ただし貯蓄がほとんどなく、想定外のトラブルが生じた場合の対策ができていない方は、NISAを優先しましょう。

2024年1月から始まった新NISAを活用するコツ、オススメの証券会社は下記の記事で解説しています。

iDeCoを始める際によくある質問

iDeCoを始める際によくある質問について回答していきます。

担当者がつくオフライン証券とネット証券、どちらがいいですか?

オフライン証券とネット証券には、それぞれ異なる特徴があります。特徴を把握した上で、ご自身が希望する形態の証券会社がオススメです。

ネット証券はインターネット環境があれば、自宅にいながら手続きができます。問い合わせは電話やチャットなどを利用できるので、不便さは感じないでしょう。ただ、顔が見えないやりとりは心配だと感じてしまう方には向いていません。

オフライン証券は対面にて相談ができる点がメリットです。iDeCoは専門用語が多く、投資初心者には難しいかもしれません。そこで、身近にある証券会社や金融機関で相談できると安心です。ただ、証券会社や金融機関が近くになければ利用しづらいです。

近年ではネット証券の使い勝手がよくなっており、利便性が高いです。どちらかで迷うのであれば、ネット証券をオススメします。

iDeCoとNISA両方やる場合、証券会社は分けるべきですか?

どちらでも構いません。

証券会社が同じ場合は、管理のしやすさがメリットです。1つのIDやパスワードでログインできるため、利便性が高まります。また、証券会社の倒産リスクを避けたい場合は、証券会社を分けた方がよいでしょう。

証券会社を分けるメリットは、銘柄を選びやすい点です。証券会社によって、取り扱いのある銘柄に違いがあります。証券会社を分けることで、投資をしたい銘柄を選択できる可能性が高まるのです。

iDeCoをやっている証券会社が潰れたらどうなりますか?

iDeCoの口座を開設している証券会社が倒産しても、積み立てていたお金はなくなりません。

証券会社は投資家から預かっているお金を、別の機関で管理しています。この制度は「分別管理制度」と呼ばれており、全ての証券会社に義務付けられています。分別管理制度が機能さえしていれば、証券会社が倒産したとしても、投資家のお金は守られるので安心です。

すでにiDeCo口座を開設済みです。別の証券会社に変更できますか?

すでにiDeCo口座を開設していたとしても、別の証券会社に変更できます。

ただし、変更手数料として4,000円程度かかります。また、積立をしていた銘柄を一旦売却して、現金化しなければなりません。さらに、事務処理には数か月程度の時間がかかります。

iDeCoをやめたほうがいい方の特徴を教えてください。

以下2つの特徴に該当する人は、iDeCoよりもNISAや貯蓄を優先しましょう

  • 収入がない方
  • 十分な貯蓄のない方

収入がないと、iDeCoの非課税メリットを十分に活かせません。そのため専業主婦(夫)をはじめとした収入がない方は、NISAを始めるのがオススメです。

iDeCoは好きなタイミングで取り崩せません。十分な貯蓄がない状態でiDeCoを始めてしまうと、病気やけがなどで収入が途絶えた場合の対処が難しくなります。

貯蓄が不十分な方は、貯蓄ができてからiDeCoを開始する、または貯蓄とiDeCoを並行しましょう。

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まとめ:iDeCoのオススメ証券会社で老後資金を確保しよう

iDeCoでおすすめの証券会社を紹介しました。この記事で解説したランキングを参考にして、ご自身に合った証券会社や金融機関を利用するとよいでしょう。

iDeCoは税制優遇が受けられる優れた年金制度です。iDeCoによる長期投資をすることで、リターンを受け取れる可能性が高くなります。早めにiDeCo口座を開設して、ご自身の老後資金を蓄えていきましょう。

特にオススメの証券会社はSBI証券です。SBI証券のiDeCoは、長期投資に適した商品・銘柄を豊富に取り扱っているのが魅力です。初心者の銘柄選びを助ける「DC Doctor」もあるため、これまで投資経験がない方でも、つまずくことなくiDeCoを始められます。

SBI証券でiDeCoを始めたい方は、下記のリンクから口座開設を行いましょう。

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著者
Runchaテクニカル分析チーム
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日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



所有者
株式会社アドバン

『ユーザーの新しい挑戦や、ワクワクの手助けができるサービス作り』をビジョンに、投資を始めたい人・よくわからない人の支えになるようなFX初心者ガイドや、トレード練習アプリを運営しております。
株式会社アドバンコーポレートサイト
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アドバイザリーボード

当サイトでは、バランスの取れた多様で中立的な意見提言を得ることを目的として、各分野における有識者で構成されるアドバイザリーボードを設置しています。それぞれの専門の立場から、ファイナンシャル教育のあり方や、当サイトの運営などについてアドバイスをもらっています。

内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
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Advan inc.
★★★★☆
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