六曜の「赤口」のアノマリーは株式投資で成立する?実際のチャートで検証
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六曜の一つであり、古くから「凶日」として避けられてきた「赤口(しゃっこう・しゃっく)」のアノマリーを聞いたことがある株式投資家も多いのではないでしょうか?
この記事では、赤口の歴史的背景とその意味を詳しく解説するとともに、赤口の日における株式市場のアノマリーについて検証します。
この記事では、赤口の日に避けるべき投資行動や適した投資戦略についても解説しており、赤口の日にはどのように投資を行うべきかや、リスクを最小限に抑える方法を学ぶことができます。
赤口の影響を理解し、適切な投資判断を下すことで、投資の成功率を高める手助けとなるでしょう。
赤口とは
赤口(しゃっこう・しゃっく)は、六曜(ろくよう)の一つであり、日本の暦において日々の吉凶を示す指標の一つです。
六曜とは、もともと中国から伝わった暦法です。各曜日には特定の運勢や吉凶が割り当てられており、これに基づいて日々の行動や予定を決定するとよいと言われています。
中でも赤口は、午前11時から午後1時までの「午の刻」だけがわずかに吉とされており、それ以外の時刻は一日を通じて凶とされている日なのです。
したがって、午の刻以外は、何を行っても不運がつきまとうと信じられているので。結婚式や開店などの祝い事を避けるのがよいとされています。
赤口の日における株式投資のアノマリー
アノマリーとは、理論的に説明がつかない市場のパターンや現象を指しており、赤口の日における株式市場のアノマリーもその一つです。
一日を通じて凶とされている赤口の日には、多くの投資家が取引を控えるため、取引量が減少する傾向があるとされています。
取引量が減少すると、少ない注文でも価格に大きな影響を与えられるので、赤口の日には短期間で大きな価格変動が見られることがあるのです。
また赤口の日には、多くの投資家がリスクを避けるためにポジションを解消する傾向があり、これが売り圧力を強める原因となります。その結果、株価が下落しやすくなります。
市場の心理と赤口の関連性
赤口の日に投資家がどのように行動するかは、文化的な背景や個々の信念に依存します。
六曜を迷信と考えて無視する投資家もいる一方で、六曜の中でも赤口の日は特に注意を払う投資家もいるのです。
例えば、赤口の日に重要な経済指標の発表や企業の決算発表が重なると、赤口の日を信じる投資家は、リスクが高いと考え、取引を避ける可能性が高いと予想されます。
赤口のアノマリーが成立するかは、赤口の日を信じる投資家が多いかどうかに依存すると考えてよいでしょう。
赤口の日のアノマリーは成立するのか
赤口の日のアノマリーが成立するのか、実際のチャートで確かめてみましょう。
以下は、日経平均株価の日足チャートです。2024年4月から現在(2024年6月10日)までの赤口の日に、縦のラインを記載しました。
チャート:TradingView
日経225/日足/2024年6月10日
確かにアノマリー通り価格が下落している日はあるものの、大きく上昇している日があることも確認できます。
また赤口の日に大きな価格変動が見られる傾向があるかというと、そうでもないようです。
赤口の日に避けるべき投資戦略
赤口の日のアノマリーは、2024年4月~6月にかけて株式市場においてそれほど信憑性がないことが分かりました。
ただし実際に株価が下落したケースも確認できたので、以下のような投資行動はなるべく避けたほうが懸命でしょう。
- デリバティブ取引やレバレッジをかけた取引など高リスクの取引
- 大きな決断が必要となる新規の株式購入
- 銀行や証券口座間の大規模な資金移動
一方で、赤口の日に限ったことではありませんが、保守的なポートフォリオ運用をしたり、短期的に利益確定をしたりといったリスク管理は徹底しておいたほうがよいといえます。
まとめ:アノマリーに信憑性はないものの、注意を払う価値はある
赤口は、日々の吉凶を示す指標として日本の暦に深く根付いており、株式市場においても、赤口の日には特有のアノマリーが存在することが報告されています。
今回実際のチャートからアノマリーが成立するのかどうかを確認したところ、一概には信憑性がないものの、注意を払う価値はあるといえます。
赤口の日は、リスク管理を特に徹底し、保守的なポートフォリオ運用や短期的な利益確定を心掛けることが重要です。
株式投資では、赤口といった文化的背景を理解することでリスク管理をさらに強化することができます。
これから投資を始める方は、知識を深め、自分に合った戦略を見つけてみてください。