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経済指標とは、国や地域の経済状況を反映する指標のことです。
例えば、国内総生産(GDP)や通貨供給量、消費者物価指数(CPI)などが挙げられます。
経済指標の発表時には、市場が大きく変動することがあるので、トレーダー、特にFX初心者は注意を払わなければなりません。
また経済指標は、市場全体の状況を把握し、今後の値動きを予測するうえで役立ちます。
しかしすべての経済指標を把握・分析するのは、難しいですよね。
そこで今回は、最低限確認すべき重要な経済指標についてまとめました。
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目次
FXにおける経済指標とは相場に影響を与える重要な情報源
経済指標とは、国家の経済状況を示す数値のことです。
外国為替市場では、国家の経済指標が大きな影響を与えることが知られています。
経済指標の発表時に、為替レートが急騰・暴落するのは珍しくありません。
そのためFXトレーダーにとって、経済指標は重要な情報源です。
ただしすべての経済指標が、相場に影響を与えるわけではありません。
まずは、市場の注目度が特に高い指標に絞って、チェックしましょう。
FXトレーダーが最低限確認すべき経済指標
特に注目すべき経済指標について解説します。
米雇用統計
アメリカの雇用統計は、アメリカ合衆国の就業状況を示す統計です。
原則として、毎月第一金曜日に発表されます。
雇用統計の中でも、雇用者数と失業率に注目してみましょう。
雇用者数とは、現在就業している人の数です。
雇用者数の増加は、就業機会が増えている、つまり経済が活況していると解釈されます。
逆に雇用者数の減少は、就業機会が減少している、つまり経済が減速していると解釈されます。
また失業率は、失業者の数を労働力人口の総数で割った割合を示す指標です。
失業率の低下は、就業機会が豊富である、つまり経済が活況していると解釈されます。
アメリカの雇用統計は、アメリカの経済状況を反映する重要な指標です。
FX市場参加者からの注目度も高く、為替レートにも大きな影響を与えます。
つまり雇用統計の発表に伴い、為替レートが大きく変動することもあるんです。
例えば雇用者数の減少と失業率の上昇は、経済の減速を示し、ドル売りにつながるかもしれません。
逆に雇用者数の増加や失業率の低下は、経済が活況していると解釈され、ドル買いが進むこともあります。
そのため雇用統計の発表には、特に注意が必要です。
FOMC金融政策発表
FOMC(Federal Open Market Committee)とは、アメリカ合衆国の金融政策を決定するために設立された会議のことです。
FOMCは、米国連邦準備制度理事会(Federal Reserve)によって組織され、アメリカ合衆国の金融政策を決定するために、定期的に開催されます。
開催は、約6週間ごとに年8回です。
金利を上げ下げすることで、国内の経済を刺激できるので、FOMCの決定は、FX市場にも大きな影響を与えます。
例えばFOMCが金利を引き上げると、国内経済が活況し、外貨需要が増加。
その結果、ドル買いが進む傾向にあります。
逆にFOMCが金利を引き下げると、国内経済が減速し、外貨需要が減少するので、ドルが売られるかもしれません。
FOMCの発表時には、為替レートが大きく変動することもあります。
そのためFOMCの発表に対しては、詳細な情報を確認し、リスクを最小限に抑えることが重要です。
消費者物価指数(CPI)
消費者物価指数(Consumer Price Index /CPI)とは、消費者が購入する商品やサービスの価格の変動を示す指標です。
CPIは、消費者の購買力を示す指標として広く使われており、国家の経済状況を把握するうえで重要な情報源です。
CPIが上昇すると、消費者が購入する商品やサービスの物価が上昇することになり、その通貨を使うことで購入できる商品やサービスが減少することになります。
その通貨を持つ国や地域の消費者は、他国や地域の通貨を使った購入を検討するかもしれません。
CPIが上昇した国の通貨の需要が減少し、為替レートの下落につながると考えられます。
逆にCPIが下落すると、通貨の需要が増加し、為替レートも上昇すると考えられるでしょう。
ISM製造業景況指数
ISM製造業景況指数(Institute for Supply Management Manufacturing Index)は、アメリカ合衆国の製造業界の経済状況を示す指標です。
この指数は、アメリカ合衆国の物流管理協会(Institute for Supply Management)によって毎月発表されます。
企業の生産・新規設備投資・就業・賃金・在庫・新規受注・出荷時期・品質などについて、製造業の経営幹部が回答するアンケートから算出するものです。
ISM製造業景況指数の基準値は50で、50を下回る場合は、製造業界の経済状況が悪化していると解釈されます。
逆に50を上回る場合は、製造業界の経済状況が改善していると解釈されるでしょう。
ISM製造業景況指数が上昇すると、アメリカの経済状況が改善していると考えられ、アメリカ経済を支えるドルが強くなると予想できます。
逆にISM製造業景況指数が下落すると、アメリカの経済状況が悪化していると考えられ、アメリカ経済を支えるドルが弱くなるかもしれません。
GDP
