【初心者向け】RCIの計算式をわかりやすく解説|RSIとの違いや特徴も説明
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「RCIとRSIって計算式がどう違っているの?」
「RCIがどう計算されているのかよく分かっていない」
「RCIの計算式をきちんと理解して使いたい」
こういった悩みを持ったままRCIを何となく使っている人は多いと思いますが、インジケーターを使いこなすためにはまず計算式を理解することが大切です。
【この記事で分かること】
- RCIの計算式
- RSIの計算式との違い
- RCIの計算式が持つ特徴
本記事では、RCIとよく似たRSIとも比較しながら、RCIの計算式について深掘りして解説していきます。
RCIの計算式を深く理解して、RCIをしっかり使いこなせるようになってくださいね。
目次
- 【今がチャンス】TradingViewの特大セール開催中!(12月5日の17時まで)
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- RCI(順位相関指数)とは
- RCIの計算式
- RCIの計算式にあるSUMは数値の合計
- RCIの計算式SUMをわかりやすく解説
- 他のトレーダーと差をつけるためのツールを紹介!【セール実施中】
- RCIの計算式における”順位付け”で現在地の把握ができる
- RCIの計算式をシミュレーション
- RCIの計算式で同じレートになった場合は優劣をつけない
- RCIを使用した売買シグナルの判断
- RCIとテクニカル指標を組み合わせた取引手法
- RCIの使い方や見方についての記事
- まとめ:計算式がわかるからこそ理解できるRCIの特徴
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RCI(順位相関指数)とは
RCI(順位相関係数)とは、相場の「買われすぎ」や「売られすぎ」を示すオシレーター系指標の1つです。
時間と価格それぞれに順位をつけて、双方の相関関係を数値化します。
価格だけではなく、時間の要素も考慮しているのが特徴です。
RCIの計算式
RCIは一定期間の価格と期間に順位をつけて計算し、その相関関係を見るためのインジケーターです。
一方RSIは一定期間の値幅を基に計算し、買いと売りの圧力の相対をみるためのインジケーターです。
どちらも相場の過熱感をみるためのインジケーターですが、計算の基にしているものが全く違います。
まずRCIの計算式は2つあります。
一つ目はこちらです。
そして2つ目はこちらです。
表記の中の「n」は期間を表します。
上記2つの計算式ではnの計算部分が異なっていますが、計算すると同じ数値になるのでどちらを使っても構いません。この記事では一般的な上段の式を用いて解説していきます。
RSIの計算式との違い
ちなみにRSIの計算式はこうなっています。
( A = 一定期間の上昇幅の合計 / B = 一定期間の下落幅の合計 )
このようにRCIとRSIは計算式も基にしている数値も全く違います。
それなのに値幅を計算に考慮しないRCIも過熱感を知ることができるインジケーターです。
その理由は計算式を紐解いていけば見えてくるかもしれません。
RCIの計算式にあるSUMは数値の合計
さて、先ほどの計算式で「SUM」という3文字のアルファベットが出てきました。nは期間だということは分かりますし、他は具体的な数値が入っています。
実はRCIで計算をする際に期間(n)以外で変動する数値はこのSUMだけになります。ということは、ここを理解していないとRCIの計算を理解したとは言えないということになります。
このSUMはRCIの計算に使用する終値(レート)と対象期間を、決められたルールに従って計算した後の数値を合計したもので、まさにRCIの肝となる部分です。
この決められたルールに関しては次の項目で詳しく解説します。
RCIの計算式SUMをわかりやすく解説
それではSUMの計算方法を見ていきます。分かりやすくするために仮の条件を提示しておきます。
ドル円/日足/RCI期間は10
- 直近を含む過去10日間を日付の近い順でランキング付けする
仮の条件の場合、本日を1、前日を2、前々日を3・・・9日前を10としてランキングする。(下部表の緑部分)これを時間順位と呼ぶ。 - 直近を含む過去10日間の終値(レート)を高いものから順位付けする
下部表では、2日前の終値(レート)が一番高い(赤塗り)ので3日前を1とし、次に高いのは3日前なのでそれを2として順次繰り下げていき、全てをランキングする。(下部表のオレンジ部分)これを終値順位と呼ぶ。 - それぞれの時点(日付)毎に終値順位の数値から時間順位の数値を引く
このときに結果がマイナスになることもあるが、そのままマイナスとして計算する。(下部表の青部分) - 終値順位と時間順位の差を2乗する
(下部表の紫部分) - 2乗したすべての数値を合計する
- この下部表の赤ワクで囲ったピンクの部分の数値がSUMとなります。
例 / ドル円の日足10日間のRCIのSUM計算方法
ドル円の参考レートはこちらをご覧ください。
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RCIの計算式における”順位付け”で現在地の把握ができる
