ボリンジャーバンド使い必携の一冊とは?本質を理解して正しく使おう!
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トレードをする上でテクニカル分析はとても大切ですが、次のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
- ボリンジャーバンドを使っているけど、あまりうまくいっていない
- 我流でボリンジャーバンドを使っていて、きちんと勉強したことがなく不安
- そもそもどのインジケーターを使えばいいのか迷っている
テクニカル分析においてボリンジャーバンドは使い勝手が良く、初心者から上級者まで非常におすすめのインジケーターです。
しかし、正しい知識や使い方を学んでおかないと、トレードを有利に進めていくのは難しいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、今回紹介する『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』という書籍です。
本書では、ボリンジャーバンドの使い方について基本的なところを丁寧に解説した上で、より実戦的なテクニックをたくさん紹介しています。
この記事では、本書に基づいて、ボリンジャーバンドの使い方を解説していきます。
書籍に書かれている手法も一部公開しているので、ぜひ最後までチェックしていってください。
▼紹介書籍
FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ
目次
本書がおすすめな人
引用元:版元ドットコム
今回紹介する『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』をおすすめしたいのは、以下のいずれか一つにでも該当する人です。
- ボリンジャーバンドを使っている人
- もっとボリンジャーバンドを使いこなせるようになりたい人
- ボリンジャーバンドを使った手法を知りたい人
- 他のインジケーターと併用できるインジケーターを探している人
- 自分に合ったインジケーターを探している人
- プロトレーダーの心構えや資金管理方法が知りたい人
本書はボリンジャーバンドの解説本なので、当然ながらボリンジャーバンドをこれから使う人にはぴったりの1冊です。
ボリンジャーバンドをメインで使うかサブで使うかにかかわらず、ぜひ本書を手に取っていただければと思います。
また、本書では長いプロトレーダー経験を持つ著者が、トレーダーに臨む心構えや資金管理方法などについて解説してくれているのもポイントです。
ボリンジャーバンドを使った手法面だけでなく、トレード全般の知識が得られるというのは大きなメリットといえるでしょう。
著者は元銀行の職業トレーダー
本書の著者である山中康司氏は、銀行における職業トレーダーとして20年も活躍しており、トレード経験を非常に豊富に持っています。
経歴のスタートは、ご存じの人も多いと思いますが世界有数の金融機関であるバンク・オブ・アメリカ。
山中氏によると、そこでみっちりと受けた専門研修が、その後の20年にわたる職業トレーダーとしての土台になっているとのことです。
本書は単にボリンジャーバンドの手法が学べるだけでなく、こういった知識と経験が豊富なプロ中のプロの考え方を学ぶことができるという意味でも、非常に価値があるといえるでしょう。
さらに特筆すべきなのが、山中氏はボリンジャーバンドを開発したジョン・ボリンジャー氏と親交があるという点です。
そういう背景もあり、本書に書かれている手法はボリンジャー氏から公開の許可を得ています。
つまり、本書をしっかり理解すれば、ボリンジャーバンドの正しい使い方が身に付くことになるわけです。
ボリンジャーバンドは勘違いされやすい
知名度が高く多くのトレーダーが利用しているボリンジャーバンドですが、使い方が勘違いされていることも少なくないようです。
ここからはボリンジャーバンドの基本となる使い方について、本書の一部を公開しながら解説していきます。
ボリンジャーバンドが持つ意味合い
ボリンジャーバンドは上の画像のように、真ん中に描かれる中心線(移動平均線)と、それを上下で挟む形で膨らんだり縮んだりする標準偏差のライン(バンド)という構成です。
バンドには、±1σ(シグマ)、±2σ、±3σといったものがあり、最大6本が同時に描かれることもあります。
