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ビットコインで積み立て?値動きの荒さも気にならない仮想通貨積立投資とは

2022年11月30日 公開 
2024年09月09日 更新
ビットコインで積み立て?値動きの荒さも気にならない仮想通貨積立投資とは
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ビットコインで積立投資?

ビットコインイメージ

積立投資とは一定の期間ごとに同じ金融商品を一定金額購入する投資方法

積立投資とは、一定の期間ごとに一定の金額で同一の金融商品を繰り返し購入していく投資方法を指します。

積立投資をする際の一定の期間は「毎日、毎週、毎月」と選択でき、一定の金額も100円から始めることができます。

生活費に負担をかけることなく無理なく少しずつコツコツと積み立てるように投資をすることで、少額からも投資を始められると今人気の投資手法です。

毎月3万円の積み立てイメージ

仮想通貨でも積立投資ができる

最近、新たな投資の対象として注目を集めている仮想通貨。

大きな利益を出したり逆に資産がなくなってしまったなど、なにかと話題の仮想通貨ですがこんな話を聞くと「怖い!」というイメージが先行してしまいますね。

しかしそのような事例は、大きな資産を一括で投資して運用してしまうから起こってしまうことです。

積立投資のように少額からリスクを分散させて継続的に投資を行うことでリスクは軽減されます。

実はこの仮想通貨も積み立てで投資できます。

積立投資というと、投資信託や株式というイメージが強いですが、ビットコインに代表される仮想通貨を少額からコツコツ積み立てる「積立投資」が可能なのです。

ビットコインで積立投資

では、仮想通貨の代名詞でもあるビットコインを例にして積立投資をする場合を見てみましょう。

ビットコインを積み立てるというのは、例えば「毎月3万円分のビットコインを買い続ける」というイメージです。

毎月3万円なのでビットコインの価格が上がって高くなっていれば少量しか買えなくなります。

逆に価格が下がって安くなっていれば多めに買うことができます。

価格が上がっても買うというところだけを見ると一見不利に見えますが、この方法は積立投資をする上でのリスク軽減である「ドルコスト平均法」を使った投資手法となります。

この時間分散投資のおかげで値動きの激しいビットコインでも資産を危険に晒しすぎることなく、投資を行えるようになります。

ビットコイン積立のメリット

ビットコインに投資をするというのは、将来的に大きく値上がりが期待できる商品に投資をすることに似ています。

今後に期待がされている仮想通貨の代表格ですし、様々な企業が取り入れ始めていることもその兆候でもあります。

しかし、ビットコインに一括投資をするとなると買うタイミングが全てとなり、万が一購入直後に暴落してしまったら資金を一瞬で全てを失う可能性もあります。

そこで登場するのが「積立」です。

長期間投資を行い資産を形成していくことを前提にしている積立投資は時価総額が高く成長性もあるビットコインとは相性がいいと言えます。

ここではビットコインへの積立投資によるメリットを解説していきます。

少額から始められるので安心

ビットコインへの投資というと時価総額が高額なことから大きな金額を投入して運用を行うイメージですが、実は少額から始められます。

証券会社にもよりますが月額1,000円程度から始められるのです。

ビットコインを買ってみたいけど怖いという方は、まずは積立投資で少額から気軽に始めてみるのもいいでしょう。

手間がかからずほったらかしOK!

