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【BEST3】FXのデモトレード・過去検証アプリ|スマホで練習やバックテストが可能

2022年12月20日 公開 
2024年11月22日 更新
【タイプ別】FXに役立つデモトレードの厳選アプリ!目的別に選ぶおすすめ3選はコレ!

デモトレードで練習をするときには何を目的にするのかによって使用するアプリが変わってきます。

  • 検証するとき
  • 手法を確かめるとき
  • 操作を覚えるとき

いつどんなアプリを使えばいいのかで悩むうえに、デモトレードのアプリが多すぎて選ぶのに困ってしまいます。

この記事ではたくさんのアプリの中から実際の使い勝手から選び抜いたアプリを、目的別に厳選しておすすめしていきます。

この記事ではデモトレードのアプリについて詳しく解説していきますが、デモトレードについて先に詳しく知りたい場合は、デモトレードまとめ記事を参照してください。

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デモトレードのアプリは2つのタイプがある!

FXのデモトレードアプリには大きく分けて2つのタイプがあります。

ひとつは、過去の値動きなどを繰り返し確認したり検証したりするためのシミュレーションを目的としたアプリ。

もうひとつは、実際の相場と同じ環境で仮想の資金を使って取引をするデモトレード口座を使用した取引アプリです。

それぞれの特徴を確認してみましょう。

シミュレーションアプリの特徴

シミュレーションアプリは「過去の値動きをデータ化し任意の期間の値動きを再現する」ことができます。

データ化された値動きを再生しますので、どの期間を再生するか選択できますし、早送りや巻き戻しも簡単に行えます。

例えば、同じ場所を何度も再生して値動きの癖を掴んだり、自分の取引ロジックが有効に機能するのかを早回しで確認するなど、検証作業を行うことができます。

また、値動きの再生中に取引を行うこともできますので、実際にどれぐらいの勝率があり、どれぐらいの金額が増えるのかをシミュレーションすることも可能です。

デモトレード口座の特徴

「リアルトレードと同じ取引アプリを使って仮想の通貨で売買を行える」のがデモトレード口座です。

実際に配信されている価格レートを使って取引を行いますので、本番さながらの臨場感を体験することができます。

リアルトレードと同じアプリを使用するので取引アプリの使い方を覚えられるほか、結果がまだわからない未来を想像しながら取引を行うので相場観を養うこともできます。

損失が出てしまったとしても実際のお金が減るわけではないので、リスクなくFX取引の経験値を積むことができます。

【タイプ別】デモトレードにおすすめのアプリ

リアルトレードの前に練習をするというのは相場から利益を生み出すには必須の項目です。

ではどんなアプリを使って練習をすればいいのか、タイプ別に分けてそれぞれおすすめのアプリをご紹介します。

目的に合わせて参考にしてください!

【過去の値動きで検証!】シミュレーションアプリ3選!

過去の相場を再現して手法の検証を行えるシミュレーションアプリ。

スマホだけで完結するアプリを集めました。

①練習目的を設定することができる検証アプリ【Runcha】

20年分の過去の値動きデータや、29種類のインジケータやオシレータなどのテクニカルツールを搭載するなど、シミュレーションアプリではトップクラスの情報を持つのがRunchaです。

過去の金融ショックで起きた大きな値動きをピンポイントで体験できる「相場体験モード」

自分の取引を細かく分析し客観的に見ることができる「マイページ機能」

他にも特定のテクニカル分析に特化した相場を経験できたり、アプリを使用している上位トレーダーの取引を確認出来たりと、かゆいところに手が届く機能がたくさん入っています。

これまでの検証アプリとは一味違った経験ができるアプリです。

iPhone版、android版の両方が用意されています。

Runchaサンプル画面

「Runcha」FXデモトレードに変わるFXトレード練習アプリ for iPhone & Android 

②手軽に過去検証を行うなら【FXバックテスト】

登録も口座開設も不要で使えるお手軽検証アプリです。

お手軽と言ってもインジケータの表示やラインの描写、スプレッドの設定やタイムゾーンの変更など、リアルトレードの取引アプリと変わらない性能を持つアプリです。

一部のデータは内蔵されているのでオフラインでも使用できるのはうれしいところです。

ユーザーの声を聴きながら随時アップデートされていますので、使いやすさは今後も向上していくでしょう。

iPhone版、android版どちらも用意されています。

FXバックテストサンプル画面

「FXバックテスト」for iPhone

FXバックテスト」for android

「FXバックテスト」に対するTwitter(X)上の評判

「FXバックテスト」は、シンプルなトレード練習アプリとしてTwitter上でも高く評価されています。

③スマホ検証アプリの金字塔【FX検証】

スマホでの過去検証アプリと言えばこのFX検証を挙げるトレーダーは多いはずです。

ふたつの時間軸のチャートを同時に表示しながら進めることができるほか、エントリー位置とイグジット位置の記録、インジケータの表示、ライン描写などテクニカル分析に必要なほとんどのことができます

