【体験談から分析】株で大損・失敗する5つの原因と対処法!初心者でも低リスクで運用する方法を解説
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「株式投資は大損するって本当?」
「借金が怖くて株式投資を始められない」
「初心者でもできる低リスクも手法を知りたい」
投資では、リスクの高い投資手法を使ってしまい投資に失敗し、借金を抱える方もいるため、不安を感じる人もいるでしょう。
しかし、投資初心者であっても勉強や情報収集を行い、少額から経験を積むことで、損失をだしても借金を抱え生活が破綻するような事態を防ぐことができます。
この記事では投資の失敗談をもとに、失敗する方の特徴や大損を避けるためのコツについて解説します。
さらに、低リスクでできる投資初心者におすすめの株式投資のやり方も解説するので、投資に興味のある方は参考にしてください。
目次
株式投資で失敗するとどうなる?大損した悲惨な体験談
ここでは株式投資で失敗・大損した方の体験談をX(旧:Twitter)やブログから引用し、4つ紹介します。
他の投資家の失敗談を確認し、株式投資で後悔、悲惨な状態にならないようにしましょう。
よく調べずに話題の銘柄に投資した結果、1年間で1600万円の大損失
投資経験がないのに頑張って貯めた2,000万円全てを投資資金にした結果、資金の8割を失いました。
銘柄によってはとても値動きが激しいため、投資初心者は大損を避けるために多くの投資資金があっても、少額から投資を始めましょう。
退職金で投資家デビュー、勉強せずに200万円の大損失
退職金で投資を始めて、勉強せずに失敗してしまったよくあるケースです。
株式投資の集中投資はリターンも大きいですが、損失を抱えるリスクも高くなります。
よほどの自信と経験がなければ、複数銘柄に分散投資しましょう。
投資していた銘柄の粉飾決算がばれて上場廃止になり、350万円の大損失
昨年、2022年2月28日に、粉飾決算で上場廃止になったグレイステクノロジー
粉飾決算なんて寝耳に水じゃった投資家たちが~
阿鼻叫喚し、地獄のような敗戦処理をやっと乗り越えたのに<省略>
ワタシは、上場廃止が決定した日の場中に、保有してた2000株のうち半分の1000株を1株29円で即投げ売り…
損切り額は約175万円(+_+)<省略>
上場株式と非上場株式は損益通算できないんよ!
この虚しい現実と、スクイーズアウトという株式用語を身を削って勉強した175万円
全部で350万円返してくれ~~~!
かたちゃんのサディスティック投資生活
投資していた銘柄の不祥事が明るみになり、上場廃止になってしまいました。
株式投資では事前に予測できないトラブルによって、多大な損を被ることがあります。自信のある銘柄でも集中投資は避け、分散投資を心がけるようにしましょう。
信用取引で借金130万円、取り立てに怯える日々
初心者が株式投資で失敗する5つの原因
投資初心者が株式投資で失敗する原因は以下の5つです。
- 高値で買い、安値で売ってしまう
- 損切りができない
- 信用取引で資産以上の損失を出す
- 1つの銘柄に集中投資した結果、倒産
- 他人の情報だけで投資する
同じ失敗をして損を抱えないように、投資で失敗する原因をしっかり理解しましょう。
高値で買い、安値で売ってしまう
株式投資で最もわかりやすい失敗の原因は、高値で買って安値で売ることです。
特に話題になっている銘柄や知っている銘柄を調べずに購入すると、高値でつかんでしまうことがよくあります。
購入した根拠が薄いと、多少値下がりしただけで「このまま株価は戻らないのではないか」と考えてしまい、焦って安値で売ってしまう方が多いです。
損切りができない
損切りができない投資家は損失を広げてしまい、株式投資で失敗してしまいます。損切りとは、購入時より株価が下がり現在含み損を抱えている銘柄を売却することです。
損切りは自身の銘柄選定や投資タイミングの失敗を認める行為であるため、ためらう投資家は少なくありません。
根拠があり「現在含み損を抱えているが、将来的には株価が上昇する」と自信のある方であれば損切りは必要ないでしょう。
しかし「損失を確定させたくない」「そのうち戻るかもしれない」という気持ちだけで損切りを行わないと、さらに傷口を広げる原因になってしまいます。
信用取引で資産以上の損失を出す
株式投資では信用取引によって証券会社からお金を借りて、投資資金以上の取引が行えます。
証券会社にもよりますが、証拠金のおよそ3倍の取引を行え、たとえば証拠金が100万円あると300万円の取引が可能です。