なお、この記事では書籍に書かれている使い方を紹介していくので、このあたりのボリンジャーバンドの基本情報で分からないことがある場合は、以下の記事でご確認ください。
このボリンジャーバンドから読み取れるものとして、本書では大きく以下の2つの要素に整理しています。
- トレンド(相場の方向性)
- ボラティリティ(価格変動率)
まず、トレンドを示しているのは、移動平均線であるボリンジャーバンドの中心線です。
中心線が上方向に向いていれば上昇トレンド、下方向に向いていれば下降トレンドということになります。
続いてボラティリティを示しているのは、中心線の上下に描かれているバンドです。
標準偏差を示すバンドが広がっていれば過去の値幅のバラツキが大きくボラティリティが高く、狭まっていれば過去の値幅のバラツキが小さくボラティリティが低いということになります。
ちなみに、バンドが広がることを「エクスパンション」、バンドが狭まることを「スクイーズ」といいます。
この用語はボリンジャーバンドを使う上で重要なので、しっかり頭に入れておくようにしましょう。
ジョン・ボリンジャー氏が推奨する基本設定
ボリンジャーバンドを使用する際、どのような設定にすればいいのか迷っている人も多いかもしれません。
この点に関して本書では、ボリンジャーバンドの開発者であるジョン・ボリンジャー氏が推奨する基本設定を紹介しています。
- 中心線:単純移動平均線(20期間)
- バンド:±2σ
まず、中心線には単純移動平均線を使用して、その期間は20という形です。
移動平均線としては定番の設定でもあり、バランスが取れており使い勝手が良い設定といえるでしょう。
バンドに関してはさまざまなものを表示している人もいるかもしれませんが、±2σの2本のみを表示するという形です。
ちなみに、標準偏差が持つ意味を踏まえるとレートが各バンド内に収まる(各バンドを抜けない)確率は、以下のようになります。
- ±1σ:68.26%
- ±2σ:95.44%
- ±3σ:99.74%
この数字を見ても分かると思いますが、±1σだとタッチする回数が多く、逆に±3σだとタッチする回数が少な過ぎるところがあります。
±2σの2本は適度にタッチが発生するラインで、実際に分析を行ってみてもバランスの良い設定と感じるはずです。
もちろん使い方を自分でカスタマイズしても構わないとは思いますが、基本となる設定として上記はしっかり押さえておくようにしましょう。
ボリンジャーバンドは逆張り専用ではない!
ボリンジャーバンドにおける分析では、基本的に±2σのラインとチャートの位置関係を見て相場展開を予測することになります。
±2σが過去のレートから計算した95.44%で収まるラインであることを踏まえると、真っ先に思いつくのがバンドに到達すれば反転するという逆張りの戦略でしょう。
そのためボリンジャーバンドについて、「バンドに到達すれば逆張りすればいい」と単純に考えているトレーダーもいるかもしれませんが、本書ではそれが危険であるということを強調しています。
なぜなら、実際にはバンドに到達後、反転せずにそのまま加速して伸びていくこともあり、その場合は損失が大きく膨らんでしまうからです。
そもそもバンドに到達したということは、過去のレートの水準から大きく離れたところまで動いたということであり、単純に反転すると予測すればいいことにはなりません。
つまり、バンドに到達したときには、それまでのトレンドが加速して伸びるという順張りも頭に入れておく必要があります。
整理すると、ボリンジャーバンドを使う際には、以下の両方の側面から戦略を立てられることが大切です。
- バンドに到達したら反転を予測する逆張り
- バンドに到達したらトレンドの加速を予測する順張り
相場の状況に応じてどちらの戦略でいくか切り分けていくのが、ボリンジャーバンドを使う上で非常に重要なポイントといえるでしょう。
では、ここからはどのように切り分けていくのかも含めて、それぞれの戦略を使った基本的な手法を書籍から2つ紹介していきます。
【手法1】±2σタッチのパターンで逆張り
最初に紹介するのが、±2σに到達して反転を狙う逆張り手法です。
ただし、±2σにタッチしたというだけでは、先述している通りそのまま加速していく可能性も少なくありません。
そこで、本書が紹介しているのが、バンドに到達後3日間のパターンに注目して、反転しやすいパターンとなった場合に逆張りエントリーする方法です。