無駄な装飾などが無いので動作が軽く、サクサクと検証作業を進めることができます。

そしてうれしいことに毎週日曜日に先週分のデータがアップデートされること。

振り返りがすぐにできるのはトレーダーにとってありがたい付加価値です。

以前は「CHART Book」という名前で無料提供されていましたが、現在は有料となっています。

とはいってもそのお値段は「160円!」。(2022年12月現在)

この価格でこれだけの検証作業ができると思えば安すぎるぐらいです。

iPhone版のみの提供となっています。

FX検証サンプル画面

「FX検証」をApp Storeで (apple.com)

「FX検証」に対するTwitter(X)上の評判

アプリ「FX検証」は、コスパ抜群のトレード練習アプリとして、Twitterでも人気があります。

https://twitter.com/jG6pjHxvrtae8CB/statuses/1498813396653056000?s=20

FX書籍『鬼速FX 時給21万円の「神・短期トレード」』で知られるトレーダー・もちぽよ氏も、「FX検証」を使っているようです。

https://twitter.com/mochi_fxtrader/statuses/1605020660606324737?s=20

【リアル相場で腕試し!】デモトレード口座アプリ3選!

仮想の資金を使ってリアル相場で腕試しができるデモトレード口座。

スマホで使いやすいと評判のデモトレードアプリを集めてみました。

①GMOクリックFXneo

国内顧客数、取引量共にトップクラスのGMOクリック証券が手がけるFX取引アプリです。

実際のFX取引を行う際に使用するアプリを使ってデモトレード専用の口座で取引を行います。

そのため、操作感、配信レート、取引環境はすべてリアルトレードと同じ状態で行えます。

スプレッドも業界内最低水準クラスであり、スワップポイントも高くつきますので、リアルトレードへそのまま移行しても有利にトレードができる国内証券会社です。

スマホアプリでめずらしく4画面分割ができるなど操作性、利便性も抜群です。

有効期限が1か月と少し短いですが、再申請することで何度でもデモトレード口座を利用することができます。

リアルトレードへあと一歩というタイミングで使用したい証券会社のデモトレードアプリです。

GMOクリックFXneoサンプル画面

引用:GMOクリック証券

GMOクリック証券 – FX取引専用アプリ「GMOクリック FXneo」

②楽天FX

ECサイトでも有名な楽天の金融部門、楽天証券のFX取引アプリです。

スプレッドやレバレッジなど他の取引アプリと大差はありませんが、おすすめに入れた理由としてはデモトレード口座の有効期限です。

多くの証券会社のデモトレード口座が1ヶ月から3ヶ月で有効期限が切れてしまい再申請をしなければいけないのに対して、楽天FXでは実質無制限の利用期限となります。

実質と書いたのは90日間のログインが無い場合に限り、デモトレード口座の登録が解除されてしまうからです。

つまり90日以内のログインを繰り返していれば実質無制限で使用できるということです。

デモトレード口座は各社無料とはいえ、申請は面倒臭いものです。

その他の機能に大差がないのであれば、わずらわしさが無いというのはメリットと言えるでしょう。

楽天FXサンプル画面

デモ取引 / 使い方 / iSPEED FX

③FX初心者ガイド

証券会社が提供しているデモトレード口座ではありませんが、リアル配信レートにてデモトレードが体験できるスマホアプリです。

FXをこれから始めようと考えている方に向けた学習機能も搭載しておりますので、FXを学習しながらリアル相場の臨場感をゲーム感覚で体験することができます。

アプリ内で先週の相場の振り返りを解説してくれたり、FX会社の特徴を比較しておすすめを教えてくれたりと、初心者に特化したデモトレードアプリとなっています。

シミュレーションアプリでの過去検証がいまいちわからないという方は、このアプリから始めてみるのもいいでしょう。

ただし、iPhone専用ですのでご注意ください。

FX初心者ガイドサンプル画面

「FX初心者ガイド-本格デモトレードで簡単投資シュミレーション」 for iPhone & Android

デモトレードをアプリで練習する6つのメリット

デモトレードはリアルトレードの前には必ずやっておくといいと言われます。

アプリを使って取引の練習や検証作業をすることのメリットは次の6つです。

  • 無料で利用できる
  • 自分の資金に損失が出ない
  • 値動きのイメージを養うことができる
  • 本番と同じ環境で練習ができる
  • 取引アプリの操作感を覚えられる
  • 通常よりもはやい速度で値動きを観察することができる