100万円の証拠金をもとに信用取引で300万円分の銘柄を購入し、評価額が200万円になったとしましょう。含み損は100万円(300万円-200万円)となり、これ以上株価が下落すると投資資金以上に損失が出てしまいます。
信用取引は現物取引以上に、損切りを始めとしたリスク管理が非常に重要です。
リスク管理ができない状態で信用取引を行うと、投資資金以上に損失を出してしまいます。
また損失額が大きくなると追証(おいしょう)を求められます。追証とは購入した銘柄の株価が下落し、評価額が最低保証金維持率を割ると、追加の保証金を入れなければならないことです。
先ほどの信用取引で300万円の銘柄を購入したケースで説明します。最低保証金維持率は20%と定められており、300万円の銘柄を購入した場合、評価額が60万円(300万円×20%)を下回ると追証が発生します。
追証が発生すると、追証発生日の翌々営業日の12時までに、信用取引口座への入金や振替を行わなければなりません。
- 月曜日に追証が発生した場合、水曜日まで入金・振替が必要です
- 木曜日に発生した場合、月曜日の12時に入金・振替が必要です
※祝日がない場合を想定しています。
追証が解消されないと、現時点での株価で自動的に売却されて損失が確定します。
上述の300万円の信用取引を行ったケースで、評価額60万円で売却されたとしましょう。その場合、損失額が240万円(60万円-300万円)となり、100万円の証拠金以上に損失を抱えてしまいます。
投資資金の他に貯蓄がないと証券会社に借金をしている状態となり、証券口座が凍結される、財産が差し押さえられる可能性が高いです。
信用取引は投資資金以上の取引が行えますが、追証を解消できないと借金を負うリスクがあるため、投資初心者は手を出さないようにしましょう。
1つの銘柄に集中投資した結果、倒産
投資資金を1つの銘柄に集中投資することも、株式投資で失敗しやすい原因です。
企業は業績不振や不祥事によって突然倒産するケースがあります。倒産すると株価の価値が0円となり、投資資金を一切回収できなくなります。
上場廃止が決定すると、投資家は損切りによって少しでも投資資金を回収するため、株価が下落するケースが一般的です。
集中投資している銘柄が倒産してしまうと、投資資金の大部分を失ってしまう可能性が高いです。集中投資はリターンも大きいですが、銘柄選びに失敗すると、多額の損失を生む原因にもなります。
上場廃止になった株式がどうなるかは、以下の記事で解説しています。
他人の情報だけで投資する
SNSや掲示板の他人が発信している情報だけで投資することも、株式投資で失敗する原因です。
- 有名な投資家やインフルエンサーがおすすめしていた銘柄
- 多くのフォロワーが話題にしている銘柄
おすすめ銘柄や話題になっている銘柄を購入すると、高値づかみになり購入直後から株価が下落するケースも珍しくありません。
特に投資初心者で「含み損を抱えた経験がない」「損切りが怖くてできない」という方は、株価が下落するとどのように対処していいか迷ってしまいます。
購入した根拠が他人の発信しているだけだと少し株価が下がっただけで、狼狽売りをしてしまう原因にもなります。
株式投資で失敗する人の特徴
株式投資で失敗する方の特徴は以下の6つです。
- 感情的になりやすい
- 短期取引で早く稼ぎたいと考えている
- 情報収集や勉強をしない
- 取引ルールを決めていない
- 投資資金と生活資金を分けていない
- 配当利回りと優待利回りだけで投資判断をしている
感情的になりやすい
感情的な取引は損失を生みやすいです。下記のような感情的な取引は投資根拠に乏しいため、良い結果を生むことはほとんどありません。
- 損失を取り戻すために無理な取引をする
- ルール通りに損切りができない
- 株価の下落が怖くて狼狽売りをする
感情的になりやすい方は、取引前に「投資の根拠は十分か」「事前に決めた取引ルールにしたかっているか」を十分に確認するようにしましょう。
短期取引で早く稼ぎたいと考えている
デイトレードやスイングトレードのように、短期取引で早く稼ぎたいと考えている方も株式投資で失敗しやすいです。
短期取引で稼ぐためには、的確な情報判断能力や分析能力、徹底した資金管理能力が求められます。この2つの能力は短期間で身につくものではなく、長年の経験をもとに養われるものです。
そのため投資初心者が、短期取引で稼ぐことは簡単ではなく「早く稼ぎたいから」と安易な気持ちで短期取引に手を出すと、短期間で損失を抱える可能性が高いです。
情報収集や勉強をしない
株式投資で利益を得るためには、情報収集や勉強が欠かせません。投資手法にもよりますが、株式投資で成功するためには以下のような情報収集や勉強が必要です。
