投資デビュー時の資金は50万円未満が39.9%、10万円未満の人も23.4%という結果に。|初めての投資先は国内株式か投資信託が大多数を占める
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テクニカル分析専門サイト『テクニカルブック』は、デビュー時の投資家の実態を調査する目的で、現在投資を行っている303名を対象にアンケート調査を行いました。本調査の結果からは、少額の資金で株式/投資信託から投資を始めている人が多いことが分かってきました。
※本記事では、プレスリリースに掲載していない調査データも紹介しています。より詳細な補足情報を確認したい方は、ぜひ記事全文をご覧ください。
目次
調査サマリー
今回実施したアンケート調査の主な結果は以下の通りです。
- 投資を始めたきっかけは「老後の生活資金/年金に不安を感じた」「投資に回せる余裕資金ができた」が30.7%で同率1位
- 投資デビュー時の資金は50万円未満の人が49.9%、10万円未満の人も23.4%に上る
- 初めての投資先は国内株式を選ぶ人が48.2%、投資信託を選ぶ人が32.0%を占める
- 10万円未満の投資デビューでは、投資信託が43.7%でトップ
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者 :「現在、投資に取り組んでいる」と回答した20歳以上の男女
調査期間 :2023年7月13日~7月14日
有効回答 :303名
主な調査結果
1.投資を始めたきっかけは「老後の生活資金/年金に不安を感じた」「投資に回せる余裕資金ができた」が30.7%で同率1位
投資を始めたきっかけについて質問したところ、「老後の生活資金/年金に不安を感じた」「投資に回せる余裕資金ができた」が30.7%で同率1位となりました。3位は29.7%で「低金利で預貯金に付く利息が少ないことに不満を感じた」、4位は27.4%で「副収入/不労所得を得たいと考えた」となっています。
5位以下は4位以上から割合が大きく減り、5位が「投資の非課税制度(NISA/iDeCoなど)を知った」の15.8%、6位が「経済/金融について学びたいと感じた」の12.2%、7位が「家族/友人/知人などに勧められた」の10.9%です。なお、8位以下は10%を下回る水準となっています。
この結果からは、老後の生活に対する不安や低金利といった環境がきっかけとなり、投資を始めた人が多いことが分かります。また、資金的に余裕ができたことから、投資を始める人も多く見られました。
2.投資デビュー時の資金は50万円未満の人が39.9%、10万円未満の人も23.4%に上る
上のグラフは、投資を始める際に用意した投資金額の回答結果をまとめたものです。最も多いのは「100万円〜299万円」で26.7%、続いて「10万円未満」の23.4%、「10万円〜49万円」の16.5%という結果になっています。
この結果を整理すると、最初の投資資金が10万円未満の人は23.4%、50万円未満の人は39.9%、100万円未満の人は48.8%です。一方で、1000万円以上の人は6.3%、500万円以上の人は10.3%、300万円以上の人は18.9%となっています。
4人に1人は10万円未満で投資を始めていることからは、投資は小さい金額でも問題なく始められることが読み取れそうです。
3.初めての投資先は国内株式を選ぶ人が48.2%、投資信託を選ぶ人が32.0%を占める
最初に投資した金融商品について質問したところ、1位は「国内株式」で48.2%、2位は「投資信託」で32.0%という結果になりました。3位以下は大きく割合が下がり、3位は「FX(外国為替取引)」で5.3%、これに僅差で4位の「国債」が5.0%で続く形となっています。
このように、国内株式と投資信託が人気で、全体の8割を占める結果となりました。
なお弊社が実施した「投資経験者が初心者におすすめする商品」に関する調査でも、1位に国内株式、2位に投資信託が選ばれています。国内株式や投資信託は初めての投資先として定番となっていることがうかがえます。
4.10万円未満の投資デビューでは、投資信託が43.7%でトップ
ここからは、最初に投資した対象を投資資金別に集計した結果を紹介していきます。
▼10万円未満
10万円未満で投資デビューした人で集計すると、1位は「投資信託」の43.7%、2位は「国内株式」の39.4%、3位が「暗号資産(ビットコインなど)」で4.2%でした。
全体と比較すると1位と2位が入れ替わっており、10万円未満においては投資信託を購入した人が多い結果になりました。少ない資金から始められる投資としては、投資信託の積立投資が人気です。この後に紹介する結果にも関連しますが、少額資金から投資を始める人は投資信託を選ぶ傾向が強いことがうかがえます。
▼10万円~99万円
10万円〜99万円では、「国内株式」が62.3%で圧倒的な1位となっています。2位は「投資信託」の22.1%、3位は「FX(外国為替取引)」で6.5%でした。
10万円を超えてくると国内株式を購入する人が大きく増加して、その分、投資信託を購入する人が減少するという結果になっています。3位に入ったFXは6.5%と健闘していますが、国内株式と投資信託の上位2つには食い込めていません。
▼100万円~299万円
100万円〜299万円でも、1位は「国内株式」の43.2%、2位は「投資信託」の32.1%となっています。100万円を超えても、この2つから投資を始める人が大半を占めているといえそうです。
ただ、3位は「FX(外国為替取引)」で8.6%、4位は「外国株式」で7.4%、5位は「債券(国債など)」で6.2%となっています。上位2つとの差は大きいですが、100万円未満の人よりも他の金融商品を購入する人が増えてきている印象です。
▼300万円~499万円
300万円〜499万円では、1位が「国内株式」で50.0%、2位が「投資信託」で26.9%となりました。3位は「債券(国債など)」と「FX(外国為替取引)」が7.7%で並んでいます。
▼500万円以上
500万円以上では、1位が「国内株式」で41.9%、2位が「投資信託」で35.5%、3位が「不動産投資(現物)」で9.7%となりました。上位2つは他と同じですが、3位に不動産投資が入ってきているのが大きな特徴です。その一方で、これまで上位に入っていた「FX(外国為替取引)」は0%となっています。
このことからは、不動産投資から投資を始める人は500万円以上とまとまった資金を用意する人が多いといえるかもしれません。逆に投資をFXで始める人は、500万円以上というまとまった資金が貯まる前に、もう少し少額からスタートする人が多いことが読み取れます。
比較的少額の資金から国内株式/投資信託で投資デビューする人が多い
今回の調査結果をまとめると、以下の通りです。
- 投資を始めた時の資金は50万円未満が39.9%、10万円未満も23.4%と、少額から始めた人も多い
- 最初に選ぶ投資商品は、国内株式が48.2%、投資信託が32.0%で多数を占める
- 投資を始めたきっかけは、「老後の生活資金/年金に不安を感じた」「投資に回せる余裕資金ができた」が30.7%で最も多い
以上の結果からは、老後の生活に対する不安を背景に、余裕資金ができたら投資を始める人が多いことが分かります。また、まとまった資金を用意して大きく投資を始めるのではなく、少額の資金で国内株式や投資信託を購入して、小さく投資を始める投資家の姿が見えてきました。