MT4やMT5を複数画面表示方法を解説!新たに口座を開設しなくてもできるMT4/MT5の複製方法とは!?
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目次
MT4やMT5は複数同時に起動できる
トレードをある程度長くしていると考えることがあります。
「MT4やMT5を複数起動させてマルチモニター化したいな」
「複数の口座運用をまとめて監視する方法はないかな」
どちらの願望もMT4やMT5を2つ以上同時に起動する必要がある問題です。
では、2つ以上のMT4やMT5を同時に立ち上げることはできるのでしょうか。
答えはできます。
しかし、これまでひとつのFXブローカーの口座だけでトレードをしてきた方は
「MT4とかMT5って1個しか立ち上げられないよね?」
となってしまうでしょう。
ここでは、どのようにして2つ以上のMT4やMT5を起動するのか、その方法について解説していきます。
MT4/MT5の複製方法
2つのMT4やMT5を同時に起動する方法は「複製」です。
ここでは、今お使いのFXブローカーの口座だけでMT4やMT5を複製する方法を解説していきます。
複製方法は2つあります。
ひとつはもう一度FXブローカーのホームページからMT4やMT5をダウンロードする方法。
もう一つは、今使っているMT4やMT5のプログラムファイルを丸ごとコピーしてしまうことです。
前者のやり方も後者のやり方も、ただダウンロードしたりコピーしてしまうと上書きするだけで複製することはできません。
順を追って解説していきます。
インストール先を変更して複製する
まずはひとつめのお使いのFXブローカーのホームページから2個目のMT4やMT5をダウンロードする方法です。
①~③は通常と同じ手順ですので、ダウンロード方法を知っている方は飛ばしていただいて構いません。
①お使いのFXブローカーのホームページにログインする
まずはじめに、使っているFXブローカーのホームページで会員ログインを完了させてください。
②MT4のダウンロードページへ進む
ログイン後の会員ページからMT4のダウンロードページへ進みます。
ダウンロードページへの進み方はブローカーによって違っており「MT4をダウンロード」や「プラットフォーム」、「取引ツール」など様々な記載になっています。
③MT4をダウンロードしてインストーラーを立ち上げる
MT4のダウンロードページからインストーラーをダウンロードします。
Windowsの場合、右上にダウンロードボックスが表示されますので、「ファイルを開く」をクリックしてMT4のインストーラーを立ち上げます。
④インストーラーの設定
インストーラーが立ち上がりましたら、同意書の画面が出てきます。
本来はここで「次へ」を押してインストールをスタートしますが、複製の場合は「設定」をクリックして設定の変更を行います。
この設定でインストール先を変更しないと既存のMT4に上書きするだけの形になってしまいます。
⑤インストール先のフォルダ名を変更する
設定をクリックするとインストール先のフォルダ名とプログラムグループ名の設定画面に移動します。
ここでインストール先のフォルダ名を変更します。
画像の例では入力済みフォルダ名の「・・・・MT4」の最後に「-2」をつけて「・・・・MT4-2」としました。
変更するフォルダ名はなんでもよく「No2」や「second」などご自身がわかればOKです。
作業グループを統一するためにも、プログラムグループの名称も同じものに変更しておきましょう。
変更が終わったら「次へ」ボタンをクリックします。
⑥インストール完了までしばらく待ちます
次へをクリックするとインストールが始まります。
1~2分すると「完了」ボタンが現れますので、クリックしてインストールを完了します。
以上で2つ目のMT4がインストールできました。
自動的に「MQL5」のウェブサイトが開きますが、閉じて頂いて問題ありません。
⑦2枚目のMT4を設定する
上記のインストールが終わったらMT4が自動的に立ち上がります。
MT4の内部的には新規でダウンロードしたことになっていますので、既存の口座にログインをして開通する必要があります。
まずは既存口座のサーバーを選択してください。
続いてログインIDとパスワードを入力します。
「パスワードを保存」にチェックを入れておけば次回以降再入力の必要はありません。
ただし、色々な人が触るようなPCの場合はチェックは外しておいた方がいいでしょう。
サーバー、ログインID、パスワードが正しければ、右下のステータスが通信状態になりMT4が開通となります。
⑧2枚のMT4を同時に起動する
設定が終わりましたら、もともとインストールしてあるMT4も立ち上げてみましょう。
画像では同一ブローカーの同一名義で作成した別口座にそれぞれログインしている状態です。
これまでは毎回ログインし直していましたが、それはもう必要なくなりました。
他にも、同一口座でログインをして取引用のMT4と分析用のMT4としてマルチモニター化して使用しても問題ありません。
リンク先や作業スペースが別の場所として認識されているので、他のブローカーのMT4をインストールした場合と同じ状態となります。