- 現在の相場状況
- 経済政策の動向
- 投資する業界の知識
- 銘柄ごとの業務内容や財務状況
- チャートの読み方
これらの情報は日々更新されるため、どこまで勉強すれば完璧と言えることはありません。ただ情報収集を怠ると、以下のような投資で損をする可能性が高まります。
- 上場廃止になりそうな銘柄と知らずに投資する
- SNSでおすすめされた銘柄をそのまま購入する
情報収集や勉強せず、勘や他人の情報に頼ることは株式投資を失敗する原因です。
取引ルールを決めていない
取引ルールを決めていないと、その場の感情で取引をしてしまい、株式投資で失敗する可能性が高くなります。
- もっと上がるはずだから利確はやめておこう
- もう少し株価が戻ってから損切りしよう
- 底値付近に近づいたら購入しよう
ルールが明確になっていないと、本来売却・購入するタイミングで取引ができず、損失が拡大してしまったり、利益が得られなくなったりと株式投資で失敗する原因になります。
投資資金と生活資金を分けていない
投資資金と生活資金を分けていないと、いくらまで投資に使えるのか判断しにくいです。したがって、本来投資に使ってはいけないお金で取引をしやすくなります。
特に信用取引を始めとしたリスクの高い投資を行っている場合、多額の借金を抱え生活に支障が出る可能性が高いです。
生活に支障が出ると消費者金融にお金を借りてしまい、返済に追われ冷静な取引ができなくなる、さらに損失を広げてしまうでしょう。
配当利回りと優待利回りだけで投資判断をしている
最近は配当金や株主優待をメインにして生計を立てているインフルエンサーの影響もあり、投資を始める方が増えました。
配当金生活や株主優待生活に憧れて投資を始める方の失敗パターンが、配当利回りや優待利回りだけで投資判断をしていることです。
基本的に配当利回りや優待利回りが高い理由は、他の投資家から人気がなく株価が下がっているためです。人気がない理由はさまざまで、以下のようなものがあります。
- 業績が悪い
- 斜陽産業
- 政策に合致しない
- 不祥事を起こした
上記のような銘柄を買ってしまうと、短期では配当金や株主優待を得られるかもしれませんが、すぐに減配や株主優待の廃止を発表し、株価下落のダブルパンチを受ける可能性があります。
決算書や業界の情報を仕入れずに、配当利回りや優待利回りだけで投資をすると、大きな損につながるケースが多いです。
株式投資で大損・失敗しないためのコツ
ここまで株式投資で失敗する原因や、失敗する方の特徴について解説してきました。ここでは株式投資で大損・失敗しないためのコツを9つ解説します。
- 複数の銘柄に分散投資する
- 長期で利益を出すことを目指す
- 信用取引は慣れてから行う
- 余剰資金で投資する
- 企業や業界の正しい情報を集める
- 売買のルールや運用計画を決める
- 怪しい業者は避ける
- 馴染みのある銘柄・業界に投資する
- 投資資金を一度に使わない
複数の銘柄に分散投資する
複数の銘柄の分散投資は投資の基本です。異なる会社や業界に投資すれば、それぞれが違う値動きをするため、大きな損失を被る可能性が低くなります。
たとえば、同じ車業界のマツダと日産自動車の株価は似た動きをしていました。
引用:TradingView
オレンジのチャートが「マツダ」、赤と緑のチャートが「日産自動車」を示します。
チャートを見てわかるように、マツダと日産自動車に分散投資していても値動きが似通っているため、分散の効果は得られません。
一方でマツダとオリエンタルランドとでは、業界も会社の規模も違うため全く異なる値動きをしています。
引用:TradingView
オレンジのチャートが「マツダ」、赤と緑のチャートが「オリエンタルランド」を示します。
マツダとオリエンタルランドでは、異なる値動きをしており分散投資の効果が高いと言えそうです。
業界や業種が被らないようにすることで、高い分散投資の効果が得られ、大損を被る可能性を低くできます。
長期で利益を出すことを目指す
株式投資の初心者は、短期取引ではなく長期で利益を出すことを目指しましょう。
なぜなら短期取引で株価の値動きを予想するのは大変難しいですが、優良銘柄であれば長期的に株価が上昇する可能性が高いからです。また長期投資では定期的に配当金や株主優待を受け取れます。
つまり長期投資は値上がり益と配当金や株主優待が狙えるため、トータルリターンがプラスになる可能性が短期投資よりも高いです。
信用取引は慣れてから行う
先述したように信用取引は投資額以上に損失を抱え、借金をする可能性があるため、投資に慣れてから行うようにしましょう。現物投資であれば最悪のケースでも、損失は投資額に限定されます。
