逆張りとは?株式投資におけるメリットやデメリット、順張りとの使い分け方を解説
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株式投資に興味があるけれど、逆張りのメリット・デメリットや順張りとの使い分けがよく分からないという方も多いのではないでしょうか?
特に初心者にとって、逆張りが自分に適しているのかを判断するのは難しいものです。
結論、逆張りはトレンドに逆らう分リスクを伴いますが、順張りと使い分けられると利益獲得のチャンスが増えるのです。
この記事では、逆張り投資の基本から、メリットやデメリット、具体的な実践方法に至るまで詳しく解説しています。
さらに、逆張りを成功させるためのコツについても触れています。
この記事を読んで、逆張りと順張りの違いを再度しっかり理解して、自分の投資スタイルに合った手法を見つけてみてください。
目次
逆張りとは
逆張りとは、株価のトレンドに逆らって売買を行う取引手法です。
具体的には、株価が下落している時に反発を期待して株式を購入したり、上昇している時に一旦のトレンド終了を予測して空売りをしたりします。
一方で、逆張りとは違って相場の流れに沿って取引を行う手法を、「順張り」または「トレンドフォロー」と呼びます。
逆張りをする3つのメリット
逆張りには、以下3つのメリットがあります。
- 株式を低価格で購入できる
- 取引回数が増える
- 短期間で利益を得られる
有利な価格帯で株式を取引できる
逆張りでは株価の下落時に株式を購入したり、上昇時に空売りをしたりするので、より有利な価格帯で株式を取引できます。
有利な価格帯で取引できる分、逆張りがうまくいけば利益も大きくなります。
また逆張りの買い取引をする場合、同じ投資金額でもより多くの株式を取得できるので資金効率も高められるのです。
取引回数が増える
順張りと逆張りの両方を使いこなせると、取引の回数が増え、その分利益獲得のチャンスも増加します。
例えば、強気相場では順張りを活用して上昇の流れに乗ることで利益を得られます。
そして強気相場が終了しそうな時は、逆張りで空売りをすることでも儲けられるのです。
このように、相場の状況に応じて順張りと逆張りを使い分けることで、取引回数が増え、投資の効率も高まります。
短期間で利益を得られる
逆張りは順張りと比べて短期間で利益を得られるケースが多いです。
トレンドの終了時には、トレンドが続くと思っていたトレーダーの損切り決済と、新しいトレンドに乗ろうとするトレーダーの新規注文が重なるケースが多く、価格変動も急激になります。
逆張りではこのような急激な価格変動が発生するタイミングを狙うので、短期間で大きな利益を上げることが可能です。
逆張りをする3つのデメリット
逆張りにはメリットがあるものの、以下のデメリットには注意しなければなりません。
- 順張りと比べてリスクが高くなる
- タイミングの見極めが難しい
- 心理的な負担が大きい
順張りと比べてリスクが高くなる
逆張り投資の最大のリスクは、トレンドが予想以上に長引くことです。
例えば、逆張りで株式を購入したにもかかわらず予測に反して株価の下落が続いた場合、購入した株式の価値は下落トレンドに巻き込まれて急速に下がってしまいます。
このように順張りと比べて、予測を外してトレンドが継続すると大きな損失を被るリスクがあるのです。
したがって、逆張り時には損切り位置を設定したり、取引数量を調整したりするなど取引ルールの徹底が欠かせません。
タイミングの見極めが難しい
逆張りの成功は、適切なタイミングでの取引にかかっています。しかし、市場の底値や反転ポイントを正確に見極めることは非常に難しいのです。
多くの投資家は下落が続く中で「これが底だ」と判断して買いを入れるものの、更なる下落に直面するケースが多々あります。
逆張りのタイミングを正確に予測するためには、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などを活用した多角的な視点での分析が求められます。
心理的な負担が大きい
逆張りは市場のトレンドに逆らう手法なので、心理的な負担が大きくなります。
多くの投資家が売りに走る中で買いを入れることは、精神的に困難です。
一般的に、多くの人が売りたいと感じている株式を買うことは勇気が必要であり、この心理的な負担が逆張り投資の大きな障壁となります。
