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【初心者向け】浮動株比率が少ない銘柄は買うべき?|調べ方や基準などわかりやすく解説

2023年09月15日 公開 
2024年08月06日 更新
浮動株が少ない銘柄は株初心者には危険!浮動株比率の調べ方や意味を解説
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浮動株とは、株式市場で活発に取引されている株式です。

浮動株比率は、浮動株の数を企業の発行済み株式数で割ると計算でき、市場における取引のしやすさを見極める際に役立ちます。

例えば浮動株数の少ない企業の株式は、市場であまり取引が行われておらず、株価の変動が大きい傾向にあると判断できるのです。

この記事では、浮動株比率の概要と浮動株の少ない株式の特徴について解説していきます。

浮動株比率の確認方法も紹介しているので、浮動株比率と株価との関係性について詳しく知りたい株式投資家は、この記事を読んで投資へ活かしてください。

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浮動株比率とは株式市場で活発に取引されている株式の割合

浮動株とは、株式市場で活発に取引されている株式を指し、浮動株比率は企業の発行済み株式数に対する浮動株の割合を示します。

浮動株比率を確認することで、市場における取引のしやすさを見極められるのです。

一方で、特定の株主や経営者が保有しており、市場でほとんど取引されない株式は「固定株」や「特定株」と呼ばれます。

浮動株が少ない企業の株式は株価変動が大きい傾向にある

浮動株が少ない、つまり浮動株比率が低い企業の株式は市場であまり取引が行われません。

したがって流動性が低く、少量の売買でも需給が崩れる可能性があるので、株価の変動が大きい傾向にあります。

また、浮動株が少ない企業の株式を手放す人も少ないので、株価が上昇すると高止まりすることも多々あるのです。

一方、浮動株比率が高い企業の株式は市場での取引が活発であり、株価変動が比較的安定しています。

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投資初心者は浮動株比率が高い株式がオススメ

浮動株が少ない企業の株式は、株価変動が大きい傾向にあるので時には高いリターンが狙えます。

しかし株式が市場に出回っていない分、意図するように取引できないリスクや特定の株主による意図的な価格操作が行われるリスクも高まります。

したがって投資初心者は、株価の変動が比較的安定している浮動株比率が高い株式を投資先として選ぶのがおすすめです。

一般的に浮動株比率「10%」を下回る銘柄は浮動株数が少ないとみなされます。ただし10%という数値はあくまでも目安として考えてください。

浮動株比率の確認方法

会社四季報オンラインでは、銘柄を検索すると以下のように浮動株と特定株の比率を簡単に確認できます。

会社四季報オンラインで浮動株比率を確認する

画像引用:会社四季報ONLINE

また企業の年次報告書や四半期報告書、東京証券取引所が公開している数値から自分で浮動株比率を計算することも可能です。

総発行株式数からは固定株の株を引くと浮動株の数を求められます。そして以下の計算式で浮動株比率を求めましょう。

浮動株比率 = (浮動株の数 ÷ 総発行株式数) × 100

自身で計算する手間を省きたい方は、有料ではありますが会社四季報を利用するとよいでしょう。

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企業が浮動株比率を変更することもある

企業側からすると、浮動株比率は経営の観点から重要です。

なぜなら浮動株比率があまりにも低いと、少数の株主によって経営を乗っ取られる可能性があるからです。

また浮動株比率が低い企業は、株式による資金調達がしにくく、企業の成長に制約がかかる可能性もあるのです。

したがって企業は、新株発行や株式分割をして浮動株比率を高めることがあります。

一方、自社株買いをして浮動株比率を低下させることもできます。

浮動株比率の変更は、株価に影響を与える可能性が高いので注意しなければなりません。

例えば浮動株数が増えると、市場における株式の供給量が増えるため、株価が下落する可能性があります。

まとめ:浮動株比率を確認してより低リスクに投資へ取り組む

浮動株比率とは、市場における株式取引のしやすさを見極めるために役立つ指標です。

浮動株が少ない株式はボラティリティが高い傾向にあるので、株式投資初心者の方は、まず浮動株比率の高い銘柄を投資先として選択するとよいでしょう。

また企業が経営戦略によって浮動株比率を変更することもあります。

四季報やニュースサイトを利用して日々情報を追うことで、よりトレードのリスクを抑えられます。

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著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
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