株式市場の寄り付きとは?寄り付きで使える株式の買い方を2つ紹介!
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株式市場の寄り付きとは、株式市場が始まる瞬間であり、日本の株式市場では午前9時を指します。
寄り付き時は株価が大きく動くケースも多く、うまく利用することで取引を有利に進められるでしょう。
この記事では、寄り付きに関する基礎知識から寄り付き時の株式の買い方まで詳しく解説していきます。
目次
株式市場の寄り付きとは株式市場で取引が始まる時間
株式市場の寄り付きとは、株式市場で取引が始まる瞬間を指し、日本の株式市場では午前9時が寄り付きの時間となります。
昔、人の手で注文伝票を寄せ集めて株価がつけられていたことが「寄り付き」と呼ばれるようになった由来です。
また株式市場には前場と後場がありますが、後場の寄り付きは「後場寄付」とよばれます。
株式市場における寄り付きは市場の動向が決まるから重要
株式市場の寄り付きで初めについた株価は「始値」と呼ばれ、1日の基準となる株価となります。
したがって決まった始値次第で市場全体の雰囲気や、投資家の行動が左右されるので寄り付きは重要な時間帯なのです。
また寄り付きでは、注文が殺到して出来高が高まることが多いので、その日の株式市場の方向性を把握するための重要な情報源ともなります。
寄り付き時に株式を買う2つのメリット
株式市場の寄り付き時に株式を買うメリットとして以下の2つが挙げられます。
- 出来高が多く注文が約定しやすい
- 短期間で利益を狙える
出来高が多く注文が約定しやすい
株式市場における寄り付きは、出来高が1日のうちで大きくなる時間帯の1つです。
出来高の大きい時間帯は、多くのトレーダーによって注文が出されるので、自身の取引したい注文価格で約定できる可能性が高まります。
短期間で利益を狙える
寄り付き前後は株価が急騰、急落することが多く、このようなボラティリティの高さをうまく利用できると、短時間で効率よく利益を得られます。
特にデイトレードのような短期取引を行う人にとっては、寄り付きはトレードチャンスであるといえるでしょう。
寄り付き前に注目するべき2つのポイント
株式市場の寄り付きは、その日の株式市場におけるトレンドや雰囲気を把握するために重要な時間帯です。したがって以下の2つの点に注目して、取引前に準備しておきましょう。
- 夜間のニュースや海外市場の動向をチェックする
- 注文状況をみて投資家の心理状況を読み取る
夜間のニュースや海外市場の動向をチェックする
株式市場の寄り付き前には、経済指標や重要なニュースを確認しておきましょう。
特に前日の夜間に発表されたニュースや経済イベントの影響によって、その日の始値が大きく影響を受けることがあります。
例えば、夜間に企業の業績悪化に関するニュースが発表されると、次の日の始値が前日の終値を大きく下回ることがあるのです。
また夜間に開場している海外市場の動向や重要な経済イベントが、翌日の株式市場に影響を与えることもあるので、チェックしておくようにしましょう。
注文状況をみて投資家の心理状況を読み取る
寄り付き前に投資家達が発注している注文状況を確認することで、心理状況を読み取れます。
株式市場では、投資家達は寄り付き前から取引注文を発注できます。寄り付き時にそれらの注文が処理されて価格チャートに反映されるのです。
したがって寄り付き前の注文状況を見ることは、投資家の心理状況を把握するために役立ちます。
例えば寄り付き前に、ある銘柄において買いの指値注文や成行注文を出している投資家の比率が高ければ、多くの投資家がその銘柄の価格上昇に期待しているといえるでしょう。
寄り付きにおける2通りの株式の買い方
株式市場の寄り付きを利用した株式の買い方として、以下の2つが挙げられます。
- 寄り付きで高値を超えたら株式を買う
- ギャップ埋めを狙う
寄り付きで高値を超えたら株式を買う
寄り付き後に株価が今まで超えられなかった高値を超えた場合、株式を購入します。
寄り付きの時間帯は出来高が多いので、株価が大きく変動することが多々あります。
寄り付きにおける価格の急変動で今まで意識されていた高値を超えると、多くのトレーダーが株価を購入する可能性があり、上昇トレンドに乗れる確率が高まるのです。
ギャップ埋めを狙う
寄り付き前に大きな経済ニュースが発表されたり、取引が活発に行われたりすると、前日の終値と当日の始値との間に価格差、「ギャップ」が生まれることがあります。
ギャップが長期トレンドと逆方向に発生した場合、ギャップを埋めるケースが多々あります。
したがって上昇トレンド中に、下方向のギャップが発生した場合に株式を買うことでより安い価格帯で株式を購入できるのです。
寄り付きのリスクと3つの注意点
株式市場における寄り付きはトレードチャンスではあるものの、以下の3つの点には注意しなければいけません。
- ボラティリティが高く株価が急落する可能性がある
- 指値注文が約定しないことがある
- ギャップがすぐに埋まらないことがある
ボラティリティが高く株価が急落する可能性がある
寄り付きの時間帯は相場のボラティリティが高いので、効率よく利益を狙えますが、株価が急落するリスクも高い点には注意しなければなりません。
したがって寄り付きを利用して株式を買う際は、損切り位置や利益確定位置など取引戦略を立てて、リスク管理をしっかり行うようにしましょう。
指値注文が約定しないことがある
寄り付き時の急激な株価の変動により、指値注文が約定されずに価格が変動してしまうこともあります。
特に寄り付き前に売りの損切り指値を発注する場合、株価が指値注文よりも低い価格帯で寄り付いてしまうと、指値が約定されずに含み損が膨らんでしまいます。
したがって寄り付きにおける取引では、指値注文だけでなく、成行注文の利用も検討してみてください。
また成行注文をする際は、約定価格と注文時の価格がずれてしまう「スリッページ」には注意しましょう。
ギャップがすぐに埋まらないことがある
ギャップ埋めを狙った取引をする際は、ギャップがその日に埋まらない可能性があることは覚えておきましょう。
過去の事例からもギャップはいつか埋まるケースが多いですが、その日に必ず埋まるとは限りません。
寄り付き時は価格変動が激しく、下落が続くこともあるので、意図していない方向に価格が変動した場合は、素早く損切りを行いましょう。
まとめ:寄り付きをうまく利用してトレードを有利に進める
株式市場における寄り付きは、1日の株価の動向や投資家の行動を決める重要な時間帯であり、寄り付き時の取引状況を把握することでトレードを有利に進められます。
しかし寄り付き時は株価が急変動するケースも多いので、取引前にはしっかりと準備と分析を行い、取引戦略を立てておくことが大切です。