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NYダウとは?算出方法や構成銘柄をわかりやすく解説

2024年05月09日 公開 
2024年11月11日 更新
NYダウとは?算出方法や構成銘柄をわかりやすく解説
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NYダウは、米国株式市場の状況を表す株価指数の1つであり、世界中の投資家から注目されています。

しかし、NYダウの構成銘柄や算出方法などについて正確に理解できていない方もいるのではないでしょうか。

またナスダックやS&P500など、米国における他の株価指数と比較した際に、どの指数を見ることが自身の投資戦略に最も適しているのか疑問を抱えている方もいるでしょう。

この記事では、NYダウとは何か、その特徴や他の株価指数との比較などについて解説します。

この記事を読むことで、NYダウへの理解が深まり、投資家としての知識が向上するでしょう。

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NYダウとは

NYダウとは、米国を代表する株価指数の1つです。

正式名称は「ダウ・ジョーンズ工業株30種平均」で、その名のとおり、30の米国大手企業の株価を指標化したものです。アメリカ経済全体の状態を示す指数として多くの投資家に注目されています。

NYダウの構成銘柄

NYダウの構成銘柄は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社によって選ばれ、金融やヘルスケア、通信など幅広い業種が含まれています。

代表的な構成銘柄として挙げられるのが、アップル、マイクロソフト、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ゴールドマン・サックスなどです。

銘柄の入れ替えは市場の動向を反映して定期的に行われます。

NYダウの算出方法

NYダウは、構成銘柄全ての株価合計から平均値を割り出し、さらに除数で割って算出されます。

除数は、株式分割や銘柄の入れ替えなどのイベントによる影響を調整するために使用されます。

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ナスダックやS&P500との比較

米国の代表的な株価指数は、NYダウの他にも「ナスダック(NASDAQ)」や「S&P500」があります。

3つの株価指数は、構成銘柄数、算出方法、および特徴が以下のように異なります。

項目NYダウナスダックS&P500
構成銘柄数30社ナスダック上場の非金融企業100社時価総額の大きい500社
算出方法株価平均(ダウ除数で調整)時価総額加重平均時価総額加重平均
特徴経済全体のトレンドを示すテクノロジー分野の動向を示す米国経済全体の動向を示す

構成銘柄について、ナスダックはテクノロジー企業を中心とした100社、S&P500は時価総額の大きい米国企業500社と、NYダウよりも数が多いです。

また算出方法についても、NYダウは株価をもとにしているのに対して、ナスダックとS&P500は時価総額をもとにしているという違いがあります。

テクノロジー分野に注目するならナスダック、米国経済全体の動向を広範に捉えたいならS&P500、伝統的なブルーチップ企業(成長性と財務基盤が安定している企業)の動向を見たいならNYダウが適しているといます。

 NYダウの歴史と最高値

NYダウは1896年に算出がスタートされ、当初は工業企業を中心とした12社で構成されていましたが、1928年に構成銘柄数が30社に拡大され、現在の形となりました。

2008年のリーマンショックのような経済的ショックを経験したものの、長期的なチャートを見てみると、一貫した成長を続けており、2024年には再び過去最高値を更新しています。

NYダウのチャート画像

チャート:TradingView

ダウ平均株価/1月足/2024.5.6

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 NYダウへの投資方法

NYダウへの投資方法には、主に以下の2つがあります。

  • 投資信託やETFを通じた投資方法
  • NYダウ先物

投資信託やETFを通じた投資方法

投資信託やETF(上場投資信託)は、初心者でも手軽にNYダウへ投資できる手段です。

投資信託は専門のファンドマネージャーが運用するので自身で投資状況を確認する手間が省け、また積立投資や分散投資によってリスクを低減できます。

一方ETFは、投資信託と違って株式市場を通してリアルタイムで売買できるので、価格変動へ即座に対応できます。

NYダウ先物

NYダウ先物は、NYダウ指数を対象とした先物取引です。

先物取引とは、取引時点に決めた価格で将来における特定の日に売買することを約束する取引です。

先物取引では、将来的に価格が安くなるであろうことも約束できるので、価格の上昇だけでなく下落でも利益を狙えます。

またレバレッジを活用して大きなポジションを持つこともできますが、リスクが高く、予想が外れると損失は大きくなるので、投資初心者は特に慎重なリスク管理をしなければなりません。

まとめ:NYダウについての理解を深める

この記事では、NYダウの特徴やナスダック、S&P500との違い、投資方法について詳しく解説しました。

NYダウは、米国株式市場全体のトレンドを把握する際に非常に役立ちます。

またスタート以来、構成銘柄の見直しやダウ除数による調整により、信頼性を維持し続けていることからも、今後も投資における重要な指標として位置し続けるでしょう。

NYダウの成長性へ期待する方は、適切な戦略を立てたうえで、投資信託やETF、先物取引を通じての投資を検討してみてください。

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著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
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