株は複利運用で増やす|やり方や計算方法、シミュレーション結果などを徹底解説【株初心者】
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株式投資は富を増やすのに効果的な方法の一つですが、その成功の鍵は複利運用にあります。
この記事では、複利運用のやり方・計算方法・シミュレーション結果などについて詳細に解説します。
目次
複利とは再投資により新たな利益を得ること
複利とは、投資によって得られる利益を再投資し、その利益もまた利益を生むという循環のことを指します。
利益を再投資することでさらなる株式を購入し、その結果、得られる利益も増加します。
複利運用のメリット・デメリット
複利の原理を投資戦略に活用する際は、メリットとデメリット両方を理解したうえで行いましょう。
複利運用のメリット
複利運用のメリットは以下のとおりです。
時間とともに成長が加速する
複利の一番のメリットは、時間とともに利益が加速度的に増加することです。
初期の投資だけでなく、その上に積み重なった利益もまた利益を生むため、投資額は時間とともに指数関数的に成長します。
少額投資でも大きな利益を生む
複利の原理は定期的な小額の投資でも、時間をかければ大きな利益を生むことを可能にします。
複利運用のデメリット
複利運用は資産を増やすうえで有益な手段ですが、以下の点には気をつけなければなりません。
短期的な成果が少ない
複利の効果は時間が経つほどに大きくなりますが、短期間で大きな利益を期待するのは難しいです。
また得た利益は再投資するので、他の用途には使用できません。
利益がなかなか確定しない
株式投資などの場合、実際の利益は売却時に初めて確定します。
そのため投資を売却するまでは利益は名目上のものであり、実際には損失を被るおそれもあります。
複利運用のやり方
株式投資における複利運用は、配当金や売却益を再投資することで行います。
配当金は、株式保有者に対して支払われる利益の一部です。
売却益は、株式を高値で売却した際に得られる利益です。
これらを再投資することで、利益を増やせます。
株における複利の計算方法
株式投資における複利の計算は一般的に以下の式を用いて行います。
A = P (1 + r/n) ^ (nt)
- Aは将来の投資額(終了時の総額)
- Pは初期投資額(元本)
- rは年間の利率(例:7%なら0.07)
- nは年間のコンパウンド回数(一年に何回利息が付くか)
- tは投資期間(年)
株式投資の場合、利率rは年間リターン率(年利)を、tは投資期間を表します。
また一般的に株式投資では年間のコンパウンド回数nは1と考えられます(年に一度のみ利息が付く)。
例えば、100万円を年間リターン7%で10年間投資した場合の将来価値を計算すると、
A = 100万円 * (1 + 0.07/1) ^ (1*10) = 196万円(四捨五入)
となります。
ただし、これはあくまで理論上の計算です。
実際の投資では株価の変動・リスク・手数料等を考慮しなければなりません。
また株式投資の利回りは一定ではないため、将来の投資額を正確に予測するのは困難です。
これらの点を理解したうえで、複利の原理を活用しましょう。
複利運用のシミュレーション結果
複利運用によってどのように資金は増えていくのか、以下のとおりシミュレーションしました。
毎年10万円を投資し複利で運用する
- 毎年10万円を投資
- 年間の投資成長率は平均7%(これはS&P 500の長期的な平均リターンに近い値です)
- 投資期間は30年間
これらの条件でのシミュレーション結果は次のようになります。
年 | 累計投資額 | 投資終了時の総額 |
1 | 10万円 | 10.7万円 |
5 | 50万円 | 59.3万円 |
10 | 100万円 | 147.1万円 |
20 | 200万円 | 422.2万円 |
30 | 300万円 | 1018.5万円 |
毎年10万円ずつの小さな投資でも、30年という長期間と複利効果により、累計300万円の投資が結果として1018.5万円に成長しています。
この結果は、毎年一定額を投資し続けることが、長期的には大きなリターンを生む可能性があることを示しています。複利効果は時間とともに増大するため、早期に投資を始め、一定の投資を続けることが重要です。
毎年100万円を投資し複利で運用する
- 毎年100万円を投資
- 年間の投資成長率は平均7%
- 投資期間は30年間
これらの条件でのシミュレーション結果は次のようになります。
年 | 累計投資額 | 投資終了時の総額 |
1 | 100万円 | 107万円 |
5 | 500万円 | 593万円 |
10 | 1000万円 | 1471万円 |
20 | 2000万円 | 4222万円 |
30 | 3000万円 | 10185万円 |
30年間で3000万円を投資したのに対し、その総額はそれを大きく上回る10185万円に達しています。
これは投資が毎年成長し、その成長が次の年の成長にも影響を及ぼすためです。
これこそが複利運用の力であり、時間とともにその効果は指数的に増大します。
複利運用の効果を最大化するポイント
この複利を最大限に活用するための戦略とは何か、いくつかのポイントを挙げていきます。
早期に投資を始める
複利の力は時間とともに増大します。
したがって投資を早く始めることで、利益が複利で成長する時間を長くすることが可能です。
すぐに再投資する
複利運用では、株式投資で得た利益(売却益や配当金など)を再投資します。
理想としては、利益を得たらすぐに再投資することで、複利の力を最大限に活用できます。
定期的に投資する
例えば毎月または毎年、定期的に一定額を投資することで、市場の上下動に関係なく投資を続けられます。
これはドルコスト平均法とも呼ばれ、長期的な投資戦略として有効です。
長期的な視点を持つ
市場は短期的には不確実性がありますが、長期的には成長傾向にあると考えられています。
したがって、長期的な視点を持ち、短期的な市場の変動に左右されずに投資を続けることが重要です。
まとめ:株の複利運用で効率良く資産を増やそう
株式投資における複利の力は、あなたの資産を増やす強力なツールです。
長期的な視点を持ち、再投資を続けることで、その力を最大限に引き出せます。
この戦略を持つことで、あなたの資産は確実に増えていくはずです。