本番前の練習を行うにあたって知っておきたい6つのメリットについて解説していきます。

デモトレード口座、シミュレーションアプリ共通のメリット

まずは両方に共通するメリットを見ていきましょう。

無料で利用できる

デモトレード口座は基本的に全て無料で利用できます。

実際にFXを取引をする際には証券会社やFXブローカーで口座を開設しますが、自社の取引口座を使ってもらうために無料でお試しができるようになっています。

またシミュレーションアプリもほとんどの場合、無料で利用することができます。

多くの学習機能を持つアプリでも無料のものがたくさん出ており、これから始めようと思う初心者にとっては大変助かります。

自分の資金に損失が出ない

シミュレーションアプリ、デモトレード口座共に、取引には仮想の資金を使用します。

そのため、ご自身の資金を一切減らすことなくトレードの感覚を覚えることができます。

相場の経験値を積むことや自分の手法の優位性を確かめるなど、本来勝ち負けを繰り返しながら痛みを伴い覚えていくことをノーリスクで行うことができます。

値動きのイメージを養うことができる

トレードで大事なのは経験則です。

リアルトレードの前にシミュレーションアプリやデモトレード口座で値動きのイメージを掴めるということは、経験が浅いことによって被る損失リスクを減らせるということになります。

一度経験していることと、未経験では大きな差が出ます。

デモトレードではそれをリスクなく体験できるのです。

デモトレード口座のみのメリット

続いてデモトレード口座でのみ受けられるメリットについて解説していきましょう。

本番と同じ環境で練習ができる

デモトレード口座で配信される価格はリアルトレードと同じ価格で配信されます。

つまり自分の資金ではないという点以外は、本番と同じ環境であると言えます。

早送りも巻き戻しもできない環境で、しっかりと分析をしてトレードを行分ければいけません。

それにより実戦で得る経験値と同じ体験をリスクなく得ることができます。

取引アプリの操作感覚を覚えられる

取引アプリは各証券会社やFXブローカーで独自のものを用意している場合が多くあります。

そのためボタン操作や配置などを覚えなくてはいけません。

リアルトレードと同じアプリを使ってデモトレード口座で取引を繰り返すことによりアプリの操作に慣れることができます。

特に初心者のうちはポジションを持つときには焦ってしまいがちになります。

慌てることなくアプリを操作できるというのは、初心者のうちは大きな安心感を得られます。

シミュレーションアプリのみのメリット

最後にシミュレーションアプリでのみ受けられるメリットについて解説します。

通常よりもはやい速度で値動きを観察することができる

シミュレーションアプリは値動きをデータ化しているので再生速度も自由自在です。

そのため10年分の値動きを1000倍速で再生し長期間のデータを効率的に集めることもできますし、1日の値動きを100倍速で再生して短い時間で観察することもできます。

本来なら何年もかかる経験を効率的に学ぶことができます。

同じ相場が来ることはありませんが、似たような値動きはよく起こります。

その経験値のストックをたくさん集めることができるのです。

デモトレードをアプリで練習する5つのデメリット

一方でデモトレードはやらない方がいいという意見もあります。

なぜそう言われてしまうのか、デメリットという側面から考えてみましょう。

よく言われているのは次の5つです。

  • ゲーム感覚になってしまう
  • 自己資金が増減するメンタルが鍛えられない
  • 土日は取引することができない
  • 有効期限がある
  • 結果が早くわかることに慣れてしまうことでの損切り貧乏