積立投資は購入サイクルや購入額などを初回に設定してしまえば、あとは自動的に取引をしてくれます。

ほったらかしにしておくだけでいいのは面倒臭がりの方や手続きが煩わしいと感じる方にはもってこいの投資方法です。

急変動にも耐えられる分散投資

ビットコインはその値動きの荒さが有名です。

そのため大きな金額を投資してしまうと獲得できるリターンは大きいですが失うリスクも大きくなります。

ビットコイン積立ではご自身に無理のない金額や毎月の余剰金など少額から始めることができます。

少額なので波の荒いビットコインの値動きに一喜一憂せずに気長に投資を行うことができます。

売買タイミングを考えなくていい

一括投資ではタイミングが命でした。

そのため日々の価格チェックや他の仮想通貨の動向、経済情勢など色々な情報を収集、分析する必要があります。

しかし積立投資では買い付けのサイクル(毎日、毎週、毎月)と固定の購入金額を設定してしまえば、あとは自動的に毎回積立が行われます。

自動的に買い付けを行ってくれるので、いつ買うかに悩まされることはありません。

ビットコイン積立のデメリット

リスクを分散しているからと言っても、ビットコインに積立投資をすることによって被ってしまうデメリットというものはあります。

特に積立投資の弱点の影響を大きく受けてしまうところを含めて解説していきましょう。

短期投資で利益を出しづらい

積立投資は少額の資金を長期間積立しながら時間をかけて運用し、資産を大きくしていくものです。

そのため短期間で利益を大きく出すことを前提としていません

また、万が一の暴落でも大損をしないようにドルコスト平均法を採用しています。

いくら値動きの大きなビットコインといえども、この積立投資の弱点は補えません。

元本割れのリスクがある

積立投資ではリスクを最小限まで抑えるためにドルコスト平均法を使って時間分散投資をしています。

しかし投資を始めた直後から価格が下がり続けてしまった場合は、さすがに元本割れを起こしてしまいます。

また、積立期間中に大きな暴落をしてしまい価格が戻らなかった場合も元本割れを起こす可能性があります。

とは言っても10年、20年という長い期間、価格が下がり続けるということは歴史上まだありませんので、積立開始後すぐに損失を抱えてしまっても長い目線でどんと構えておきましょう。

利益に対して税率が高い

仮想通貨で得た収益は「総合課税」といって給与などと合算して合計額で税率が決まる「累進課税方式」で計算されます。

つまり所得が大きいほど税率が上がっていく課税制度に準ずることになります。

その範囲は15%〜55%(住民税含む)となり、最大で半分以上が税金として徴収されてしまいます。

※累進課税では給与と仮想通貨の投資利益が合算される

累進課税で注意しなければいけないのは給与と合算されてしまうこと。

株式やFXのように「分離課税」となっていれば給与がいくらであろうと関係ないですが、合算されてしまうことで大きな利益を上げた時に思わぬ税率になってしまいますので覚えておきましょう。

【分離課税は金額にかかわらず一律20%の税率(住民税含む)】

ビットコイン積立投資ができる仮想通貨取引所

ではビットコインで積立投資をできる取引所はどんなところがあるのでしょうか。

取引できる証券会社はいくつもありますが、ここでは大手3社を例に手数料や最低積立金額など基本情報を比較してみますので、取引先の検討材料にしてください。

①GMOコイン

GMOグループが運営する仮想通貨の取引所です。

2016年に設立された比較的新しい取引所ですが、母体がしっかりしているので安心して取引することができます。

「つみたて暗号資産」という名称でサービス展開をしており、手数料が無料だったり最低500円から投資できたりと使いやすいのが魅力です。

②ビットフライヤー

2021年度のビットコイン取引量で日本一を誇る仮想通貨の大手取引所です。

一番の特徴は1円から積立投資ができ、積立サイクルの細かい期日指定やサイクル頻度を選択できるため給与振込のタイミングに合わせることもできるなどユーザビリティが高い取引所です。

「かんたん積立」という名称でのサービス展開ですが、アプリのみの対応ですので注意が必要です。

③コインチェック

2012年設立のマネックスグループが運営する老舗仮想通貨取引所です。

会員数、アプリダウンロード数が日本一で、テレビCMなども定期的に流れているので投資をしない人でも名前ぐらいは知っているのではないでしょうか。

「coincheckつみたて」という名称でサービス展開していますが、他の2社と比べて少し積立単価が高いところにこだわりを感じます。

上記3社を一覧表にして比較してみました。

取引所名GMOコインビットフライヤーコインチェック
最低購入金額500円1円1万円
積立金額の範囲500円〜50,000円1円〜100万円1万円〜100万円
積立の単位500円単位1円単位1,000円単位
積立サイクル毎日、毎週、毎月毎日、毎月毎日、毎週、毎月、月2回
手数料無料無料無料
ビットコイン以外の
取扱仮想通貨
18種類17種類15種類

まとめ:ビットコイン積立をするとリスクを分散できる

株式や債券などと比べるとまだまだ歴史の浅いビットコイン(仮想通貨)ですが、その成長度はすざましいものがあります。

海外では年金の積立制度にも仮想通貨を選択できるようになりました。

とはいえ歴史が浅い分値動きの事例が少なく大きな金額を投資するのにはリスクが高すぎます。

そこでリスクを極力分散した積立なのです。

またビットコインなどの仮想通貨は、株式などの値動きと連動しいないのでポートフォリオのひとつとしての考え方もできます。

仮想通貨の中でも、多くの企業や投資家が注目する将来性の高いビットコイン。

今のうちからコツコツと積み立てておくことをお勧めします。

積立の全てをまとめた記事です。

この記事ではビットコインへの積み立てについて詳しく説明しましたが、積立についてさらに詳しく知りたい場合は、積立まとめ記事を参考にしてください。

著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



所有者
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内田 まさみ ラジオNIKKEI
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