テクニカル分析専門の解説サイト テクニカルブック
目次

FXのオススメ通貨ペア|ボラティリティや動きやすい時間帯など特徴を解説【初心者】

2023年01月17日 公開 
2024年11月18日 更新
FXのオススメ通貨ペアとは|ボラティリティや動きやすい時間帯など特徴を解説
トレードで利益を出したいあなたにおすすめのFX会社
マネーパートナーズ|当サイトで口座開設するとFX特別戦略がもらえる!!
24時間365日のサポートで初心者も安心|業界最狭水準のスプレッドで利益を最大化!
GMOクリック証券|100万口座突破!業界最安の手数料で始めよう
高機能チャートとスマホアプリで快適トレード|新規口座開設で最大100万円キャッシュバック
FXTF|豊富な通貨ペアで多様な投資戦略を実現!
独自の分析ツールで勝率アップ|取引量に応じた段階的キャッシュバックで利益の出しやすさ抜群
【FXツール】TradingView|次世代ツールを無料体験!
TradingViewと連携してリアルトレードできる証券会社|高機能チャートで快適に取引

FXでは、通貨ペア選びによって取引の成功・失敗が左右されます。

しかしFX初心者には、どの通貨ペアが最適なのか判断するのは難しいですよね。

そこで本記事では、オススメの通貨ペアを紹介し、それぞれの特徴や取引のコツを分かりやすく解説します。

ボラティリティや動きやすい時間帯など、トレードに欠かせない要素も通貨別にまとめました。

▼FXは口座選びが明暗を分ける!稼ぎたいなら使うべきはココ▼

通貨ペアとは2つの通貨を組み合わせたもの

FX(外国為替取引)における通貨ペアとは、2つの通貨を組み合わせたものです。

通貨ペアによって表されるのは、それら2つの通貨の相対的な価値です。

例えば、EUR/USDという通貨ペアは、1ユーロが米ドルでいくらかという意味になります。

取引する際には、通貨ペアを選択し、そのペアのレートの変動に応じて取引を行います。

通貨ペアには基軸通貨と決済通貨2つの通貨がある

通貨ペアには、2つの通貨が含まれています。

それらの通貨のうち、前に書かれている通貨を「基軸通貨」、後に書かれている通貨を「決済通貨」と呼びます。

例えば、EUR/USDという通貨ペアにおいて、EURが基軸通貨で、USDが決済通貨になります。

通貨ペアの価値は、基軸通貨の単位数に対して決済通貨が必要な量を表します。

例えば、EUR/USDのレートが1.10であれば、1ユーロは1.10ドルで購入できます。

同様に、USD/JPYのレートが110.00であれば、1ドルは110円で購入できます。

メジャー通貨とマイナー通貨に分類できる

通貨ペアには、様々な通貨が存在します。

それらの通貨には、「メジャー通貨」と「マイナー通貨」という分類があります。

メジャー通貨は、世界的に最も取引される通貨のことで、一般的には、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、日本円(JPY)、スイスフラン(CHF)、イギリスポンド(GBP)、カナダドル(CAD)、オーストラリアドル(AUD)などが挙げられます。

