アトムの株主優待はお得？いつ届くかや買い方、使い方など具体的に解説

2024年07月16日 公開　
2024年07月30日 更新

株式会社アトムは、東海地方を中心に展開するステーキ店「ステーキ宮」や、回転寿司「にぎりの徳兵衛」を運営する会社です。
株主優待ではグループ店舗で使える優待ポイントがもらえるため、ファミリー層を中心に人気の銘柄です。
この記事ではアトムの株主優待について、オススメポイントや届く時期などを詳しく解説します。
もらうための条件や注意点などもお伝えするので、この記事を読めば、家族みんなで楽しめるお得な株主優待を確実にゲットできます。
ぜひ最後までチェックしてください。

アトムは、「和・洋・中」と幅広いジャンルで飲食店を運営している会社です。店舗数は全国に1,000店舗をこえていて、手作り居酒屋「甘太郎」やイタメシヤ「ラ・パウザ」など同一ビル内で立体的に展開している場所もあります。

また、強いフード企業をつくりあげるために、互いに客層を分け合える業態のM＆Aを積極的におこなっています。

アトムは、2005年より株式会社コロワイドグループの傘下となっています。
株式会社コロワイドの株主優待情報については、こちらの記事をチェックしてください。

コロワイドの株主優待はお得？いつ届くかや買い方、使い方など具体的に解説

この記事では、コロワイド（7616）の株主優待をご紹介します。「大戸屋」や「かっぱ寿司」などの有名ブランドで使える割引ポイントがもらえることから…

一言アドバイス

グループ店舗でも使える優待ポイントは使い勝手◎

アトム（7412）のおすすめ度

アトム（7412）の基本情報

基本情報

その他の情報

株価更新

アトム（7412）の株主優待の内容

アトムの株主優待の内容について解説します。

優待ポイントがもらえる

株式会社アトムの株主優待は、グループ店舗で使える優待ポイントです。

株数ごとの配布ポイント数は下記の通りです。

こちらは、2024年9月末以降の基準日の株主名簿に記載されている方が対象です。

優待ポイントは日本各地の特選品と交換も可能

アトムの株主優待でもらったポイントは、優待商品と引き換えることもできます。

生活圏内にアトムやコロワイドのグループ店舗がない場合でも、お得なサービスを受けられるのは嬉しいポイントです。

アトム（7412）株主優待のオススメポイント

アトムのオススメポイントは、使える店舗の多さと最低投資金額の安さです。

アトムの株主優待は対象店舗が多く使いやすい

アトムの株主優待で特筆すべきポイントは、優待ポイントを使える店舗の多さです。
アトムは、居酒屋「二重丸」や焼肉チェーン「がんこ炎＆がんこ亭」、回転寿司チェーン「かっぱ寿司」を運営するコロワイドグループの傘下にあります。
日頃から居酒屋を利用する機会の多い方や、家族で焼肉や回転寿司を楽しみたい方にとっては、アトムの優待ポイントはとてもお得です。

アトムの株主優待は少額で手に入る

親会社のコロワイドでもグループ店舗で使える株主優待ポイントを配布していますが、コロワイドの株価は2,000円台で優待権利発生株数は500株となっています。
そのため、コロワイドの株主優待をもらうためには最低でも100万円ほどの資金が必要です。
一方、アトムでは10万円以下の投資で優待をもらうことができるため、高額な資金を用意するのが難しい初心者でも購入しやすい銘柄であると言えるでしょう。

アトム（7412）の公式ホームページ

アトム（7412）の株主優待はいつ届く？もらうまでの流れ

• 初回に優待カードが届く
• 9月末割当基準日で株を所有している場合　12月にポイントを付与
• 3月末割当基準日で株を所有している場合　6月にポイントを付与

アトムの株主優待では、初回でもらった優待カードに年2回、ポイントが自動で付与されるシステムになっています。

アトム（7412）株主優待の前回からの変更点

アトムの株主優待は、2024年9月末を基準日とする株主優待（2024年12月ポイント付与分）より変更となります。
変更内容は下記の通りです。

残念ながら、アトムの株主優待ポイントは2024年12月分より、付与されるポイント数が半減します。
2024年5月9日に公式発表された情報によると、原材料価格の高騰や物価上昇に伴う消費マインドの低下による業績悪化が優待内容変更の理由とのことでした。

アトム（7412）の株主優待の注意点

気軽に生活の中で使えるアトムの優待割引券ですが、受け取る際や使う際には注意しておくべきポイントがあります。
注意点をしっかり押さえ、無駄なく優待を受けましょう。

割引券には有効期限がある

アトムの優待割引券には、有効期限があります。
ポイントの有効期限は、ポイント付与日より1年間です。
無期限で使えるものではありませんが、比較的長く使える良心的な優待ポイントであると言えます。
せっかくの優待を無駄にしないよう、期限内に使い切るようにしましょう。

1株（ミニ株や単元未満株）では優待はもらえない

アトムで株主優待のサービスを受けるには、最低でも100株（1単元）が必要です。
ミニ株や単元未満株では優待券を受け取ることはできません。
投資初心者やまとまった資金のない方がおすすめされやすいミニ株・単元未満株ですが、お得な優待が受けられないことも多いというデメリットがあることも把握しておきましょう。