また、この方法で行うとショートカットが自動的に生成されますが、同じ名前になりますので新たに作ったMT4のショートカットの名前を変えておきましょう。
インストール済みのMT4/MT5をコピーして複製する
続いてはすでにインストールしてあるMT4やMT5のプログラムフォルダを丸ごとコピーしてしまう方法です。
プログラムファイルを直接変更するのである程度PCの操作に慣れている方の方がいいでしょう。
①プログラムフォルダからMT4/MT5を見つける
エクスプローラーやフォルダを立ち上げ、「PC」➝「ローカルディスク」と進みます。
「ローカルディスク」の中に「Program File」と「Program File(x86)」の2つが確認できます。
MT4やMT5のプログラムフォルダはこのどちらかに入っています。
②MT5のフォルダをコピーして複製する
見つけたMT5フォルダを右クリックしてコンテキストメニューを表示します。
メニューの中から「コピー」を選択します。
※MT5フォルダを選択して「Ctrl+C」でコピーしてもOKです。
コピーしたら「Program File」内の開いているスペースを右クリックしてコンテキストメニューを表示します。
メニューの中から「貼り付け」を選択します。
※開いているところを選択して「Ctrl+V」でペーストしてもOKです。
管理者権限を求められますので「続行」を選択して下さい。
複製コピーが始まります。
完了すれば「・・・コピー」と名前がついたフォルダが作成されています。
※貼り付けをする際に他のフォルダが選択されアクティブ状態になっていると、そのフォルダの中にMT5のコピーをつくってしまうことになります。
必ず開いているところをクリックして、どのフォルダも選択されていないことを確認してください。
③複製したMT5フォルダの名前を変更する
複製したフォルダは「・・・コピー」となっていますので、わかりやすいように名前を変更しておきましょう。
複製したフォルダを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、名前の変更をクリックします。
変更には管理者権限が必要ですので注意してください。
例えば、2つ目という意味で「MT5 Terminal No2」などに変更するといいでしょう。
④2つ目のMT5のショートカットを作成する
デスクトップから簡単にアクセスできるようにショートカットを作成します。
まずは複製した「・・・No2」のフォルダを展開します。
MT5を動かすターミナルは「terminal64.exe」ですので、そのファイルを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、ショートカットの作成をクリックします。
これでデスクトップにショートカットが作成されました。
※稀に警告として「ここには作成できません。デスクトップに作成しますか?」と表示されます。
その際はOKをクリックしてください。
⑤ショートカットの名前とアイコンを変更する
作成したショートカットは右クリックから「名前の変更」でお好きな名前に変更しておきましょう。
次にアイコンの変更です。
アイコンの変更は必須ではありませんが、同じブローカーのMT4やMT5だとわかるように変更しておくことをおすすめします。
アイコンの変更はショートカットを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、「プロパティ」を展開します。
プロパティ画面の下段に「アイコンの変更」がありますのでクリックします。
クリックすると現在適用されているアイコンが表示されていますので、「参照」をクリックして検索します。
各ブローカーのアイコンはコピーしたフォルダの中に格納されていますので、そのフォルダまで進んでください。
選択したらOKを押して適用してください。
ここまでで2つ目のMT5の複製は完了です。
MT5の設定については「インストール先を変更して・・・」の項の⑦以降を参考にしてください。
まとめ:複数同時起動する際はPCのスペックと読み込み速度に注意
上記の手順を踏むことで新たにFXブローカーを開設しなくても、MT4やMT5を複製して複数を同時に起動することができました。
ここで複数を同時に起動する際の注意点です。
まずひとつめはPCのスペックに注意すること。
あまりにもスペックの低いPCで複数のMT4やMT5を起動するとMT4やMT5が落ちてしまったり、フリーズしてしまう原因にもなります。
ふたつ目はMT4を使っている場合はSSDを搭載したPCの方が望ましいという点です。
MT5に比べてMT4は書き込みや読み込みに時間がかかります。
そのためアクセス速度の速いSSDを搭載していないPCでMT4を複数枚起動してしまうと、読み込みや書き込みのタイムラグがチャートに現れてしまいます。
時間との勝負になることの多いトレードにおいてタイムラグは致命的です。
せっかくのマルチモニター環境や別口座の同時監視ができても、動かなかったり遅延が発生しては意味がありません。
お使いのPCのスペックやアクセス速度にも気を配って複数同時起動を使ってみてください。
この記事ではMT4やMT5を複製して使用する方法について詳しく説明しましたが、MT4やMT5についてさらに詳しく知りたい場合は、MT4、MT5まとめ記事を参考にしてください。