投資資金に乏しい方や一発逆転を狙う方は、信用取引で多額のリターンを狙うケースが多いです。
信用取引は失敗すれば借金を抱え、現在の生活が破綻してしまうリスクもあるため、初心者や投資資金以外の余剰資産がない人が手を出すべき取引ではありません。
株式投資で借金をしないためには
体験談にもありましたが、株式投資は投資手法によって借金を負う可能性があります。
ただ株式投資に失敗したからと言って必ず、借金を負うわけではありません。投資資金の範囲内で投資する現物取引だけを行えば、損失は投資資金の範囲に限定されます。
また、家族や友人、消費者金融からお金を借りて投資を行うことも避けましょう。基本的に自分のお金以外で投資をすると借金を負ってしまう可能性が高まるためです。
余剰資金で投資する
投資は必ず余剰資金で行いましょう。余剰資金は式で求めます。
余剰資金=収入-生活費-貯蓄
余剰資金だけで投資を行っていれば、借金を負うことはもちろん、生活が破綻するリスクを小さくできます。また余剰資金での投資は常に冷静な判断が下せるため、利益が出せる確率も高まります。
企業や業界の正しい情報を集める
下記の投資先の企業や業界の正しい情報を集めることも重要です。
- 企業の決算情報
- 新製品の開発
- 他社との業務提携
- 業界に大きな影響を与える政策の決定
これらの情報は企業の業績に大きな影響を与え、株価に反映されるため投資するならば必ず知っておくべき情報です。上場企業は自社のホームページにIR情報を載せているため、投資前に必ず確認しましょう。
また可能であれば業界新聞をチェックすることで、投資する業界に特化した情報を収集することも可能です。
売買のルールや運用計画を決める
株価は予想外の動きをすることが珍しくないため、事前に売買ルールや運用計画を決めましょう。特に購入時と売却時のルールは必ず決めるのがおすすめです。
たとえば「直近の最高値から20%以上下がったら購入する」「購入時の株価から10%以上下がったら損切りする」というイメージです。売買ルールを定めると感情を排した取引が行え、利益の取り逃しや損失の拡大を防止できます。
また運用計画を決め、購入した銘柄はルールに則り運用をしましょう。
投資初心者で運用計画の作り方がよくわからない場合は、短期投資と長期投資を実践するのかだけでも決めるべきです。
怪しい業者は避ける
怪しい業者を通じて投資してはいけません。特に金融庁に届け出を出していない業者にお金を預けるのはやめましょう。
登録業者は金融庁の「免許・許可・登録などを受けている業者一覧」から調べられます。登録業者が絶対安全なわけではありませんが、名前も聞いたことがない業者から投資の勧誘を受けた場合は、最低限チェックしましょう。
基本的に投資詐欺目的の業者は、無登録業者であるケースが一般的です。したがって登録業者かどうか調べるだけで、投資先に引っかかる可能性を大幅に減らせます。
馴染みのある銘柄・業界に投資する
仕事や趣味で馴染みのある業界への投資も、大損や失敗を避けるための方法です。
たとえば車関係の仕事をしている方であれば、仕事が忙しいのか暇なのかで、業界全体の景気がいいのか悪いのかを判断する指標にできます。また車好きの方であれば、車業界の情報を自然と集めるため、よりニッチな情報を知っているケースも多いでしょう。
仮にそのような方が車業界へ投資する場合、一般の方よりも的確な判断を下せる可能性が高いです。またすでに知っている業界であれば、1から銘柄や業界の勉強をする必要がないため、投資のハードルが低いこともメリットです。
投資先が決まっておらず大損や失敗を避けたい方は、仕事や趣味で馴染みのある業界への投資を検討してください。
投資資金を一度に使わない
投資資金を一度に使わないことも重要です。投資した金額からさらに下がってしまうことはよくあります。株価がさらに下落したとしても、投資資金がまだ残っていれば追加投資が可能です。
以下のような売買ルールを設けていれば、投資資金を一度に使うことはなくなります。
- 最高値から20%下落したら、投資資金の50%を使用する
- さらに10%下落したら、投資資金の30%を使用する
- さらに10%下落したら、残りの投資資金を全て使用する
投資タイミングを的確に見極める自信がない方や、投資に慣れていない方は投資資金を複数回に分けて使用し、購入タイミングを分散するようにしましょう。
初心者にオススメ!低リスクな株式投資のやり方
株式投資で大損・失敗しにくいコツは理解いただけたと思います。
ここでは、さらに踏み込んで投資初心者におすすめする低リスクな株式投資のやり方について以下6つを解説します。