これらのメジャー通貨は、世界各地で取引が行われ、リスクが低く、流動性が高いため、トレーダーにとっても人気があります。

対して、マイナー通貨は、世界的には取引高が少なく、リスクや流動性が高い通貨のことです。

一般的には、スウェーデンクローネ(SEK)、ノルウェークローネ(NOK)、デンマーククローネ(DKK)などが挙げられます。

これらのマイナー通貨は、特定の国や地域に特化した取引が多く、経済や政治の状況によっては思わぬ動きをすることがあります。

ドルストレートとクロス円

米ドルを含む通貨ペアのことを、「ドルストレート」や「ストレート通貨」といいます。

例えば、EUR/USD・GBP/USD・CAD/USDなどがドルストレートに該当します。

これらの通貨ペアは、世界的に最も取引される通貨ペアのうちの一つで、ドルが強い・弱いによって揺れが大きくなります。

一方、米ドルを介さない通貨ペアを「クロス通貨(合成通貨)」と呼びます。

中でも日本円を決済通貨とし、その他の通貨を基軸通貨とする通貨ペアは、「クロス円」といいます。

例えば、EUR/JPY・GBP/JPYなどがクロス円に該当します。

これらの通貨ペアは、日本円が強い・弱いによって揺れが大きくなります。

クロス円は、日本経済に特化した取引をするために使われます。

日本国内の経済指標や政策によって日本円の価値が変動し、それに伴ってクロス円のレートも変動します。

特に、クロス円は円安・円高によって、揺れが大きくなりやすい通貨ペアです。

FX初心者が勝ちやすい通貨ペアを選ぶ方法

FX取引において、適切な通貨ペアの選択は、取引戦略に大きく影響します。

選択した通貨ペアによって、取引する通貨間の相関関係、それらの通貨が受ける経済や政治の影響、それらの通貨の流動性などが異なるからです。

初心者のうちは、次のポイントに注目してみましょう。

取引量の多い通貨ペアを選ぶ

取引量の多い通貨ペアを選ぶことで、取引が安定し、利益を上げるチャンスが増えます。

例えば、EUR/USD・GBP/USD・USD/JPYなどは、取引量が多く、安定している通貨ペアです。

スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶ

取引する際には、スプレッドも考慮しなければなりません。

スプレッドは、取引する通貨ペアの買値と売値の差を表します。

この差がFX会社の利益であり、トレーダーが支払う取引コストです。

スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことで、取引コストを抑えることができます。

一般的に、取引量の多い通貨ペアはスプレッドも狭いです。

情報が取得しやすい通貨ペアを選ぶ

取引する通貨ペアによっては、情報が入手しにくく、分析するのが困難です。

それらの通貨に関する情報を入手し、分析することができる通貨ペアを選ぶことが重要です。

特に、自分が取引する地域や国に特化した通貨ペアは、情報が入手しやすく、分析するのも容易です。

そのためFX初心者は、USD/JPYやクロス円から始めてみるのがいいでしょう。

適度なボラティリティがあること

通貨ペアの価格は、常に変動しています。

価格の変動率を「ボラティリティ」と呼びます。

ボラティリティが高すぎると、価格の変動が激しく、取引のリスクも高まります。

一方で、ボラティリティが低すぎると、取引で利益を出せるチャンスが減少します。

売買レートの差が利益・損失になるFXでは、適度なボラティリティがある通貨ペアを選ぶことが必要です。

▼FXは口座選びが明暗を分ける!稼ぎたいなら使うべきはココ▼

FX初心者にオススメの通貨ペア3選

上記の選び方を踏まえて、FX初心者におすすめの通貨ペアを選ぶと、次のとおりです。

  • 米ドル/円(USD/JPY)
  • ユーロ/米ドル(EUR/USD)
  • ユーロ/円(EUR/JPY)