コロワイドグループ内でも優待ポイントが使えない店舗がある

同じコロワイドグループの中には、「牛角」「大戸屋」「温野菜」「フレッシュネスバーガー」など、アトムでもらった優待ポイントが使えない店舗もあります。
優待ポイントを使う際には、公式サイト内の店舗案内をチェックしておきましょう。

優待ポイントが使えない業態

 ※株式会社アトム公式サイトより引用

アトム（7412）の株主優待の口コミ・評判

アトムの株の購入を検討する場合は、実際に優待を受けている人の意見をチェックしておくと良いでしょう。

X（旧Twitter）から、良い口コミと悪い口コミを集めましたので、購入の参考にしてください。

アトムの株主優待に対する良い口コミ

アトムの株主優待に対する良い口コミです。
優待内容の変更を悲しみつつも、お得な優待を楽しく使っている方が多く見られました。
また、中には「長年お得な優待を提供してくれた銘柄なので、優待内容変更後も保有し続ける」という声も目立ちました。

アトムの株主優待に対する悪い口コミ

アトムの株主優待に対する悪い口コミです。
やはり、優待内容の変更で付与ポイントが半減することを嘆く方や、「改悪だ！」と憤る声の他、株価の暴落を心配する方が見られました。

アトム（7412）の株主優待の権利確定日

2024年3月の優待権利確定日一覧

2024年9月の優待権利確定日一覧

2025年3月の優待権利確定日一覧

2025年9月の優待権利確定日一覧

アトム（7412）の株主優待のよくある質問

アトムの株主優待によくある質問について、お答えします。

アトムの株主優待は転売できる？

株主優待カードの転売は、法的には問題ないとされています。

アトムの公式サイト内の株主向けページにも、特に転売についての記載は見られませんでした。

フリマサイトやネットオークションの中には株主優待類の出品を禁止しているところもあるため、どうしても株主優待カードを転売したい際は金券ショップに買い取ってもらうのがオススメです。

Yahoo!オークションやメルカリでは、株主用サイトの残高照会ページの画像と共に優待カードを転売している例が数件見られました。
ただし優待ポイントの残高確認には、株主番号などの情報が必要です。
そのため、優待カードを転売者から買った人はポイントの残高確認が行えないなどの制限を受けることになります。

そもそもアトムが優待券の配布ではなくカードへのポイントチャージ形式をとっているのは、転売対策とも考えられます。

株を全て売却し、もう二度と優待カードを使う予定がない場合は特に気にする必要はありませんが、まだアトム株を保有している場合はトラブルを防ぐためにも転売には慎重になったほうがよいでしょう。

アトムの株主優待をもらうには資金は最低いくら必要？

アトムの株主優待をもらうためには、最低100株を保有する必要があります。

株価は日々変動するものですので、そのときの株価×100で計算し、購入に必要な資金を用意しましょう。

直近の株価（2024年7月1日現在）は700円台ですので、7～8万円ほどが目安です。

アトムの株主優待が使える店を検索するにはどうすればいい？

アトムやコロワイドの店舗の検索ページは下記の通りです。
コロワイドグルメサーチ

お店を探す｜かっぱ寿司

ただし、検索ページの中には優待カードが使えない店舗も掲載されている場合があります。
詳しくは、各店舗ページの備考欄をチェックしましょう。

アトムの株主優待が使える店舗・業態については、株式会社アトムの公式サイト内「株主様ご優待」の項目をご覧ください。

株主様ご優待｜株式会社アトム

アトムの株主優待の残高を確認するにはどうすればいい？

アトムの株主優待カードの残高を確認する場合は、株式会社アトムの公式サイト内「株主様ご優待サイト」をご利用ください。

IDとパスワードを入力すると、所持ポイントの確認の他、有効期限の確認、ポイント利用履歴の照会、株主情報の変更、優待商品の申し込みができます。

アトム（7412）の株主優待をもらうには！オススメ証券会社3選

株主優待のために株を保有する際のオススメ証券会社は、次の3つです。

SBI証券

SBI証券は、グループ全体で口座開設者数が1,000万人を超える大手ネット証券です。

SBI証券では条件選択と検索結果が1つの画面でチェックでき、非常にわかりやすい画面構成になっています。

検索画面で選択できる項目が多く、優待獲得に必要な金額などでも銘柄を絞り込めるのは優待目当ての投資において大きなメリットとなるでしょう。

手数料も業界最安水準ですので、迷ったらSBI証券を選ぶことをおすすめします。

楽天証券

楽天証券は、口座開設数が1,100万人超えの大手ネット証券です。

国内株式・投資信託の売買手数料が完全無料で、低コストで投資できることから人気があります。

楽天銀行や楽天カードの利用によって、決済額に応じた楽天ポイントがもらえるなど、楽天グループならではのお得な要素も多いです。

楽天経済圏の方やポイント投資に興味のある方には、楽天証券をオススメします。

マネックス証券

マネックス証券の特徴は、圧倒的な情報量と扱いやすいツールの数々です。

特に、マネックス証券では株主優待内容・権利月・投資金額のシンプルな3条件でのみ検索が可能ですので、初心者でも好みの銘柄を探しやすいというメリットがあります。

初心者でも企業の業績予想などを簡単に把握できる銘柄スカウターや株価情報をリアルタイムでチェックできるマーケットボードの他、株取引に関するツールをうまく使えば好みの株主優待を探しやすくなるでしょう。

サポートも手厚く、初心者からベテランまで使いやすいネット証券です。