FXトレード【指値注文と逆指値注文を解説】
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FXでの指値注文
指値注文は有利なレートを指定する注文方法
指値注文とは、現在の価格よりも安く買いたい、高く売りたいときに現在の価格よりも有利なレートを指定して発注をする予約注文のことを言います。
有利なレートとは
現在レートが1ドル120円であれば115円で買うほうが安く買えます。
つまり買う場合の有利なレートは現在レートよりも安い価格、売る場合は現在レートよりも高いレートのことを指します。
指値注文は現在レートよりも有利なレートを指定した注文を行う方法です。
指値注文は主にトレンド時に使用する
指値注文を使う場面としては、価格がトレンドを形成している時などに使用することが多くなります。
例えばFXでドル円の取引を行う場合に、現在価格が100円だったとして価格はまだまだ上がりそうな局面で100円で買うのは高値掴みで怖いけど99円になったら買ってもいいと考えた時に、99円にあらかじめ買いの注文を予約しておくというのが指値での注文となります。
また、この逆で価格が再度上昇して101円になったら売るということも指定できます。
指値注文は指定価格に到達しないと約定されない
FXでの指値注文は指定した価格にレートが到達しないと注文が約定(成立)されません。
そのため想定していた方向へ価格が伸びたとしても、指定した価格までレートが到達していないときはポジションは存在しません。
また到達価格には各FX取引業者ごとに設定されたスプレッドも加味されますので、レートがギリギリ届いていてもスプレッド分価格に届かなかったということもありますので注意が必要です。
FXでの逆指値注文
逆指値注文は不利なレートを指定する注文方法
逆指値注文とは、現在の価格よりも高くても買いたい、安くても売りたいときに現在の価格よりも不利なレートを指定して発注をする予約注文のことを言います。
一見不利なレートで売買することにメリットを感じないと思いますが、次の項目で使い方を見ていきましょう。
不利なレートとは
現在レートが1ドル120円であれば125円と高くても買います。
つまり買う場合の不利なレートは現在レートよりも高い価格、売る場合は現在レートよりも安いレートのことを指します。
逆指値注文は現在レートよりも不利なレートを指定した注文を行う方法です。
逆指値注文は主にレンジの時に使用する
逆指値注文を使う場面としては、価格がレンジを形成している時や、支持線や抵抗線付近で価格がもみ合っているような時に使うことが多くなります。
例えばFXでドル円の取引を行う場合、価格が上昇していたが100円ちょうどの節目でレンジを形成しているような場合、抜ければ上昇しそうだけど抜けられなかったら下落しそうと考えられ、この位置では買うのも売るのも怖い場面になります。
そんな場合に100円の少し上に買いの注文を予約をしておくということが逆指値での注文となります。
また、この逆でレンジの少し下に売りの注文を入れておくということも指定できます。
逆指値注文も指定価格に到達しないと約定されない
FXでの逆指値注文も指定した価格にレートが到達しないと注文は約定されませんが、現在価格よりも不利なレートで指定しているので、想定方向に価格が伸びた時にはポジションを持つことになります。
一方、ダマシなどで価格が逆行した際には損失が大きくなることに注意が必要です。
FXでの指値、逆指値注文と成行注文の比較
指値注文、逆指値注文、成行注文の違いを一覧表でみていきましょう。
指値注文 | 逆指値注文 | 成行注文 | |
使用場面 | 今よりも有利なレートで取引したい | 今よりも不利なレートでいいから取引したい | 今すぐに取引したい |
約定タイミング | 指定価格到達時 | 指定価格到達時 | 現在価格 |
メリット | 安く買って高く売れるので利益幅が大きい | 想定方向に進んだ時には必ずポジションを持てる | 必ず約定する |
デメリット | レートが到達せずに約定しないことが多い | 高く買って安く売るので損失時の金額が大きい | 想定外の価格で売買してしまうことがある |
指値注文と逆指値注文でリスクコントロール
指値を使った利益確定
FXでの指値注文は安く買ったり高く売ったりすることができますが、その特徴を使って利益確定の注文を入れることもできます。
