日本電信電話（NTT）の株主優待はお得？いつ届くかや買い方、使い方など具体的に解説

2024年10月15日 公開　
2024年10月16日 更新

日本電信電話（NTT）は、国内最大手の電話・通信業者です。
グループ企業には「NTTドコモ」「NTTデータグループ」があり、近年は通信事業のみならずAI開発などにも力を入れています。

株主優待では、dポイントがもらえます。
携帯料金の支払いやd払いで使えるポイントがもらえるのは嬉しいですよね。

この記事ではNTTの株主優待について、オススメポイントや届く時期などを詳しく解説します。

もらうための条件や注意点などもお伝えするので、この記事を読めば、お得な株主優待を確実にゲットできます。

ぜひ最後までチェックしてください。

一言アドバイス

25分割で買いやすくなった人気株は優待も充実！

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日本電信電話（NTT）（9432）の株主優待の内容

日本電信電話（NTT）の株主優待の内容について解説します。

長期保有でdポイントがもらえる

NTTの株主優待では、dポイントがもらえます。
通常の株主優待では毎年の権利確定月を迎えるごとに株主優待を受け取れるケースがほとんどですが、NTTの株主優待は長期保有2年目と5年目にそれぞれdポイントが付与される形式になっています。

dポイントをもらえるタイミングと付与されるポイントについては下記の表の通りです。

NTTの株を5年目まで保有すれば、合計で4,500円分のdポイントがもらえます。

株主だけが応募できるお得な隠れ優待も

NTTの株主優待のメインはdポイントの付与ですが、タイミングによっては株主だけが応募できるお得な隠れ優待が実施されることもあります。
たとえば、「大阪万博ペアチケットプレゼント」のキャンペーンが行われていたこともあります。（2024年9月末で受付終了）
抽選ではありますが、最新技術や世界中の魅力的なものが集まるイベントの入場券がもらえるキャンペーンに応募できるのは魅力的ですね。
今後もこうした取り組みが行われる可能性があるので、決議通知などの案内書などはくまなくチェックしておきましょう。

日本電信電話（NTT）（9432） 株主優待のオススメポイント

日本電信電話（NTT）の株主優待のオススメポイントは、優待の最低取得額の安さとdポイントの使い勝手の良さです。

1万円台の投資で株主優待がもらえる

NTTの株主優待は、安ければ14,000円台、高くとも20,000円台で手に入れることができます。
2023年夏頃のNTTの株価は4,000円ほどで、優待取得に必要な1単元（100株）を購入するには40万円近くの投資が必要でした。
そこで、2024年に開始される新NISAで個人投資家がより手軽に株を買えるようになることを見越して行われたのが、1：25の株式分割です。
この分割によって株価は150円〜200円に下がり、NTTは投資初心者でも手の届きやすい銘柄となりました。
1万円台の投資で4,500円もの優待をもらえるのはとてもお得と言えるでしょう。

dポイントの用途が広く、使いやすい

NTTの株主優待でもらえるdポイントは使い道が広く、便利です。
2024年現在、dポイントの加盟店は全国で103,000店舗以上にのぼります。
コンビニやファストフード、家電量販店、ドラッグストアなど、生活のいたるところでdポイントが使えるため、使い道に困るということはまずないでしょう。

日本電信電話（NTT）（9432） の公式ホームページ

日本電信電話（NTT）（9432）の株主優待はいつ届く？もらうまでの流れ

1. 6月末頃に決議通知と同封の案内書が郵送される
2. 案内に従ってエントリーサイトで申し込みをする

日本電信電話（NTT）（9432）の株主優待の注意点

日本電信電話（NTT）の株主優待割引券には、受け取る際や使う際に注意しておくべきポイントがあります。
注意点をしっかり押さえ、無駄なく優待を受けましょう。

毎年優待がもらえる銘柄ではない

NTTは、毎年優待がもらえる銘柄ではありません。
継続保有2年目と5年目に、それぞれdポイントが付与されます。
1年目、3年目、4年目の優待はないため注意が必要です。

株式保有6年目以降の優待はない

NTTの株主優待は、継続保有5年目までとなっています。
株式保有6年目以降に株を保有していても、特にポイントの優待を受けることはありません。
ただし、キャンペーンなどの応募資格を得られる可能性がある他、配当金を受け取ることはできるため、優待がもらえる期間が終わっても株を保有しておくのがオススメです。

取得したdポイントには有効期限がある

NTTの株主優待で取得したdポイントには、有効期限があります。
有効期限は獲得した月から起算して48か月後の月末までとなっており、約4年間有効となっています。
せっかくの優待を無駄にしないよう、期限内に使い切るようにしましょう。

1株（ミニ株や単元未満株）では優待はもらえない

NTTで株主優待のサービスを受けるには、最低でも100株（1単元）が必要です。
ミニ株や単元未満株では株主優待割引券を受け取ることはできません。
投資初心者やまとまった資金のない方がおすすめされやすいミニ株・単元未満株ですが、お得な優待が受けられないことも多いというデメリットがあることも把握しておきましょう。