終値と時間を順位づけすることによって何がわかるのでしょうか。
RCIの計算式は時間と価格の相関関係を見るためのものなので、時間だけが優先されているわけでも価格だけが優先されているわけでもありません。お互いが与える影響度を数値で表します。
期間内での価格と時間の関係性を数値として算出するので、例えば休むことなく上がり続けている相場では価格の順位と時間の順位は同じになるので、完全相関となり終値順位と時間順位の差はなくSUMを計算すると0となり、RCIは+100になります。
例 / 相場が上がり続けた時のSUM
逆に休むことなく下がり続けている相場では価格の順位と時間の順位は真逆になるので、終値順位と時間順位の差は最大(10日間の場合は330)となります。
例 / 相場が下がり続けた時のSUM
つまり、期間内の時間と価格の各順位の差を比べることによって現在地の把握ができるということです。
RCIの計算式をシミュレーション
では、ここからは実際の計算式に数値を当てはめます。
仮の条件では期間は10でしたので、期間(n)=10で計算していきます。
SUMは先ほどの表で計算したものを使用してみましょう。
- 数式にそのまま数値を当てはめてみます
※数値を当てはめた箇所の説明はこのような感じです。 - それぞれの数値を計算してみます
- 引き算ができるように分数を小数に変換します
- 残りを計算してみます
- 結果がでました
以上の計算の結果、仮の条件での現在のRCIの数値は「80.61」ということになりました。
買われ過ぎエリアに突入したところといった具合でしょうか。
またこの計算式を理解することでRCIを使ったトレンド判断の、0ラインより上にRCI線があるときは上昇方向に圧力が強いと判断され、0ラインより下にRCI線があると下落方向に圧力が強いと判断されると言われる理由が確認できます。
RCIの計算式で同じレートになった場合は優劣をつけない
SUMの計算をする段階で、指定期間内に価格が同じ終値(レート)になってしまう場合があります。その際の順位付けにはルールがありますので覚えておきましょう。
SUMの計算で使った表で4日前と5日前の終値(レート)を同じ価格に変更してみました。(赤塗の部分)その場合の順位は5位と6位の中間ということで双方に「5.5」という順位が適用されます。(青塗りの部分)
もちろんSUMも変わってきますので、同じ価格になった場合は優劣をつけずに間の順位をつけて計算されていることを覚えておきましょう。
RCIを使用した売買シグナルの判断
RCIの売買シグナルとしては、「買われすぎ」になったら売り、「売られすぎ」になったら買うというものがあります。
買われすぎや売られすぎの判断は、±80%のラインを見て判断するのが一般的です。
買いシグナル:底値圏から上昇し、-80%を越えた時
売りシグナル:高値圏から下落し、+80%を下回った時
例えば上記画像は、USDJPYの日足チャートに期間9のRCIを表示させたものです。
売買シグナルが、上昇の押し目やトレンド転換の起点になっていることが分かります。
しかし売買シグナルの中にはダマシとなるものもあり、必ずしも思惑どおりの方向に伸びるとは限りません。
そのため損切りは、徹底しましょう。
他のテクニカル指標と組み合わせて、エントリー時のフィルターとするのもオススメです。
RCIとテクニカル指標を組み合わせた取引手法
RCIと相性の良いテクニカル指標の1つが、移動平均線です。
移動平均線によって大きなトレンドを把握し、RCIでエントリータイミングをはかります。
上記の画像は、先ほどのUSDJPY日足チャートに、期間200の単純移動平均線(以下、200SMA)を追加したものです。
200SMAが右肩上がりでその上にローソク足があるので、上昇トレンドと判断し、買いシグナルのみでエントリーします。
上昇トレンドにおける売りシグナルを除外でき、良いポイントでの押し目買いが可能です。
ただし移動平均線によってフィルタリングしても、トレンド転換のタイミングでは損切りになってしまいます。
こちらは、売りの例です。
200SMAが右肩下がりでその下にローソク足があるので、下降トレンドと判断し、売りシグナルのみでエントリーします。
戻しを待ったうえで売れるので、大きな含み損を抱えにくいです。
移動平均線以外にも、トレンドの判断に役立つインジケーターはRCIと相性が良いといえるでしょう。
RCIの使い方や見方についての記事
RCIの使い方や手法については、他にもさまざまなものがあります。
こちらの記事でより詳しく解説しているので、RCIを使ったトレードに関心のある方は、こちらもぜひご覧ください。
まとめ:計算式がわかるからこそ理解できるRCIの特徴
RCIは一定期間内の価格を順位付けして時間との相関で現在価格の優劣を見定めるテクニカル指標です。
他のオシレータと違い、価格水準にフォーカスしたり値幅にフォーカスをしているわけではないことは計算式の中身を見れば一目瞭然でした。
つまり、価格や時間に対して順位付けという概念を入れることで、例えば急激に価格が変動したとしても、わずか1pipsしか動かなかったとしても、RCIにとっては期間内の価格のランキングでしかないということです。
RCIは買われ過ぎや売られ過ぎだけでなく、トレンド相場でも機能すると言われるだけではわからなかったその理由が、その計算式の中身を知ることで理解が深まっていきます。