具体的には、下の図表にある5つのパターンが反転する可能性が高い代表的なパターンとして紹介されています。
引用元:山中康司『FXボリンジャーバンド 常勝のワザ』p.69
なお、これは上部のバンドにチャートが達して上昇から下降へと反転するパターンです。
下部のバンドにチャートが達して下降から上昇へと反転するパターンは、上下を逆転させて考えてください。
こういったパターンの動きになった場合には反転を予測して、4日目の始値で逆張りエントリーを行うというイメージです。
バンドに到達してすぐに判断するのではなく、その後の相場をしばらく確認してからじっくり判断するようにしましょう。
【手法2】エクスパンションからの順張り
次に紹介する2つ目の手法は、バンドに到達した後にさらに伸びると予測する順張り手法です。
この手法を使う際には、ボリンジャーバンドで繰り返されるエクスパンション(バンドが広がること)とスクイーズ(バンドが狭まること)に注目します。
トレンドが発生する際には、ボリンジャーバンドではエクスパンションが起こるため、バンドが±2σに到達することに加えて、エクスパンションが起こっているかどうかを確認するイメージです。
引用元:山中康司『FXボリンジャーバンド 常勝のワザ』p.75
上の図表はそのイメージを示したものですが、赤丸で±2σを抜けると同時に、赤矢印で示しているようにエクスパンションが起こっています。
本書の中では、次のように条件が整理されています。
- バンドが上下に拡大している(エクスパンション)
- チャートが±2σの外でクローズ
なお、エクスパンションについては、特にチャートが抜けたバンドの反対側のバンドが、反対方向に広がっているかどうかを確認することが大切と強調されています。
そのため、例えばチャートが上昇して上部の+2σを抜けたのであれば、+2σが上に広がっていることに加えて、下部の-2σが下に広がっているかをチェックするようにしましょう。
ボリンジャーバンドを使う際はチャートが接する側のバンドに目が行きやすいと思いますが、反対側のバンドの向きにも注目するといった細かいテクニックも、本書からは学ぶことができるわけです。
まとめ:トレード上達に役立つ一冊です!
今回は、トレードに役立つ書籍『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』を紹介して、その内容を少しだけ公開させていただきました。
特に押さえておきたいのは、ボリンジャーバンドを使う際、以下の2つの基本戦略を切り分けることが大切という点です。
- バンドに到達したら反転を予測する逆張り
- バンドに到達したらトレンドの加速を予測する順張り
ボリンジャーバンドを単純な逆張りインジケーターと考えていると、大きな失敗に繋がることもあるので、この点はしっかり意識するようにしましょう。
上記の基本戦略を切り分ける際の基準など、しっかり内容を復習してご自身のトレードの参考にしていただければと思います。
なお、本書の中には記事の中で公開したもの以外にもたくさんの手法が紹介されており、ボリンジャーバンドを使う上で役に立つ情報が満載です。
たくさんあるのでここでは紹介し切れませんが、その手法をいくつか挙げておきましょう。
- ボリンジャーバンドとストキャスティクスの併用方法
- RCIでバンドウォークを判定する方法
- 期間の異なる2つのボリンジャーバンドを利用した手法
- RSIにボリンジャーバンドを適用した新指標
このように幅広い手法が紹介されていて、これらを上手に取り入れることでトレーダーとしての引き出しを増やすことができるはずです。
また本書では、職業トレーダーとして20年の経験を持つ山中氏が、トレードに臨む際の心構えや資金管理方法などについても解説しています。
手法以外の面での学びが非常に多いのも、本書の大きなメリットといえるでしょう。
- ボリンジャーバンドを使っている人
- もっとボリンジャーバンドを使いこなせるようになりたい人
- ボリンジャーバンドを使った手法を知りたい人
- 他のインジケーターと併用できるインジケーターを探している人
- 自分に合ったインジケーターを探している人
- プロトレーダーの心構えや資金管理方法が知りたい人
冒頭でも触れましたが、上記のいずれか一つでも当てはまる人は、ぜひ本書を手に取ってみていただきたいと思います。