以上の3つの通貨ペアは、取引量が多く、流動性が高く、スプレッドも狭いです。

さらに各国の情報が入手しやすく、適度なボラティリティもあります。

各通貨の特徴

各通貨には、それぞれ特徴があります。

取引量やボラティリティ、動きやすい時間帯など、様々な要素を考慮しながら、自分に適した通貨ペアを選ぶことが重要です。

米ドル(USD)は世界で最も取引される通貨

米ドルは、世界で最も取引される通貨の一つで、多くの通貨ペアにおいて基軸通貨・決済通貨となります。

米国の金利や経済状況に大きく影響を受けるため、ボラティリティが高いことが特徴です。

またニューヨーク時間帯が取引のピークタイムで、この時間帯は取引量も大きく、流動性も高いため、スプレッドも狭いことが多いです。

円(JPY)は金利や経済状況に大きく影響を受ける

円は、日本の金利や経済状況に大きく影響を受けます。

ボラティリティは比較的低いことが特徴です。

しかし取引のピークタイムである日本時間午前の東京市場では、取引量も大きく、流動性も高いため、スプレッドも狭いことが多いです。

ユーロ(EUR)はユーロ圏の金利や経済状況に大きく影響を受ける

ユーロは、ユーロ圏の金利や経済状況に大きく影響を受けます。

ボラティリティは比較的高いです。

取引量も大きく、流動性も高いため、スプレッドも狭いことが多いです。

また、ロンドン時間帯が取引のピークタイムです。

ユーロ圏の経済に関する情報も入手しやすいため、分析するのも容易で、ドルに次ぐオススメの通貨といえます。

ポンド(GBP)はチャンスが多いがリスクも高い

イギリスポンドは、イギリスの金利や経済状況に大きく影響を受けます。

ボラティリティが高いことから、チャンスが多い一方、リスクも高く「殺人通貨」と呼ばれることもあります。

ドルやユーロに比べると取引量は少ないものの、流動性は良好でスプレッドも狭いことが多いです。

また、ロンドン時間帯が取引のピークタイムです。

豪ドル(AUD)は中国やアジア諸国の経済動向の影響を受けることがある

豪ドルは、オーストラリアの金利や経済状況に大きく影響を受ける通貨です。

また、オーストラリア経済は資源産業が発達しており、中国やアジア諸国との関係が深いため、これらの国の経済動向によっても大きく変動することがあります。

取引量は比較的少なく、取引時間帯のピークタイムは日本時間の深夜や早朝なので、人によっては少しやりにくいかもしれません。

カナダドル(CAD)は米国経済との関係が深い

カナダドルは、カナダの金利や経済状況に大きく影響を受けます。

取引量は比較的少なく、取引時間帯は日本時間の夜に近いため、トレードするのは少し難しいです。

しかし、カナダ経済は米国経済に大きく依存しており、アメリカとの関係が深いため、米国経済動向にも敏感に反応することがあります。

そのためドルと同様、ニューヨーク時間に大きな動きを見せることがあります。

ニュージーランドドル(NZD)は日本時間の夜や早朝に取引が多くなる

ニュージーランドドルは、ニュージーランドの金利や経済状況に大きく影響を受けます。

また、ニュージーランド経済は農業や観光産業が発達しており、アジア諸国との関係が深いため、経済動向によって大きく変動することがあります。

取引量は比較的少なく、取引の多い時間帯は日本時間の夜や早朝に近いです。

スイスフラン(CHF)は安定した通貨といわれている

スイスフランは、スイスの金利や経済状況に大きく影響を受けます。

スイスは中立国であり、金融の中心地として世界的に有名です。

それに伴い、スイスフランも世界的に取引される通貨の一つです。

スイスの政治や経済が安定しているため、スイスフランは安定した通貨といわれています。

トルコリラ(TRY)は金利が高いことで有名

トルコリラは、金利が高いことで有名です。

トルコ中央銀行によって管理される金利が高いため、多くの投資家から投資先として魅力的だと考えられています。

そのため長期保有によって、スワップポイントを狙うトレードに使われることが多いです。

しかしながら、トルコ政治や経済の不安定要素もあり、リスクも高いため、取引には注意が必要です。

まとめ:FX初心者はメジャー通貨から始めよう

FXは、通貨の取引によって収益を上げることができますが、リスクも伴います。

そして選ぶ通貨ペアによって、収益の見込みやリスクも大きく異なります。

そこでこの記事では、取引量の多いメジャー通貨ペアからマイナー通貨ペアまで、それぞれのボラティリティやトレンドの出やすい時間帯などの特徴を解説しました。

特にEUR/USDやUSD/JPYなど、取引量の多いメジャー通貨ペアは、流動性も高く、スプレッドも狭いため、FX初心者におすすめです。

一方で、トルコリラなどの高金利通貨はリスクも高いため、取引には十分な知識と経験が必要です。

取引する通貨ペアを選ぶ際は、自分に適したものを選ぶことが大切です。

取引には常にリスクが伴いますが、それを踏まえて、冷静にFXに取り組むことで収益を上げることができます。

通貨ペア以外にも、FXの基本について学びたいならぜひこちらの記事をご覧ください。

▼FXは口座選びが明暗を分ける!稼ぎたいなら使うべきはココ▼
著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

Twitter

監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



所有者
株式会社アドバン

『ユーザーの新しい挑戦や、ワクワクの手助けができるサービス作り』をビジョンに、投資を始めたい人・よくわからない人の支えになるようなFX初心者ガイドや、トレード練習アプリを運営しております。
株式会社アドバンコーポレートサイト
X
PR TIMES


アドバイザリーボード

当サイトでは、バランスの取れた多様で中立的な意見提言を得ることを目的として、各分野における有識者で構成されるアドバイザリーボードを設置しています。それぞれの専門の立場から、ファイナンシャル教育のあり方や、当サイトの運営などについてアドバイスをもらっています。

内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
デモトレードの進化版!過去チャートでFX検証
Runcha-デモトレードの進化版!過去チャートでFX検証
Advan inc.
★★★★☆
ストアで入手
表示
© Technical-book. All rights reserved