日本電信電話（NTT）（9432） の株主優待の口コミ・評判

NTT（日本電信電話）の株主優待に関する口コミ・評判をご紹介します。

NTT（日本電信電話）の株主優待の良い口コミ

NTTの株主優待の良い口コミでは、株の買いやすさや優待利回りの高さに言及しているものが多くみられました。
また、「食事の支払いの端数分で優待のdポイントを使った」という実際の使用例も投稿されていました。

5年間で4,500円分のポイントはそれほど大きいものではありませんが、こうした日々の食事の端数分の支払いに使えるという点では小さなお得感を得られる優待であると言えるでしょう。

NTT（日本電信電話）の株主優待の悪い口コミ

NTTの株主優待の悪い口コミはかなり少ないながらも、中には「ポイントを受け取る手続きが面倒」という声がみられました。
「手続きが面倒でずっと放置していた」というなんとももったいない投稿も。

NTTの公式サイトにて掲載されている手続きは下記のような手順です。

1. エントリー方法当該ページを別ウィンドウで開く
   郵送されたIDとパスワードを利用してエントリーサイトにログインする
2. エントリーサイトでアンケートに回答する
3. dポイント進呈先のアカウント情報を入力する（「ビジネスdアカウント」利用不可）
4. 株式の保有期間に応じてdポイントを進呈

確かに、アンケートへの回答やアカウント情報の入力などの手続きが必要になるため、飲食系企業などが発行する紙の優待券などと比べると面倒だと感じる方もいるかもしれません。
オンラインでの細かい手続きやアンケートの回答を面倒に感じる方には向かない優待と言えそうです。

日本電信電話（NTT）（9432） の株主優待の権利確定日

2025年3月の優待権利確定日一覧

2026年3月の優待権利確定日一覧

日本電信電話（NTT）（9432）の株主優待のよくある質問

NTTの株主優待によくある質問について、お答えします。

日本電信電話（NTT）の株主優待は転売できる？

NTTの株主優待は転売できません。
NTTの株主優待でもらえるdポイントは株主のdアカウントに付与されるものであるため、ポイントそのものの転売はできません。
また、dポイントはJALのマイルやスターバックスカードへのチャージに交換できますが、ポイントで交換した商品の転売・換金はdポイントクラブの規約で禁止されています。
（参考：dポイントクラブ「ポイント交換につかう」）

あくまで株主優待を提供している企業からのお願いであり、転売禁止の文言に法的な拘束力はありませんが、トラブルを防ぐためにも転売は避けたほうが無難と言えるでしょう。

株主優待のdポイントは本人以外が使える？

dポイントクラブ会員同士であれば、取得したdポイントを送り合うことができます。
ドコモの回線契約の有無やポイントの受け渡し方法によりdポイントクラブ会員情報の本人確認が必要となる場合がありますので、詳しくは公式サイトをチェックしてください。

（参考：dポイントクラブ「dポイントを送る機能とは」）

NTTの株主優待でdポイントは毎年もらえる？

NTTの株主優待でdポイントを毎年もらうことはできません。
NTTの株主優待は、2年継続保有と5年継続保有のタイミングの2回のみとなっています。
1年目、3年目、4年目、6年目以降はdポイントをもらえないので注意しましょう。

日本電信電話（NTT）（9432）の株主優待をもらうには！オススメ証券会社3選

株主優待のために株を保有する際のオススメ証券会社は、次の3つです。

SBI証券

引用元：SBI証券

SBI証券は、グループ全体で口座開設者数が1,000万人を超える大手ネット証券です。

SBI証券では条件選択と検索結果が1つの画面でチェックでき、非常にわかりやすい画面構成になっています。

検索画面で選択できる項目が多く、優待獲得に必要な金額などでも銘柄を絞り込めるのは優待目当ての投資において大きなメリットとなるでしょう。

手数料も業界最安水準ですので、迷ったらSBI証券を選ぶことをおすすめします。

楽天証券

引用元：楽天証券

楽天証券は、口座開設数が1,100万人超えの大手ネット証券です。

国内株式・投資信託の売買手数料が完全無料で、低コストで投資できることから人気があります。

楽天銀行や楽天カードの利用によって、決済額に応じた楽天ポイントがもらえるなど、楽天グループならではのお得な要素も多いです。

楽天経済圏の方やポイント投資に興味のある方には、楽天証券をオススメします。

マネックス証券

引用元：マネックス証券

マネックス証券の特徴は、圧倒的な情報量と扱いやすいツールの数々です。

特に、マネックス証券では株主優待内容・権利月・投資金額のシンプルな3条件でのみ検索が可能ですので、初心者でも好みの銘柄を探しやすいというメリットがあります。

初心者でも企業の業績予想などを簡単に把握できる銘柄スカウターや株価情報をリアルタイムでチェックできるマーケットボードの他、株取引に関するツールをうまく使えば好みの株主優待を探しやすくなるでしょう。

サポートも手厚く、初心者からベテランまで使いやすいネット証券です。