GDP(Gross Domestic Product)は、国内総生産(gross domestic product)の略称で、ある国や地域の経済活動を示す指標です。
GDPは、ある期間内に、その国や地域内で生産された商品やサービスを合計したものを表します。
GDPの結果が予想よりも高いと、経済が活況していると解釈され、その国の通貨が買われる可能性が高いです。
逆にGDPの結果が予想よりも低いと、経済が減速していると解釈され、その国の通貨が売られることもあります。
経済指標の発表値と予想のギャップが大きいほどFX相場に与える影響は大きくなる
経済指標は、ある国や地域の経済状況を反映する重要な指標です。
そのため多くの市場参加者が、経済指標によって、市場の将来の展望を把握しようとします。
予想よりも低い経済指標が発表されると、市場参加者は悲観的な感情を抱くものです。
その結果、為替レートが大きく下落することがあります。
逆に予想よりも高い経済指標が発表されると、市場参加者は楽観的な感情を抱き、為替レートが上昇するかもしれません。
一般的に予想と結果のギャップが小さいときには、経済指標による為替レートへの影響は小さくなります。
しかし時には市場参加者の心理が思わぬ形で相場を動かすこともあるので、「予想と結果の差がこうだから、相場は必ずこう動く」と決めつけないことが重要です。
経済指標はさまざまなサイトで確認できる
重要な経済指標は、さまざまなサイトに掲載されています。
大手金融サイトである『Yahoo!ファイナンス』を例に見てみましょう。
- Yahooファイナンスのトップページにアクセスします。
- 「FX・為替」をクリックして、下にスクロール
これによって、直近の経済指標を見ることができます。
予想も書かれているので、結果と比べてみましょう。
経済指標発表時のFXトレードのやり方
為替レートが大きく動く指標発表は、トレードのチャンスです。
ここでは、経済指標の発表時に使える2つの手法を紹介します。
ただし経済指標の発表時のトレードには注意点もあるので、次の見出しも必ず確認してください。
経済指標の予想と結果のギャップをもとにトレード
一般的なのが、予想と結果のギャップによる手法です。
経済指標の発表前に予想値を調査し、発表とともに予想値と結果の差異を確かめます。
そして結果が予想を上回る場合は、その国の通貨を買い、結果が予想を下回る場合はその通貨を売りましょう。
予想どおりに動けば、大きな上昇・下降に乗っていけます。
予想と結果に大きな差がない場合は、市場への影響も少ないと予想されるので、エントリーは控えるのが無難です。
レンジからの上昇・下降を狙う両建て手法
経済指標の発表前は、レンジになる傾向があります。
そのため直近の高値付近に買い、安値付近に売りの逆指値注文を入れておきましょう。
上下どちらかにドカンと動いた場合、新規注文が約定され、一気に利益を伸ばせるかもしれません。
ただし急騰・暴落が連続すると、往復ビンタで大きな損失となるおそれもあるので、相場の監視は必須です。
経済指標の発表時にFXトレードする際の注意点
経済指標の発表時のトレードには、注意点もあります。
大きな損失を出さないためにも、必ず頭に入れておきましょう。
必ず予想した方向にいくとは限らない
経済指標を活用したトレードでは、その発表に伴う大きな値動きを狙います。
しかし必ずしも予想した方向に動くとは限りません。
経済指標の発表による為替レートの変動は、市場参加者の反応や、指標以外の要因によっても左右されます。
そのため単に結果が予想を下回ったという理由だけで、買いや売りを決めるのではなく、複数の指標を組み合わせて、売買を判断することが望ましいです。
また損切り注文を必ず入れ、リスク管理も徹底してくださいね。
複数の経済指標が重複すると予想しにくい
複数の経済指標の発表が重なると、為替レートの予測が難しくなります。
複数の経済指標がそれぞれ異なる国や地域の経済状況を反映していること、異なる時期を反映していること、異なる指標タイプを反映していること、相関しているかどうか、相対的重要度などを考慮する必要があるからです。
どの経済指標が、為替レートにどのような影響を与えるのかが分かりにくいので、複数の経済指標が重なる場合は、トレードを控えましょう。
スプレッドが拡大しやすい
経済指標の発表時には、スプレッドが拡大することがあります。
スプレッドとは、売値と買値との差額です。
FXでは、このスプレッドを取引手数料として支払わなければなりません。
経済指標の発表時には、一時的に取引量が増加することもあり、スプレッドが広がる可能性もあります。
その結果、想定よりも不利なレートで約定してしまうかもしれません。
相場の急変時に飛び乗る際は、スプレッドを必ず確認しましょう。
まとめ:経済指標はFXの重要な判断材料
経済指標は、為替レートの大きな変動につながることがあります。
そのため過去の価格データの分析によって売買する、いわゆるテクニカル分析派も、重要な経済指標は注目すべきです。
価格の急変に伴い、テクニカル分析で参考にする指標も大きな影響を受けます。
テクニカル分析では説明できない動きをすることもあるので、FX初心者は特に注意しましょう。
トレードを控えるか、今回紹介した手法を使って稼ぐか、ぜひ検討してみてください。
これから勉強を始めるFX初心者は、まずはこちらの記事がオススメです。
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