例えば、100円でドル円の買いポジションを持ったとして101円まで上昇したら利益確定をしようと考えていた場合、そのポジションに対する「売りの指値」を101円に指値注文で予約しておくと、レートが101円に到達した時点でポジションは自動的に決済され利益確定となります。
チャートを見ていない間に目標にレートが到達していたけれど、また下がってきてしまっているというような利益が減少してしまうような状況を防ぐためにも、利益確定の指値注文をうまく使いましょう。
逆指値を使った損切り
FXでの逆指値注文は不利なレートで注文を入れる予約方法ですが、その特徴を使って損切り(損失確定)の注文を入れることができます。
例えば、先ほどと同じ100円でドル円の買いポジションを持っていたとして99円まで下落してしまったら損切りを考えていた場合、そのポジションに対する「売りの注文」を99円に逆指値注文で予約しておくと、レートが99円に到達した時点でポジションは自動的に決済され損失が確定となります。
ポジションを持った際に、うまく順行すればいいですが逆行するリスクもあり、万が一の時は全ての資金がなくなる前に資金を守るための損切りをしなければいけません。
チャートを見ていない間に大きく逆行していまい資金が全て無くなってしまったという状況を防ぐためにも、損切りの逆指値注文を必ず入れるようにしましょう。
指値注文、逆指値注文は移動することが可能
利益確定や、損切りのためにいれた指値注文と逆指値注文は、一度入れたら動かせないわけではなく自由に移動したり、キャンセルしたりできます。
例えば、101円に利益確定の指値注文をいれていたがチャートを監視できるようになったので伸びるところまで伸ばすために101円の指値注文をキャンセルしたり、99円に損切りの逆指値注文を入れていたが動きが怪しいので損失額を減らすために99円50銭に損切り注文を移動したりすることができます。
要はチャートを見れていない時に起こる予測不能な事態に備えるためのものですので、注文を入れたあとにチャートを離れる時は必ずどちらも使うようにすることで資金コントロールをうまく行うことができるようになります。
指値注文をうまく使うコツ
指値注文は少し余裕を持って指す
指値注文をしようするときに、一番悔しい思いをするのは指定価格にわずかに届かずに想定方向に順行することだと思います。
それを防ぐためにも、指値を指す場合は少し余裕を持った価格指定をすることをお勧めします。
例えば、99円に節目の水平線があり、そこにレートが到達したら買いの注文を入れようと考えていた場合、99円に指値を指すのではなく99円10銭に指値を指すことによって直前で折り返してしまうような場合の機会損失を防ぐことができます。
FXではレバレッジが存在しますので、価格は節目ぴったりに反応することもあれば少し手前で反応することも、少し行き過ぎることもあります。
どのような場合でもうまく取引できるように少し余裕を持って指値を指すようにしておきましょう。
有効期限を設定して思わぬ損失を防ぐ
指値注文は有効期限を設定しておかないと、いつまでも注文が入りっぱなしになります。
例えば、価格が上昇中に少し下がったら買おうと思って買いの指値注文を入れていたがその注文が約定されなかった場合、有効期限の設定がないとその注文はいつまでの有効となるので、しばらくたって価格が下落してきた時に、明らかな下落中にも関わらずこの注文が約定され買いのポジションを持ってしまうことになります。
FXでは株と違い価格は上昇傾向が強いというわけではありません。
常に上下動しますので、このような思わぬ損失を防ぐためにも、指値注文を入れるときには有効期限を設定する、または思惑通りに約定されなかった場合はすぐにキャンセルを入れるということを必ず心がけるようにしましょう。
まとめ:指値、逆指値は時間がない方におすすめ
指値、逆指値注文はチャートを見ていない時間でも注文を約定することができる便利な注文方法です。
注文を入れるだけでなく、利益の確定や損切りなどもうまく組み合わせることで、日中にあまり時間のない兼業トレーダーの方も機会損失をすることなく取引を行えるようになります。
FXで取引をするのならぜひしっかりと覚えてご自身のトレードに役立てられるようにしておくことをお勧めします。
指値の全てをまとめた記事です。
この記事ではFXでの指値について詳しく説明しましたが、指値について詳しく知りたい場合は、指値まとめ記事を参考にしてください。