ではデモトレードで陥りやすい現象について5つのデメリットを解説していきます。

デモトレード口座、シミュレーションアプリ共通のデメリット

両方に共通するデメリットはなにか確認していきましょう。

ゲーム感覚になってしまう

デモトレードは仮想の資金でトレードを行うので、自分の資金は一切減りません。

そのため自分のお金が減るという心の痛みを感じることはありません。

それによりトレード自体がゲーム感覚になってしまい、損失への考え方が欠落する可能性があります。

「例え資金が全損してもリセットすればいい」

このように損失に対してゲームをリセットするような感覚でトレードを覚えてしまうと、実際のトレードでは勝ち残ることは難しくなるでしょう。

自己資金が増減するメンタルが鍛えられない

デモトレードでの痛みを伴わないトレードを繰り返すことで自分のお金が減る恐怖に耐性がつかないということが起こります。

トレードにおいては適切な損切りを行い自己資金の全損を防ぐということが必要になります。

しかしデモトレードでは自己資金が減る痛みを学べないことで、実際の損切り時の自己資金が目減りすることに耐えられず、損切り出来ないまま含み損が大きくなってしまうケースがあります。

「投資をすることはお金をリスクにさらすことである」ということをしっかり理解しておかなければいけません。

デモトレード口座のみのデメリット

続いてデモトレード口座を利用しているときのデメリットについて解説していきましょう。

土日は取引をすることができない

デモトレード口座で取引をしているということは、現在トレードの勉強中ということでしょう。

サラリーマンの方などはお休みの土日にたくさん勉強をしたいはずです。

しかしデモトレード口座ではリアルレートの配信を使っての取引を行いますので、リアルトレードの配信がない土日は取引をすることができません

せっかく多くの時間をトレードの勉強に当てられる日に限って取引ができないのです。

とはいえ、各FXブローカーでは土日に仮想のレートを配信して取引の練習ができるようにしているところも多くあります。

また、シミュレーションアプリでは365日取引の練習をすることができます。

リアル配信レートでの取引ができない時は別の方法がたくさんあるのでデメリットとは言えない程度のことかもしれません。

有効期限がある

デモトレード口座は基本的に練習用のトレード口座です。

そのため多くのFXブローカーでは1か月から3か月程度のデモトレード口座の有効期限を設けていることがほとんどです。

長期的な検証をしている最中に期限が来てしまって、いつのまにか使えなくなってしまったということも多々あります。

有効期限には十分注意しておきましょう。

ブローカーによっては、リアルトレード口座の開設や使用期間の延長の申請を行うことで無期限に利用できる場合もありますので、各FX会社のホームページ等で確認をしてください。

シミュレーションアプリのみのデメリット

最後にシミュレーションアプリならではのデメリットについて解説します。

結果が早くわかることに慣れてしまうことでの損切り貧乏

シミュレーションアプリでの検証や取引の練習では早送りなどをして結果を早く出して、取引を多くこなすような練習をたくさん行います。

そのため、ポジションを持った後に結果がすぐにわかるという現象に慣れてしまうことがあります。

その慣れにより、保有したポジションが含み損になると損切りルールに到達していないにもかかわらず、すぐに損切りしてしまうという現象が起こります。

細かい損失を多く生み出してしまう、いわゆる損切り貧乏です。

「結果を待つ」ということに耐性が付いていないということです。

まとめ:アプリでの練習は知識と技術を覚えるためのもの

デモトレードはアプリで簡単に行える練習ですが、自己資金の増減が無く投資に対するメンタルを鍛えることができません。

しかしメンタルの前に技術や知識が伴っていないと、そもそもの分析が間違っているということにもなりかねません。

デモトレードは知識や技術を正確につけるための練習ですので、投資で利益を安定してあげられることとは別のこととなります。

それをちゃんと理解して自分に必要なアプリは何かを選択し、デモトレードを有効に活用する練習をしてみましょう。

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著者
Runchaテクニカル分析チーム
チーム紹介ページ

日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト|4大監査法人出身者|TradingViewインジケーター開発者|EA開発者|

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監修者
山中康司

有限会社アセンダント

学歴: 慶應義塾大学卒業

著書: 『FXチャート分析マスターブック FX ボリンジャーバンド常勝のワザ』(2013年12月)

来歴: アメリカ銀行バイスプレジデント → 日興シティ信託銀行為替資金部次長を歴任。・金融コンサルティング会社アセンダント設立。金融リテラシー協会代表理事を務める。



所有者
株式会社アドバン

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内田 まさみ ラジオNIKKEI
日経CNBCの番組パーソナリティ
経済雑誌多数連載中
山中 康司 金融リテラシー協会 代表理事
アセンダント取締役
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