逆張りと順張りは結局どちらがいいのか
結論、逆張りと順張りどちらがいいかは一概には言えず、市場の状況に応じて使い分けることが重要です。
株価が重要なラインを突破した場合や強いトレンド発生時は順張り、短期的なニュースやイベントで株価が急落した場合やレンジ相場では逆張りが有効です。
しかし逆張りはタイミングを見極めるのが難しく、高いリスクが伴います。したがって投資初心者は、まずは順張りのみを使うことをおすすめします。
順張りは市場のトレンドに沿った取引なので、比較的リスクが低く、安定して利益を狙いやすいです。
まずは順張りで経験を積み、市場の動向を理解するスキルを身につけるようにしましょう。
逆張りのタイミングを見極める方法
逆張り投資の成功は、適切なタイミングでの取引にかかっています。タイミングを見極めるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- テクニカル分析でレンジ相場を探す
- 一時的な悪材料によって下落している銘柄を探す
- 市場参加者がパニックに陥っているかを読む
テクニカル分析でレンジ相場を探す
株価が一定の範囲内で上下する「レンジ相場」では逆張りが特に有効です。
レンジ相場では株価が安値圏で推移している際に購入し、高値圏で推移している際に空売りすることで利益を上げられます。
またレンジ相場における逆張りの精度を高めるためには、相場の過熱感を一目で把握できるオシレーター系インジケーターを組み合わせることも有効です。
一時的な悪材料によって下落している銘柄を探す
企業の財務状況や経済指標の分析を行って、一時的な悪材料によって下落している銘柄を探します。
例えば、企業の業績が一時的に悪化したというニュースが出た場合、投資家はその企業の株を一斉に売り始め、株価が急落することがあります。
しかし、実際には企業の根本的な価値が大きく変わっていない場合も多く、時間が経つと株価が元に戻るケースも多々あるのです。
このような過剰反応のタイミングを見計らって逆張りをすることで、取引精度を高められます。
市場参加者がパニックに陥っているかを読む
市場心理を理解することも重要です。市場がパニックに陥っている場合、投資家が過剰に反応して株価が下落することがあります。
多くの投資家がパニックに陥っている状況下でも、冷静に市場の動向を見極めることで逆張りのタイミングを見つけられます。
ニュースやSNSなどを通じて、市場参加者の感情やトレンドを把握することが役立つでしょう。
逆張り取引の実践例
以下は 日経平均株価の1週間足チャートです。2022年初頭から翌年7月にかけて、約24,500円~約29,000円のレンジ相場で推移していました。
チャート:TradingView
日経225/1週間足/2024年6月28日
またレンジ内においても重要となるサポートラインやレジスタンスラインを確認できるので、これらのラインを目安に買いと売りを繰り返します。
例えば、26,500円付近で買って、28,400円付近で売るといった具合です。
ただしレンジ相場はいつまでも続くわけではないので、サポートラインまたはレジスタンスラインをブレイクした価格帯に損切りを設定しておきましょう。
逆張りの注意点
逆張り投資は順張りと違って高いリスクが伴うので、以下のようなリスク管理は徹底するようにしましょう。
- 損切りの設定
- ポジションサイズの管理
取引タイミングの予測を外してしまうケースも考えられるので、あらかじめ損切りをする価格帯を設定し、損失を最小限に抑えることが重要です。
また、一度に大きなポジションを取ってしまうと大きな損失を被るリスクが高まるので、ポジションサイズにも気をつけて過度なリスクを取らないようにしましょう。
まとめ:市場状況に応じた戦略でリスクを管理しよう
この記事では、逆張りについて基本的な考えから、メリットやデメリット、具体的な戦略まで詳しく解説しました。
逆張りは特にレンジ相場では有効ですが、タイミングを見極めるのが難しく高いリスクが伴います。
トレンド発生時には順張り、レンジ相場では逆張りと相場状況によって使い分けることで、安定した利益を狙えます。
逆張りの成功の鍵は適切なリスク管理と、継続的な学習です。市場状況に応じた戦略を身につけ、リスク管理を徹底しながら、逆張りに挑戦してみましょう。