- 少額の取引で経験を積む
- 損切り注文はあらかじめ入れておく
- 配当や優待狙いで始めてみる
- つみたてNISAやiDeCoを活用する
- ロボアドバイザーを活用する
- 投資する銘柄と業界を分散する
少額の取引で経験を積む
投資初心者は少額の取引で経験を積みましょう。
従来の株式投資は、数十万から数百万の資金がないと銘柄購入ができませんでした。しかし現在は単元未満株の購入が一般的になっており、大手ネット証券会社であれば、数百円から銘柄購入が可能です。
少額投資のリターンは小さくなりやすいですが、同時にリスクも小さくできます。株価の値動きに慣れていない初心者は、少額投資から始め投資の経験を積みましょう。
少額投資で経験を積む方法は、以下の記事で解説しています。
損切り注文はあらかじめ入れておく
損失の拡大を防ぐ方法として、損切り注文をあらかじめ入れておく方法があります。これを「逆指値注文」と言い、損失の拡大を防ぎたい方や損切りが苦手な方に人気の手法です。
逆指値注文とは、「10万円で購入した銘柄が90万円まで下落したら売却してほしい」という注文です。つまりあらかじめ損切りの注文ができるため、損切りが苦手な方や日中働いている方でも確実に損切りができる手法と言えます。
配当や優待狙いで始めてみる
売却益を狙うことだけが株式投資ではありません株式投資には、保有しているだけで配当金や株主優待を受け取れる銘柄もあります。
- 日中は働いているため株価を確認できない
- 何度も売買するのは面倒
- 不労所得が欲しい
上記のような方は、配当金や優待狙いで投資を始めるのがおすすめです。
ただ、投資する銘柄を配当利回りや優待利回りだけで決めるのは、株式投資で失敗しやすい原因の1つです。企業の決算情報や業界ニュースを確認し、長期で保有したいと思える銘柄だけに投資するようにしましょう。
つみたてNISAやiDeCoを活用する
つみたてNISAとiDeCoは、節税しながら長期・積立・分散投資ができる制度です。2つの制度の違いは下記の表にまとめたので、参考にしてください。
つみたてNISA | iDeCo | |
---|---|---|
運用商品 | 金融庁へ届け出た投資信託 | 投資信託・定期預金・保険商品など |
年間投資額 | 40万円 (およそ月額3.3万円) | 14.4万円〜81.6万円 (月額1.2万円〜6.8万円) |
非課税期間 | 20年間 | 制限なし |
税制上のメリット | 運用益が非課税 | 掛金が全額控除 運用益が非課税 受給時に退職所得控除を使用できる |
これら制度は基本的に一括投資ができないため、必然的に購入タイミングが分散されます。
また株式投資を考えている方であれば、運用商品は投資信託を選択するでしょうから、投資対象は数百〜数千銘柄に分散されるため、分散投資としても問題ありません。
さらにそれぞれの制度に税制上のメリットがあるため、税金面でもお得です。
「個別株の売買が怖い」「安心できる投資がしたい」という方は、つみたてNISAやiDeCoを活用して投資を始めるのがおすすめです。
ロボアドバイザーを活用する
ロボアドバイザーとは、AIが投資家の代わりに投資判断や商品の購入・運用・売却を行ってくれるサービスです。
ロボアドバイザーには「アドバイス型」と「投資一任型」の2種類があります。
アドバイス型 | 投資家のリスク許容度に応じて商品の提案をする。 投資家は提案された中から、商品を購入し運用する。 |
投資一任型 | 商品の選定・運用・購入・リバランスまで全てを行う。 |
アドバイス型は商品を選択・運用する手間はかかりますが、投資一任型よりも手数料が安いです。
一方で、投資一任型は投資家の手間がほとんどかかりませんが、アドバイス型よりも手数料が割高です。投資一任型は投資目的や毎月の積立金額を設定するだけで、あとはロバートバイザーが自動で運用してくれます。
自分で投資先を選びたい方は「アドバイス型」を、投資に不慣れな方や忙しい方は「投資一任方」を選択するのがおすすめです。
まとめ:株式投資の失敗は回避できる!しっかり学んで安全に資産を増やそう
投資初心者の失敗談や株式投資で失敗する人の特徴、大損・失敗しないためのコツ、初心者におすすめの低リスクの方法について解説しました。
株式投資は投資手法によって、借金を負う可能性があるため注意が必要です。ただこの記事で紹介したコツを踏まえれば、比較的リスクが少なく安全に投資が行えます。
また投資で継続的に利益を出すためには、投資や銘柄・業界の勉強が欠かせません。最近は少額で投資できるサービスも提供されているため、投資初心者は少額で投資の練習を始めてください。